11月17日(木曜日)5年生は、自然を愛した童話作家、宮澤賢治さんの「注文の多い」料理店を、おはなしサークル「たんぽぽ」さんに読み聞かせをしてもらいました。この作品は、5年生の教科書に載っています。視聴覚室全体が宮澤賢治さんの世界に飾り付けられました。いよいよお話が始まります。
あかりが消えて、物語が始まりました。裕福な猟師たちが山猫に食べられるために、注文を受けながら部屋を進んでいくというとてもこわいお話です。猟師たちの動きを扉の変化で表現します。
間一髪で猟師たちは助けられます。だけど、こわくて泣いて、しわくちゃになった顔はもとに戻らなかったという結末でした。自然を愛した宮澤賢治さんの文明への批判がこもった物語だと言われています。最後に、5年生はお世話になった「たんぽぽ」さんにあいさつをしました。5年生の教科書でぜひこの物語をご一読ください。