7月13日(水曜日)6年生の教室に、平和学習を支える会の樋口良次さんをお招きしました。
樋口さんは、毎年、本校が夏休みに実施している平和登校日「へいわ21」にお招きさせていただき、戦争の悲惨さや平和の尊さを子どもたちに語っていただいています。今年は日程が合わず、あいにく「へいわ21」にお越しいただくことが叶わなかったのですが、樋口さんのご厚意で、本日、6年生にお話をしていただきました。
樋口さんの幼少期の実体験を聞かせていただきました。空腹のあまり絵の具を食べたことや、焼夷弾が降る中、御堂筋を走って必死に逃げたことなど・・・。また、今日のために作っていただいたスライドでは、戦時中の千人針や召集令状を見せていただき、玉音放送も聞かせていただきました。
お話しの最後には、樋口さんは、今も、世界には多くの子どもたちが貧困で苦しんでいること、いじめなどで自ら命を絶つ人がいることを悲しみ、一人ひとりが輝く本当の平和を望んでいます、と語られました。
6年生の心に、しっかりと樋口さんの思いが伝わったと思います。今日は、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。