11月8日(日曜日)地区防災委員会による独自防災訓練が行われました。あいにくの雨でしたので、防災倉庫内物品の点検は中止となりましたが、煙体験と消火訓練、そして被災地派遣職員による講演が行われました。
カメラを持って入ってみました。写真ではわかりにくいですが、こんな感じです。
入口付近、真っ白です。
出口付近、ようやく、薄~く、外が見えました。
中ほどは、視界ゼロで、まったく何も見えませんでした。
もし、本当の火事の煙で、このような視界になったら、きっとパニックになるでしょう。このような体験をしておくことで、煙が満ちても、落ち着いた行動をとれるよう心の準備ができそうです。
次に、北芝消防団さんによる消火訓練です。訓練用の水消火器を使って、火元に見立てた木のボードをめがけて放射しました。安全ピンの外し方や取扱い方法をなど、詳しく教えていただきました。
最後に、被災地派遣職員による講演を聞かせていただきました。平成24年1月から3月までの3か月間、大槌町町民課で勤務された箕面市職員の林直子さんです。現在は、箕面市役所議会事務局に勤務されています。
「応援職員として入った被災地での経験を語り継いでいくことも自分の役割だと思っています。」と、お話をされました。行方不明の夫の帰りをずっと待たれた町民のかたが、震災後1年が経ち、気持ちに区切りをつけられたのでしょうか、死亡届の手続きにこられたときのお話しなど、貴重な体験を語ってくださいました。
万が一に備え、地区防災委員会のみなさまを中心に、地域の安全のため、様々な取り組みをしていただいています。本当にありがとうございます。
そして、本日ご協力をいただきました箕面市消防本部の園様、北芝消防団のみなさま、箕面市職員の林直子様、本当にありがとうございました。