川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

Jリーグ・優勝戦線

2005-11-23 21:40:30 | サッカー
実は世界でもっとも熾烈なリーグ戦が繰り広げられているのは日本なのかもしれませんね。
今年のJリーグ、いよいよ大詰めを迎えてきました。
ガンバ、セレッソの大阪勢2チームが同勝ち点(57、得失点でG大阪が上)というシーズン途中まででは予想だにしなかった展開です。
仮にシーズン開始時点でこの展開を想像していたとすれば「おまえ単なる大阪至上主義者じゃないの?」とサッカー無知の扱いをされたのではないでしょうか。

まあ、ガンバの方は優勝経験がないけど、という留保がつくものの代表クラスの選手がゴロゴロいるため分からないでもなかったですが、ここ何年か降格の危機にも怯えてきたセレッソがここまで上がってくるとは。代表クラスは元がつく森島と西澤程度、代表選手の大久保はマジョルカに行ってしまいました。
まあ、ルーニー放出のシーズンにエヴァートンが躍進したように、エース放出がいい意味での刺激剤になったのかもしれません。

もちろん、大阪勢のみならず鹿島、浦和、千葉までには優勝の可能性が残されています。残る二節を見ると。
G大阪 33千葉(H) 34川崎(A)
C大阪 33横浜(A) 34FC東京(H)
鹿島  33清水(A) 34柏(H)
浦和  33磐田(H) 34新潟(A)
千葉  33G大阪(A) 34名古屋(H)
直接対決は33節のG大阪-千葉のみです。
対戦相手だけ見ると、鹿島が有利でしょうか。清水には既に何も目指すものがなくそれでいてチームは混沌としています。柏は多分次節で残留を決めるでしょうから最終節には燃え尽きている可能性大です。
次に優位なのはG大阪に勝つという前提で千葉。引き分け以下ですとその時点で優勝の望みがなくなりますので、直接対決は絶対に勝たないといけません。勝った場合には最終節はこれまた目標のない名古屋。選手が揃っているのでむしろ無心で来られる怖さはあるものの、勝つ見込みは大でしょう。
浦和はホームの磐田戦がキーになりそうです。浦和はホームとはいえ、今の磐田はアスベストの心配のないアウェイの方がのびのびやれるかもしれません。最終節新潟戦はアウェイですが勝つのは難しくはないでしょう。
セレッソは横浜戦次第、といいたいところですが、99年でしたか、横浜と優勝争いをしていて直接対決には勝ったものの次のフロンターレ戦に負けてまさか優勝を逃したという痛い思い出があります。なので、FC東京も決して侮れる相手ではないでしょう。
ガンバは千葉、川崎。どちらも難敵です。ただ、2つ勝てば優勝できる立場です。このチームの選手達が次なるクラスに上がるにはこの試練を乗り越えないといけないでしょう。
運命はどのチームに味方するのか、あるいは勝利を自力で手繰り寄せるチームがでてくるのか。
残り2節、目が離せません。

でも、次節のトピックスはV東京降格なんじゃないかと…
ヴェルディサポーターには申し訳ないですが。

なお、福岡が久々のJ1復帰を決めました。昔山下選手とか中払選手とか久永選手とか小島の親父とかバデアとか、通好みの選手が沢山いたことで好感を持っていたチームで、またJ1で彼らを見れると思うと多少の懐かしさがこみあげてきます。おめでとうございます。

最新の画像もっと見る