なんて大それたことをしてみようと思います。
FIFAランクで一桁台をキープしている影の実力国アメリカ。日本との対戦はどうやら13年ぶりとなるようです。
前回の米国戦は93年のキリンカップ。国立で行われた試合のようでこの時は3-1で日本が勝っています(日本はカズの2ゴールとO.G。米国はヒューゴ・ペレス)。
さて、今回は?
情報を得るべく日本サッカー協会とアメリカサッカー協会のサイトにアクセスしてみたのですが、JFAには展望などについての情報が欠片もありません。一方のアメリカ協会の方には、色々な見方が示されていて大変好感がもてます。
ま、もちろん、JFAがアメリカのことを知らないということはないでしょうけれど、何も書かないというのはやはり寂しい。アメリカ代表のサッカーを知らない人は多いでしょうし、やはり国際Aマッチの試合であるからには、相手の紹介もするべきだと思います。
どうにも日本の秘密主義はこういうところにも現れていて、何だかファンは置き去りという印象がありますね。
ということなので、もっぱらアメリカサッカー協会の情報と日本のメディア情報というやたら偏ったものに、私個人の意見を付け加えた展望などをしてみたいと思います。
まず、日本ですが、どうやら3-6-1というフォーメーションで臨むようです。久保の1トップに小笠原、小野のダブル司令塔という組合せ。得点力不足に悩んでいる日本にとって、ストロングポイントとされるMFを生かす作戦ともいえそうですが、果たして…
米国は日本代表について、国内組主体であることに付記した上で、GKの川口、DFの三都主、中央の福西と宮本。FWの久保というあたりを名前を挙げて評価しています。
極めて優れた見方だと思います。
つまり、パスの出所である小野、小笠原よりも、そこに至るまでの過程、そこからの過程を重視しているということでしょう。すなわち、小野・小笠原のダブル司令塔に入る前に、福西にプレッシャーをかける。小野・小笠原からパスが出た際に久保をフリーにしない、というあたりを米国は狙ってくるでしょう。
で、小野・小笠原が従来のプレースタイルをまげて、自分からゴールを狙いに行かない限り、アメリカのこの戦術はかなり高い確率でハマると思います。
元々すでに始動しているアメリカ代表と、ついこの前までキャンプをやっていた日本代表との間にはコンディションの差がかなり存在していることとも合わせて考えれば。加えて野球場独特の雰囲気に戸惑っていることとも合わせれば(いつでもどこでも奇麗な芝の上でサッカーができると考えるのも少し甘い気がしますが)。
おそらく全体として押し込まれる展開になるだろうことは想像できます。特に後半半ば以降はかなり厳しい状況になるのではないでしょうか。
最悪の状況は中盤の底の経験もある小野伸二が危険予知から下がりっぱなしになり、ボールを獲っても前の基点が久保しかいないという状況。こうなると攻めができず、ただ守りっぱなしという事態になるかもしれません。
もっとも、小野と小笠原が残っていても、実際基点にできるのは久保だけかもしれません。くどいようですが、得点能力・飛び出し能力に秀でたMFがいない状況での1トップはリスクの方が高いと思います。
正直、芳しい予想はできません。アメリカが2点差で勝利、くらいに落ち着くのではと思います。
ただ、前述したようにこの試合に関してはコンディションの違いなども考慮しなければならないわけですし、負けたからといって極端に悲観することもないと思います。負けた場合には課題を明確にしてくれたことに感謝しつつ米国を後にすればいい、課題は後から海外組も交えて修正すればいいと思います。
もちろん、予想を覆してくれれば言うことありません。小野や小笠原が新しいプレースタイルを確立すれば、海外進出(小野の場合は復帰)に向けて、更に視界が良好になってくることでしょう。
FIFAランクで一桁台をキープしている影の実力国アメリカ。日本との対戦はどうやら13年ぶりとなるようです。
前回の米国戦は93年のキリンカップ。国立で行われた試合のようでこの時は3-1で日本が勝っています(日本はカズの2ゴールとO.G。米国はヒューゴ・ペレス)。
さて、今回は?
情報を得るべく日本サッカー協会とアメリカサッカー協会のサイトにアクセスしてみたのですが、JFAには展望などについての情報が欠片もありません。一方のアメリカ協会の方には、色々な見方が示されていて大変好感がもてます。
ま、もちろん、JFAがアメリカのことを知らないということはないでしょうけれど、何も書かないというのはやはり寂しい。アメリカ代表のサッカーを知らない人は多いでしょうし、やはり国際Aマッチの試合であるからには、相手の紹介もするべきだと思います。
どうにも日本の秘密主義はこういうところにも現れていて、何だかファンは置き去りという印象がありますね。
ということなので、もっぱらアメリカサッカー協会の情報と日本のメディア情報というやたら偏ったものに、私個人の意見を付け加えた展望などをしてみたいと思います。
まず、日本ですが、どうやら3-6-1というフォーメーションで臨むようです。久保の1トップに小笠原、小野のダブル司令塔という組合せ。得点力不足に悩んでいる日本にとって、ストロングポイントとされるMFを生かす作戦ともいえそうですが、果たして…
米国は日本代表について、国内組主体であることに付記した上で、GKの川口、DFの三都主、中央の福西と宮本。FWの久保というあたりを名前を挙げて評価しています。
極めて優れた見方だと思います。
つまり、パスの出所である小野、小笠原よりも、そこに至るまでの過程、そこからの過程を重視しているということでしょう。すなわち、小野・小笠原のダブル司令塔に入る前に、福西にプレッシャーをかける。小野・小笠原からパスが出た際に久保をフリーにしない、というあたりを米国は狙ってくるでしょう。
で、小野・小笠原が従来のプレースタイルをまげて、自分からゴールを狙いに行かない限り、アメリカのこの戦術はかなり高い確率でハマると思います。
元々すでに始動しているアメリカ代表と、ついこの前までキャンプをやっていた日本代表との間にはコンディションの差がかなり存在していることとも合わせて考えれば。加えて野球場独特の雰囲気に戸惑っていることとも合わせれば(いつでもどこでも奇麗な芝の上でサッカーができると考えるのも少し甘い気がしますが)。
おそらく全体として押し込まれる展開になるだろうことは想像できます。特に後半半ば以降はかなり厳しい状況になるのではないでしょうか。
最悪の状況は中盤の底の経験もある小野伸二が危険予知から下がりっぱなしになり、ボールを獲っても前の基点が久保しかいないという状況。こうなると攻めができず、ただ守りっぱなしという事態になるかもしれません。
もっとも、小野と小笠原が残っていても、実際基点にできるのは久保だけかもしれません。くどいようですが、得点能力・飛び出し能力に秀でたMFがいない状況での1トップはリスクの方が高いと思います。
正直、芳しい予想はできません。アメリカが2点差で勝利、くらいに落ち着くのではと思います。
ただ、前述したようにこの試合に関してはコンディションの違いなども考慮しなければならないわけですし、負けたからといって極端に悲観することもないと思います。負けた場合には課題を明確にしてくれたことに感謝しつつ米国を後にすればいい、課題は後から海外組も交えて修正すればいいと思います。
もちろん、予想を覆してくれれば言うことありません。小野や小笠原が新しいプレースタイルを確立すれば、海外進出(小野の場合は復帰)に向けて、更に視界が良好になってくることでしょう。
たまたま、田中隼磨がスピード&クロスで好機を演出し、ゴール前でどう??という雰囲気はありました。
個人的には、本大会の2トップのひとりに挙げているだけに、久保の出来、特に足元への収まり具合に注目しています。
戦術で縛ると威力が減殺しそうなので…
明日の試合については、後ろにいるのが小笠原と小野というどちらかというと飛び出しとかをしないタイプの選手だけに、基点となるべき久保が狙い打ちにされることを危惧しています(この場合、足元に収まらない、という帰結になるわけですが…)。
不発ならいいのですが、ケガ再発だけは絶対に勘弁してほしい。
>長いスパンで同じ監督を添えて成長を続けてきた後進国アメリカと、一貫した方向性のない監督選びを続けて迷走してきた後進国日本の差が顕著に表れることなく、同じ後進国でも日本の方が成長著しい…
差が顕著に表れるかも、という気もしております(笑)
前売り券が好調だと聞いていましたが、実際入っていましたね。日頃入らないというのに、どうして今日に限ってアメリカの観衆は集まったんですかね?