昨日のジーコ擁護の続き、というか批判への批判の続き(笑)。
日本代表の試合ぶりについて、もちろん私個人「今の日本は素晴らしい」と満足しているわけではありません。ただ、物事にはできることと出来ないことがあるでしょうし、そういうことを考えるととりあえず今進むべき方向はあれで仕方ないかとも思うわけですね。
少なくとも、クレバー路線を貫いたトルシエ日本がトルコ戦で淡白に敗れ去ってしまったことを思い出すと、がむしゃらに勝ちにこだわるジーコの方法論もそんなに悪くはないのかなと思えるわけで。もちろん、最初ジーコが志向していたのはそういうのではなかったはずなんですけど(苦笑)
文句を言うはたやすいでしょうし、こんな選手がいてこういうサッカーをしろというのもたやすいでしょうけれど、例えば「バルサのようにパス回ししろ」とか「ブラジルのように華麗に勝て」というのはこれは不可能なわけで、やはりある程度現実は現実として割り切らなければならないように思うわけです。
できないことをいきなり要求するのもかなり無茶なわけで、現実として存在する試合を元に発展系を模索していくのが現実的ではないかと思うわけですね。
つまり、日本代表のベストゲームはどの試合なのかということを基点に置いて、だから日本はこういう方向を目指すべきであり、現在の代表はそれと真っ向から反しているので賛成できないと向ける。ま、これなら分かるわけですね。
ただウダウダ批判だけされてもなぁと思いたくなるわけです。ま、野球好きの人ならともかく、サッカー志向の強い人には特に。
でねぇ、実はこれ考えてみると中々思いつかないんですね(笑)。
日本にスタイルも何もないのは今に始まったものではなく、すごく場当たり的にやってきたのかなぁと思う部分がある。
そんな中、頑張って探してみると気迫、ファンとの一体感が一番だった97年のソウルでの韓国戦かジョホールバルでのイラン戦になるでしょうか。
韓国戦はサイドの切り崩しが巧く行っていたような記憶がありますけれど、現在相馬直樹のようなタイプのSBはいません。また相手のホン・ミョンボが出場停止だったことと、何となく韓国が「日本にもフランスに行ってほしいじゃないか」という態度を示していたことも事実。互いの気迫と気迫がとことんまでぶつかり合うゲームだったかと言われれば…
その点ではイラン戦は事前の情報戦もあり、両者共気迫溢れる試合をしていました。ただ、こちらはこちらでカリム・バゲリが不在。100%の相手と試合をしていたというのでないのが残念です。ただ、現実的にはこれになるでしょうか。
いずれにせよ、アジア相手というのもややネックかもしれません。
ただ、世界を相手に日本らしいサッカーを見せたといえば、どれになるのでしょうか。親善試合をもって最高の試合と捉えるのも難しいでしょうし、公式戦という観点では99年のワールドユース・ウルグアイ戦あたりになるのでしょうか(笑)。ユースレベルの試合をもって日本代表最高の試合というのは無理がある気がします。
マイアミでブラジルに勝ったアトランタ五輪の試合も結果は素晴らしいですが、内容は…あれならコンフェデのブラジル戦の方がいいのかもしれません。感動の良し悪しは別にしまして(笑)。
となると、02年のロシア戦あたりになるのでしょうか。となると結局、トルシエのような鬼教師が監督としてベストなのであり、とにかくスパルタ。で、自分達の良さが通じないとただ淡白にキープしているだけになり、覇気も何もなく淡々と試合が進む…なんてのがベストになりうるんでしょうか。
う~む。
「現在の代表ではダメだ」と主張される皆様、では何時の代表ならば満足できていたのかお教えくだされ(笑)。
正直、そもそも原型とすべきプロトタイプがない以上(人によってはあるのかもしれませんが)は、色々試行錯誤していくしかないんじゃないかなという気もします。前回が戦術重視・選手選考は調子重視・鬼軍曹型のトルシエで、今回は個人重視・選手選考は実績重視・放任型のジーコということでちょうど対照的。どちらの方がより日本に合うのか、そのあたりしっかり見極める方が今後を考えると意味があるのかなという気はします。
日本代表の試合ぶりについて、もちろん私個人「今の日本は素晴らしい」と満足しているわけではありません。ただ、物事にはできることと出来ないことがあるでしょうし、そういうことを考えるととりあえず今進むべき方向はあれで仕方ないかとも思うわけですね。
少なくとも、クレバー路線を貫いたトルシエ日本がトルコ戦で淡白に敗れ去ってしまったことを思い出すと、がむしゃらに勝ちにこだわるジーコの方法論もそんなに悪くはないのかなと思えるわけで。もちろん、最初ジーコが志向していたのはそういうのではなかったはずなんですけど(苦笑)
文句を言うはたやすいでしょうし、こんな選手がいてこういうサッカーをしろというのもたやすいでしょうけれど、例えば「バルサのようにパス回ししろ」とか「ブラジルのように華麗に勝て」というのはこれは不可能なわけで、やはりある程度現実は現実として割り切らなければならないように思うわけです。
できないことをいきなり要求するのもかなり無茶なわけで、現実として存在する試合を元に発展系を模索していくのが現実的ではないかと思うわけですね。
つまり、日本代表のベストゲームはどの試合なのかということを基点に置いて、だから日本はこういう方向を目指すべきであり、現在の代表はそれと真っ向から反しているので賛成できないと向ける。ま、これなら分かるわけですね。
ただウダウダ批判だけされてもなぁと思いたくなるわけです。ま、野球好きの人ならともかく、サッカー志向の強い人には特に。
でねぇ、実はこれ考えてみると中々思いつかないんですね(笑)。
日本にスタイルも何もないのは今に始まったものではなく、すごく場当たり的にやってきたのかなぁと思う部分がある。
そんな中、頑張って探してみると気迫、ファンとの一体感が一番だった97年のソウルでの韓国戦かジョホールバルでのイラン戦になるでしょうか。
韓国戦はサイドの切り崩しが巧く行っていたような記憶がありますけれど、現在相馬直樹のようなタイプのSBはいません。また相手のホン・ミョンボが出場停止だったことと、何となく韓国が「日本にもフランスに行ってほしいじゃないか」という態度を示していたことも事実。互いの気迫と気迫がとことんまでぶつかり合うゲームだったかと言われれば…
その点ではイラン戦は事前の情報戦もあり、両者共気迫溢れる試合をしていました。ただ、こちらはこちらでカリム・バゲリが不在。100%の相手と試合をしていたというのでないのが残念です。ただ、現実的にはこれになるでしょうか。
いずれにせよ、アジア相手というのもややネックかもしれません。
ただ、世界を相手に日本らしいサッカーを見せたといえば、どれになるのでしょうか。親善試合をもって最高の試合と捉えるのも難しいでしょうし、公式戦という観点では99年のワールドユース・ウルグアイ戦あたりになるのでしょうか(笑)。ユースレベルの試合をもって日本代表最高の試合というのは無理がある気がします。
マイアミでブラジルに勝ったアトランタ五輪の試合も結果は素晴らしいですが、内容は…あれならコンフェデのブラジル戦の方がいいのかもしれません。感動の良し悪しは別にしまして(笑)。
となると、02年のロシア戦あたりになるのでしょうか。となると結局、トルシエのような鬼教師が監督としてベストなのであり、とにかくスパルタ。で、自分達の良さが通じないとただ淡白にキープしているだけになり、覇気も何もなく淡々と試合が進む…なんてのがベストになりうるんでしょうか。
う~む。
「現在の代表ではダメだ」と主張される皆様、では何時の代表ならば満足できていたのかお教えくだされ(笑)。
正直、そもそも原型とすべきプロトタイプがない以上(人によってはあるのかもしれませんが)は、色々試行錯誤していくしかないんじゃないかなという気もします。前回が戦術重視・選手選考は調子重視・鬼軍曹型のトルシエで、今回は個人重視・選手選考は実績重視・放任型のジーコということでちょうど対照的。どちらの方がより日本に合うのか、そのあたりしっかり見極める方が今後を考えると意味があるのかなという気はします。
良くも悪くも日本人は監督のいうことをよく聴きますからね
そういった意味ではやはり絶対的なリーダーシップと理論を持った監督であれば吸収するのは早い
監督ありきの国じゃないですか、日本は??
ブログから2002年W杯で惜しくも敗れた試合の模様、その時感じたコメントと共に、ある方からご紹介いただいた映像を見られるようにセットしました。どうぞ日本の誇れるフェアプレイを・・・ということで参考になさって下さいませ。←ブログの左「蘇る感動2002W杯」から、では また~
こういうのを観ると結構その気になっちゃいます。単純?
そういうのどうなのかなという気もするんですね。
まあ、理想はトルシエとジーコの中間点くらいにあるのでしょうけれど。
あの頃の映像を見返して、今はどうなのかということに思いを馳せるのも一つの手かもしれませんね~。そういうことをしている人っていないでしょうし。
とは言え,岡田やトルシエが監督なら今回の厳しい予選リーグが突破できるとは思えませんから,楽勝な組合せだった前回のベスト16と安易に比較するマスコミの姿勢は頂けないかなと思います。
私もトルシエのいい部分は認めつつも、ただあそこまで移り気に選手起用をしたりガチガチだとどうなのかと思う部分があります。だから、ジーコがある程度固定するのもかつてのオーストリア、スロヴェニアみたいなものと捉えて仕方ないとも思うわけです。