鴇羽色(ときはいろ)って色がある。
朱鷺の羽の色ってことで”ときは色”。
とき色とも言う。
朱鷺のヒナが孵ったと数日前からニュースで流れているけど、日本の朱鷺は2003年に死んでしまって絶滅、ニュースの朱鷺は中国から贈られたもの。
僕が小さい時には朱鷺が卵を産みました!っていうのがニュースで大きく扱われていた。
ただ万が一うまく成長しても一羽だけではその後、繁殖させることはできないのでひとつがいになった時点で絶滅は決まっていた。
そんな朱鷺の羽の色。
朱鷺の羽の色って白じゃなかったかな?と思ったら、羽を広げた時に見える風切羽の色がこのピンク色で、鴇羽色らしい。
和の色としてはよく耳にするけど、なかなかイメージがわかない色のひとつ。
朱鷺が絶滅した今、鴇羽色のイメージも薄れつつあるのかもしれない。