地球の宝さがし

~ 徘徊老人のボケ防止 ~

ルブアルハーリー砂漠~オマーン

2020-09-07 11:22:48 | 旅行

ルブアルハーリー砂漠は、アラビア半島南部に位置し、

サウジアラビア、UAE、イエメン、オマーン4ヶ国に跨る砂漠。

砂漠の名前は、アラビア語で「空白の地域」を意味するという。

一般に、砂漠とは雨が極端に少なく砂や岩石の多い土地のことをさし、

砂漠の種類には、岩石砂漠、鬲砂漠、土砂漠などがあるが、

日本人がよくイメージする砂砂漠は、世界の砂漠の2割ほどに過ぎないそうだ。

オマーンは、アラビア半島の海洋王国で、アラビアンナイトゆかりの地。

乳香とナツメヤシが街中に溢れる。

乳香は、かつては金と同様に取引されていたそうで、スーク(市場)の至る所で売られている。

香りをたてる時に使う炭と香炉がセットにしたものもある。

モスクに行くと、必ず、その独自の香りを体験する。

始めは慣れないが、そのうち病みつきになるのは不思議である。

お土産として買って帰ったが、マンションなどで焚いたら、近隣からクレームが来そうだ。

ナツメヤシは、ティータイムには必ず登場する定番品。

ホテルのチェックインの時は勿論、シエスタ(お昼寝)の前後の微睡みの時間の格好のおやつ。

ナツメヤシの甘さは色々。

食べてみないと分からない。

アッサリしたものもあり、慣れてくると人によって志向が異なることが良く分かる。

スークでの買い物は、ひたすら食べまくることになる。

昼間の気温は、半端なく高温となるため、殆ど出かけられない。

しかし、一歩日陰に入ると信じられないほど涼しく、

誰ともなくシエスタに撃沈されること請け合い。

その代わりに、日が傾くと急に涼しくなる。

買い物や観光には、その時間は見逃せない。

オマーン旅行の楽しみは、何といっても砂漠のキャンプ。

何処までも続く砂丘の中で、ただただ、日没と日の出とシエスタの世界に没入する。

日常生活の蟠りや柵みから解放してくれる。

大きなものに見えていたものが、些細なことへと変化していく。

きっと、それを楽しめるようになる瞬間が訪れるはず。

オマーンの海岸線は、ウォーターリゾート地でもある。

ビーチでのバーベキューやシュノーケリングは勿論のこと、

入り江でのボート・トリップもなかなかで、ウミガメの産卵もお目に掛かれる。

ワディでのキャニオニングも子供の頃の気持ちが自ずと甦る。

 

オマーンは、都会の生活に疲れ果ててしまった時には、絶好の旅行先なのかも知れない。

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