ヨーロッパの街並みと空間は、一体なぜ、こんなにも美しいのか?
調べてみると色々な理由がありそうだ。
先ずは歴史的背景。
中世やルネサンス時代に築かれ、その時代の建築様式が今も残っていること。
そして建築様式。
ヨーロッパの建築は多様で、ゴシック、バロック、ルネサンスなど、さまざまな様式が混在していること。
加えて保存と保護。
歴史的建造物や街並みを保護するための厳しい規制を設けていること。
更には自然との調和。
川沿いや丘などの自然環境と人工の美しさが融合していること。
そして欠かせないのは文化と芸術。
多くの芸術家や文化人を輩出してきた歴史から、
文化的な要素が街並みにも反映され、美しい景観を作り出していること。
などなど、挙げてみればきりがなさそうだ。
これらを体感するためには、取り分け丹念に歩き回ることが大切だ。
以前は、ガイドマップを片手に、街中を右往左往しながら、うろついたものだが、
地図情報の更新が行き届いていないため、
あらぬ方に行ってしまったことが多かった。
最近は、GPS機能で現在地が随時確認でき、
デイトアップされたタウンマップにより、
お目当ての場所に容易に辿りつくことが出来るようになったことは、
誠に嬉しい限りだ。
旅の楽しみを倍増させてくれる。