ウユニ塩湖はボリビア中央西部・標高約3,700mにある塩の大地で面積約1万㎢。
乾期には塩湖はすっかり乾いているが、雨期には水が溜まり、
広大な鏡張りの空間「天空の鏡」が出現することで有名。
アンデス山脈が隆起した際に、大量の海水がそのまま山の上に残され、
さらに、この地域が流出する川を持たないことより、
現在でも周辺部の土壌に含まれる塩分も集積されつ続けられているという。
観光ツアーで訪ねると、現地ガイドによる写真撮影会が参加者を盛り上げる。
遠近法を活用したトリック写真や、鏡張りを巧みに演出に利用した動画撮影など。
最新機種のアイフォンの機能をフル活用したテクニックに舌を巻くばかりだ。
隣接するチリ側の地域には、アタカマ砂漠が広がる。
アンデス山脈と太平洋の間に広がる海岸砂漠で平均の標高は約2,000m。
世界で最も降水量の少ない地域として知られる。
そんな過酷な自然の中にあっても、動物達は生命の営みを絶やすことはない。
フラミンゴやビクーニャなどの日本ではお目に掛かれない動物の姿を見かける。
村が近づくと、放牧されたリャマの愛嬌にも接する。
レストランで提供された肉は、まずまずの味。
地域の生活を支えているようだ。