地球の宝さがし

~ 徘徊老人のボケ防止 ~

氷の国~アイスランド

2024-02-23 11:26:36 | 旅行

アイスランドの首都レイキャビクは北緯65度。

東アジアでいえば、シベリアとアラスカが対峙する

ベーリング海と北極海の境目あたり。

当然のことながら、氷の世界が広がっている。

日本の寒い地域でよく目にする雪の世界とは対照的である。

一方、ユーラシアプレートを挟み、ちょうど日本の真反対側に位置するため、

火山と温泉の宝庫で、国土の中央を”ギャウ”呼ばれる断層帯が走っている。

これは、水道の水が飲めることとともに、日本との共通点。

ただ、大きな違いは、地熱利用が盛んなこと。

ここは、そろそろ日本も見習いたい。

ビールはすこぶる美味しいが、とても高額。

中ジョッキが1200~1500円位。

それでも、毎日のように胃袋に入れてしまう。

外気温が氷点下の中にあっても、熱燗がないのだから選択肢はない。

最大のアトラクションは、溶けながら、極めてゆっくり流れる氷河の亀裂を巡る洞窟探検。

“スーパーブルー”と呼ばれている。

観光客が安全に通行できるよう、階段を削り出したり、ロープを張ったり、

ヘルメットや軽アイゼンも貸してくれる。

氷の洞窟の中から、透けて見える外界は、例えようもない青色を発色している。

オーロラは、肉眼では、靄のように見える。

ホテルの部屋で寛いでいると、「出てるヨ~!」と声を掛けられた。

建物の屋上に、急いで駆け上がったが、今一つピント来ない。

「カメラで写さないと・・・」と言われるがまま、シャッターを押すと、緑色に変化した。

摩訶不思議な現象に、驚愕するばかりである。

 

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