老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

国境を越えスペインの町イルンへ

2008-03-03 10:27:45 | 西欧の旅
バイヨンヌ駅前の喫茶店で次の列車の来るまで時間を潰す。
フランスの西北の町・バイヨンヌから国境を越えスペインの町・イルンへの列車には私達夫婦の他二人しか乗っていなかった。

イルンの駅を降り、サン・セバスティアンにどう行ったら良いか分からず、ウロウロしていたら、近くにいた”おじさん”がキップの買い方を親切に教えてくれ、電車の乗り口まで案内してくれた。どこの国の庶民も皆親切である。

電車に乗ったら途端に「オキナワ」を知っているかとスペイン人らしき若者に話しかけられる。私達が日本人と思われたのだろう。カタコトの英語でなんとか会話をすろと、沖縄の居合道(?)みたいな免許証をこれから渡しに行く所だという。

この若者に今日泊るサン・セバスティアンに安いホテルは無いかと聞くと、駅を降りて電話をして、知り合いのホテルまで連れて行ってくれる。そこが、満員だったのでまた歩いて次のホテルに行き値段の交渉までしてもらう。