二人でゆったり温泉・露天風呂

露天風呂、温泉、リゾートホテル等、夫婦で気の向くままに楽しんだ記録です。

山形県かみのやま温泉の「日本の宿古窯」に一泊

2012年09月09日 | Weblog

 東北での用事をすませた後、山形県かみのやま温泉の「日本の宿古窯」に一泊しました。
「日本の宿古窯」は、旅行新聞新社が主催する第34回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、企画部門1位、総合部門3位を受賞した人気の宿です。
また、ISO9001を取得している数少ない旅館の一つで、サービスも大満足の旅館です。
 部屋は、隅々まで目が行き届いており清潔です。お風呂もトイレも綺麗に掃除がされていて、とても気持ちが良いです。
浴衣も、昼と夜用の2枚が用意されており、お茶の葉の浴衣のほか、花瓶に挿してある花に生花を使う等、こまやかな心づかいを感じます。
 そうそう、トイレが大理石で、これにはびっくりしました。 

大理石のトイレ

 古窯では楽焼の絵付け体験(1,100円~)が出来ます。夜9時までに作れば、翌朝のチェックアウト時には完成し持ち帰ることが出来ます。
私達は、楽焼の絵付け体験をしませんでしたが、ロビーに沢山の絵付けされた楽焼が展示されています。有名人の名前が多く、これも楽しみの一つです。

展示されていた絵付けされた楽焼

 お風呂は二ヶ所にあります。
 1Fには広々とした大浴場「紅花風呂」があり、露天風呂と高温サウナのほかに、めずらしい低温サウナもあります。温泉は、三大美人泉質のひとつ「硫酸塩温泉」で天然の保湿成分である「メタケイ酸」を含んでおり、美肌効果があると喜ばれています。
 紅花風呂の由来は、昔、山形の紅花は京都で染料として使われていたため、船で京の都に運ばれました。
その船を、史実に基づき、船大工が原型十分の一の桧造りで再現した「紅花船」が1Fのお風呂にあります。これにちなんで、「紅花風呂」と名づけられました。その他、高温サウナと、珍しい冷温サウナ(マイナス5度)もあります。 

 8Fには、雄大な蔵王連峰や上山(かみのやま)の夜景を望むことができる広々とした「展望大浴場(蔵王)」があります。もちろん、展望露天風呂「蔵王の庭」も併設されています。

8Fの「展望大浴場(蔵王)」(パンフレットより)

 夕食は、会席料理で、やはり米沢牛を食べたくて「創業六十周年ステーキコース」にしました。
「米沢牛の特徴」にこんなことが書いてありました。
「米沢牛は、なんといってもきめ細かい霜降りと脂の質の良さ。
そして、上質の脂は、うまみ、香りがあり溶け出す温度が低く、とろけるような食感」と。
本当にそのとおりで、大変満足しました。
 お米は、「つや姫」でとても美味しかったです。
「つや姫」は、2000年に発売された品種で、山形県が十年の歳月をかけて開発した自慢のお米です。「輝く白さ」「つや」「甘み」が特長で、トップクラスのおいしさと認められています。
その美味しさの秘密は、うま味成分のグルタミン酸やアスパラギン酸が、コシヒカリよりも多く含まれているからとのことで、そのうま味成分が多く含まれていることにより、冷めても美味しいとのことです。

創業六十周年ステーキコース

会席料理のお品書き

 すべての面において、そつがなくとても良い宿でした。
出来れば、もう一度泊まりたい温泉宿です。


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