二人でゆったり温泉・露天風呂

露天風呂、温泉、リゾートホテル等、夫婦で気の向くままに楽しんだ記録です。

鹿島神社・出雲大社・足立美術館・鳥取砂丘の旅

2012年03月31日 | Weblog

大山ロイヤルホテルの壺湯 風情ある信楽焼きの壺型の浴槽に、お湯を溢れさせながら入るチョト贅沢な壺湯です。
(写真は大山ロイヤルホテルのパンフレットから)

行程は次の通りです。

1日目:東京駅 →(のぞみ23)→ 広島駅 →(山陽本線)→ 宮島口駅・・・宮島口 →(JR宮島フェリー)→ 宮島桟橋 →【厳島神社拝観・平清盛館・散策】→ 宮島桟橋 →(ホテルまで遊覧)→ 安芸グランドホテル(泊)

2日目:安芸グランドホテル →(観光バス)→ 道の駅サンピアごうつ(休憩)→ (観光バス)→ 出雲大社・古代出雲歴史博物館の見学 →(観光バス)→ 一畑口駅 →(一畑電鉄)→ 松江イングリッシュガーデン駅 →(観光バス) →大山ロイヤルホテル(泊)

3日目:大山ロイヤルホテル →(観光バス)→ 足立美術館見学 →(観光バス)→ 鳥取砂丘散策 →(観光バス)→ 道の駅羽合(休憩)→(観光バス)→ 岡山駅 →(のぞみ50)→ 東京駅

 写真は広島駅の山陽本線乗り場で、14:30発の岩国行に乗車する。


JR宮島口駅(みやじまぐちえき)です。

 JR宮島口駅を出たら、地下歩道を通り桟橋に行きます。
   ※歩道の先の道路は横断できません。 
   ※写真の左側が地下歩道の入り口です。 

地下歩道から道路に出ると目の前に鳥居が見えます。
鳥居の先がJR宮島口桟橋でフェリー乗場です。

  「JR宮島口駅」より「JR宮島口桟橋」まで徒歩6分です。
ここから、フェリーで世界遺産の「安芸の宮島」まで2kmの海上を10分で着きます。

 宮島桟橋です。
宮島桟橋は、宮島アクセスの中心となっている、フェリー乗り場で、建物はJRの駅の機能も備えた大きな駅舎です。
写真のように、とても立派な堂々とした駅舎です。

 フェリーから観た「世界遺産厳島神社」です。
赤い鳥居が見えますが、宮島のシンボル「大鳥居」です。 
宮島では、ところどころに鹿を見ましたが、それほど糞が落ちていず、比較的きれいです。
ただ少し糞の匂いがします。

 宮島のシンボル「大鳥居」です。
厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社です。
日本全国に約500社ある厳島神社の総本社です。
 平安時代後期、NHKの大河ドラマ「平清盛」によって修築された寝殿造りの厳島神社の社殿と海にそびえ建つ朱塗りの大鳥居が、とても優美で幻想的です。

 丁度干潮の時間で、大鳥居の回りは海水がありましたが、本殿の辺りは潮が引いて沢山の人が歩いていました。

この入口から、社殿の中へ入ります。

 この場所から、社殿と大鳥居を一度に望むことができました。
海水が引いて、まるで社殿の1つ1つが砂浜の上に浮かんでいるようでした。

 厳島神社は、とても朱塗りの柱の廻廊が美しい。
写真の左側の少し高くなっているところが高舞台で、この高舞台では、結婚式があると能が舞われます。

重要文化財の能舞台です。

 潮が引いた「大鳥居」の傍まで行ってみました。
本当に太くて大きいです。
 実はこの大鳥居の根元は海底深く埋められているわけではなく、自分の重みだけで建っています。
それなのに台風や地震がきてもびくともせず、動いたり、倒れたりしないのは、1つには鳥居上部の島木は箱形の造りで、中にこぶし大の玉石が約7トン詰めてあるからです。
 また主柱・袖柱を安定感のある6本足とし、柱と屋根の交差する部分には特殊な造りのクサビがほどこされて、柱と屋根の動きやひずみなどを自然に吸収しています。
海底部分は松材の杭を打って地盤を強化したうえで、その上に布石を並べて基礎の代わりとしています。
大鳥居の高さは約16メートル、主柱の周囲は約10メートルもあり、しかもクスの自然木です。
クスの木は、腐りにくく虫に強いためです。
 次代は宮島産のクスの木を使おうと、地元の人たちによってクスの木が植林されています。

宮島は、杓子(しゃくし)でも有名ですね。

 「道の駅 サンピコごうつ」は、石州瓦を用いた屋根やモニュメントによって、江津らしさをイメージした外観となっています。
 物産販売施設では江津市の特徴である海・山・川の豊かな自然を活かし、地元農家が朝採れた新鮮で安全・安心な野菜と手づくり加工品が並べられています。

 バスから時々風車がみえます。
ここ「道の駅 サンピコごうつ」からも、風車がみえました。風力発電の多い県なのでしょうか。

 そうそう、石州瓦(せきしゅうがわら)とは島根県の石見地方(旧 石見国=石州)で生産されている粘土
瓦のことで、三州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つです。
 石州瓦は、凍てに強く、水を通さず、とにかく固くて丈夫な瓦と言われています。
石州瓦は、この特徴だけで日本海沿線の寒くて積雪の多い地域に葺かれてきました。

出雲大社の正面入口です。

 現在の拝殿(はいでん)は、昭和34年5月に竣功しました。
通常は参拝者の御祈祷が行われ、古伝新嘗祭等のお祭の他、さまざまな奉納行事が行われます。
 ※現在は平成の大遷宮中の為、拝殿は御仮殿となっていました。

 島根県立古代出雲歴史博物館です。
島根県立古代出雲歴史博物館は、出雲大社の参道東側に隣接した大社の南北軸と平行に伸びる敷地に建てられています。
建物外観はコンパクトで、2つの重層する折屋根と外観のコールテン鋼、そして透明なガラスとの対比が近代的です。

大林組の古代出雲大社の高層神殿復元図

 巨大な本殿の柱です。 
平成12年から13年にかけて、出雲大社境内遺跡からスギの大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる巨大な柱が3カ所で発見されました。
 これは、そのうちの棟をささえる柱すなわち棟持柱(むなもちばしら)で、古くから宇豆柱(うづばしら)と呼ばれてきたものです。
境内地下を流れる豊富な地下水のおかげで奇跡的に当時の姿をとどめて出土しました。

 一畑電鉄(いちばたでんてつ)の一畑口駅~松江イングリッシュガーデン駅まで宍道湖ローカル電車に乗る。
 一畑口駅は、2010年5月29日公開の松竹映画「RAILWAYS」(49歳で電車の運転士になった男の物語)の主要な舞台となった駅の一つで、オープニングやラストシーンに登場します。

 一畑電鉄は、都会で使用した古い電車を使用しています。例えば、元京王電鉄の5000系車両とか元南海電鉄の2100系車両とかです。
 それから、一畑口駅は、スイッチバックの駅です。

 足立美術館です。
足立美術館(あだちびじゅつかん)は、島根県安来市にあり、近代日本画を中心とした美術館で、130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名です。
 米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living(数奇屋リビング)/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニン
グ」の「2011年日本庭園ランキング(潮騒ランキング)」において、足立美術館の日本庭園が昨年に続き「9年連続庭園日本一」に選ばれました。
 ちなみに、《2011年日本庭園ランキング上位5位》は、1位 足立美術館(島根県)、2位 桂離宮(京都府)、3位 栗林公園(香川県)、4位 養浩館(福井県)、5位 無鄰菴(京都府)、です。


 生の額絵です。
館内の窓がそのまま額縁になっています。
まるで絵を観ているように、大小の木や石がバランスよく配置され芝生が美しい自然の絵画です。

 この地には、コマーシャルで有名な地名「羽合」があります。
道の駅「はわい」で休憩です。

 鳥取砂丘は、低気圧の接近で雨が降り風が強い荒れた日となりました。
少し雨が小降りとなり砂丘に入りましたが、とても馬の背に行ける状態ではありませんでした。
昼食後に雨が上がったので再度挑戦しましたが、今度は強風で砂が吹き付けて目が開けられず引き返しました。