二人でゆったり温泉・露天風呂

露天風呂、温泉、リゾートホテル等、夫婦で気の向くままに楽しんだ記録です。

女性に好まれる料理でおもてなしの「土湯温泉 旅館松雲閣」

2007年08月09日 | Weblog
 私の実家がある福島県福島市の近郊には、有名な「飯坂温泉」と福島駅から見て真西の方向に「高湯温泉」があり、南西の方向に「土湯温泉」があります。
「高湯温泉」も「土湯温泉」も、福島駅から車で20分程のところにあります。
今回は未だ行ったことがないということで「土湯温泉」にしました。
「土湯温泉」は、単純硫黄泉、重曹泉など独自源泉として特異な温泉が湧出する宿が数多くある温泉でも有名なところです。

 宿は、「おもてなしの宿 松雲閣」です。
インターネットで検索して宿を選定したのですが、宿の紹介に「土湯の自然の恵みをふんだんに使い、女性料理長ならではの感性で創りあげる新感覚料理の手作りの品々。湯量たっぷりの源泉かけ流しの湯をゆったりと味わい大切な方と居心地のいい時間をゆっくりとお楽しみください。」とあったのが決め手です。

 料理は会席料理で、野菜中心で多種多様で健康的でした。
夕食のデザートには福島名産の桃が冷やされて1人一個出て来ました。
朝食は、量は少ないのですが、数えてみたら18品に味噌汁とご飯でした。
68歳を過ぎた姉2人も一緒でしたので、本当に年配の女性に好まれる料理で、姉2人は大変満足していました。

 お風呂は、松雲閣のふたつの湯があります。男女別々ですので、合わせると4つになります。
 ひとつは、内風呂の大浴場「いで湯檜風呂」で松雲閣の自館源泉かけ流しの湯です。泉質は、 炭酸水素塩泉で無色透明。汚れた皮膚の角質を洗い落とす効果があり、皮膚が柔らかくすべすべになるところから「美人の湯」とも呼ばれる温泉だそうです。
 もうひとつは、ちっちゃな露天風呂「隠れ浴場」で、土湯温泉郷の源泉を注ぎこんでいます。露天風呂をあえて大きくは作っていないのは、源泉をうすめずそのまま浸かっていただける、ちょうどよい大きさにしているからだそうです。
組合の源泉は、土湯温泉街から約2km、山深い荒川の源流沿いにあります。
地中から150℃前後の温泉蒸気と温泉水が噴出し、吾妻山系の雪解け水などの湧き水で造湯した温泉が、毎分約1,800リットル、 24時間絶え間なく温泉街に送られています。泉質は、無色透明の単純温泉で、お肌にやさしい弱アルカリ性温泉だそうです。