今回の宿は、観光経済新聞社が主催する名誉ある称号を授与した「5つ星の宿」で「日本の宿を守る会」の谷川温泉「旅館たにがわ」です。
「旅館たにがわ」は、評判どおり、おもてなしが良く、食事も美味しく、清潔な宿でした。又「旅館たにがわ」は、「走れメロス」「斜陽」「人間失格」で知られる太宰治が、昭和11年にパビナール中毒の転地療養で1カ月ちかく滞在したところでもあります。
着いたら、駐車場から係りの人が、荷物を持ってくれて、館内へ。
そして、『梅ジュース』と『アロエ餅』のおもてなしを受けながら、チェックインを手続きをします。そのあとは、部屋に案内してもらいましたが、途中の縁側に近年完成した足湯があり、後で、足湯に浸ろうと思ったのですが、すっかり忘れてしまいました。
お風呂は、貸切展望露天風呂、男女の檜風呂、男女露天風呂があります。
早速、お風呂へ。お風呂の温度は熱めで、露天風呂は深めです。熱めの風呂に首まで浸っていると、やっぱり気持ちが良いですね。
夕食は、本当に美味しく、品数も多く大満足でした。
どれも素晴らしかったのですが、上州肉の陶板焼きは柔らかく、イワナの唐揚げも最高でした。担当の人は、新人さんで、結構わからないことがまだ多いようでしたが、一生懸命対応してくれて、とても感じが良かった。
朝食も凄いです。
朝から、イカ等の刺身、アジの一夜干し、蕎麦の実とろろ、とうがんの挽き肉あんかけ等・・・。
夕食も朝食も、食事処でしたが、個室の様に仕切られていて、ゆっくりと落ち着いて食事が取れました。
今回は、車で出掛けましたので、少し寄り道をして、谷川温泉「旅館たにがわ」に行きました。関越自動車道の「月夜野IC」で、一旦、高速道路を下りました。
月夜野って、とてもロマンチックな地名ですが、平安時代の歌人源順(みなもとのしたこう)が三峰山に昇る月を見て「おお、よい月よのう」と和歌を詠んだことから名付けられたそうです。
水と緑とロマンの里として知られており、ホタルの里もあり、毎年6月中旬から7月上旬頃には、ゲンジボタルやヘイケボタルが乱舞する光景が見られます。
月夜野には、大変有名な上越クリスタル硝子の「月夜野びーどろパーク」があります。ここには、国内最大級のガラス工場があり、ガラス職人の熟練の技が見られます。
その他、古代ローマのローマンガラスやアールヌーヴォーのガラス、現代の著名作家の作品などを集めたグラスアート美術館(假屋崎省吾の花器展が開催されていました)、グラス作りにチャレンジできる体験工房、展示即売ギャラリーがあります。アウトレットの販売があったので、お土産に少々購入しました。
谷川温泉「旅館たにがわ」に行くには、未だ早かったので、湯沢に行くことにしました。水上ICから関越自動車道に入り、新潟方面へ。谷川岳PAを過ぎると「関越トンネル」がある。
「関越トンネル」は、全長は上り線が11,055m、下り線は10,926mで、道路のトンネルでは日本最長です。本当に長いトンネルで車で10数分かかる。さらに驚いたのは、入る時は、晴れていて気温が27度でしたが、トンネルを出ると、なんと雨で気温が21度でした。思わず、川端康成の「雪国」の「長いトンネルをぬけると雪国であった」を思い出してしまいました。もっとも、小説のトンネルは、清水トンネルですが。
湯沢が雨だったので、歴史民俗資料館「雪国館」を見学しました。
館内は、1階が川端康成の小説「雪国」の資料が展示してあり、日本画14点のほかに、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という小説「雪国」で、あまりに有名な冒頭の一文を書いた川端康成直筆の書や、川端康成が生前愛用した貴重な品々が展示されており、また、ヒロイン駒子のモデルと言われる「松栄」が住んでいた部屋を移築したコーナーもありました。
2階は、雪国の住生活コーナーで、移築された民家のイロリのある茶の間がありました。
最後に、3階には、湯沢町の歴史民俗資料が展示してあります。
「雪国館」を出ると、隣に無料の「足湯」があったので、浸りましたが、少し熱めでした。そういえば、車を走らせながら、湯沢の街中を見ると、あちこちに無料の「足湯」がありました。
今日は、晴れていますが谷川岳の山頂には雲がかかっています。もしかすると、谷川岳の山頂の雲が晴れるかもと期待して、谷川岳ロープウェイ乗り場へ。
谷川岳ロープウェイは土合口駅(標高746m)と(標高1,319m)の山腹にある天神平駅まで2300mを結んでいます。往復料金は大人2,000円。片道は1,200円。天神平駅から、今度は、リフトに乗って天神峠駅(標高1,502m)へ。片道大人400円、往復700円。
天神峠駅の展望台から谷川岳を見ると、残念ながら山頂には雲がかかっていました。望遠鏡を覗いて、天神尾根を見ると、沢山の人が頂上を目指して歩いているのが見えました。
昼はお蕎麦がいいねと話をしていたら、丁度、お店があったので入って食べると、大変美味しいお蕎麦でした。お店の名前は「坪の庵」といいます。
入口は小さいのですが、中は広々とした座敷で、座卓がゆったりと配置されていて、天井も高くて座卓も立派でした。
麺は、硬く・太く・黒いです。
以前に、宮城県の七ヶ宿の蕎麦屋で食べた時と同じく、かたく歯応えがあり、よく噛んでそばの香りを楽しみたいおそばです。
今日は、湯沢も天気予報で晴れとのことでしたので、再度湯沢へ。湯沢では、「湯沢高原アルプの里」に行きました。
「湯沢高原アルプの里」へは、世界最大級166人乗りの大型ロープウェイで、一気に標高1000メートルの高原まで昇ります。
1000種類以上の高山植物が咲くとパンフレットに書いてありましたが、花も盛りを過ぎていて、「ロークガーデン」では、それほど咲いていませんでした。
帰りのロープウェイ乗り場の近くに「雲の上の足湯」がありましたので、ここでも、足湯に浸ってしまいました。
「旅館たにがわ」は、評判どおり、おもてなしが良く、食事も美味しく、清潔な宿でした。又「旅館たにがわ」は、「走れメロス」「斜陽」「人間失格」で知られる太宰治が、昭和11年にパビナール中毒の転地療養で1カ月ちかく滞在したところでもあります。
着いたら、駐車場から係りの人が、荷物を持ってくれて、館内へ。
そして、『梅ジュース』と『アロエ餅』のおもてなしを受けながら、チェックインを手続きをします。そのあとは、部屋に案内してもらいましたが、途中の縁側に近年完成した足湯があり、後で、足湯に浸ろうと思ったのですが、すっかり忘れてしまいました。
お風呂は、貸切展望露天風呂、男女の檜風呂、男女露天風呂があります。
早速、お風呂へ。お風呂の温度は熱めで、露天風呂は深めです。熱めの風呂に首まで浸っていると、やっぱり気持ちが良いですね。
夕食は、本当に美味しく、品数も多く大満足でした。
どれも素晴らしかったのですが、上州肉の陶板焼きは柔らかく、イワナの唐揚げも最高でした。担当の人は、新人さんで、結構わからないことがまだ多いようでしたが、一生懸命対応してくれて、とても感じが良かった。
朝食も凄いです。
朝から、イカ等の刺身、アジの一夜干し、蕎麦の実とろろ、とうがんの挽き肉あんかけ等・・・。
夕食も朝食も、食事処でしたが、個室の様に仕切られていて、ゆっくりと落ち着いて食事が取れました。
旅館たにがわの露天風呂
今回は、車で出掛けましたので、少し寄り道をして、谷川温泉「旅館たにがわ」に行きました。関越自動車道の「月夜野IC」で、一旦、高速道路を下りました。
月夜野って、とてもロマンチックな地名ですが、平安時代の歌人源順(みなもとのしたこう)が三峰山に昇る月を見て「おお、よい月よのう」と和歌を詠んだことから名付けられたそうです。
水と緑とロマンの里として知られており、ホタルの里もあり、毎年6月中旬から7月上旬頃には、ゲンジボタルやヘイケボタルが乱舞する光景が見られます。
月夜野には、大変有名な上越クリスタル硝子の「月夜野びーどろパーク」があります。ここには、国内最大級のガラス工場があり、ガラス職人の熟練の技が見られます。
月夜野ガラス工場
その他、古代ローマのローマンガラスやアールヌーヴォーのガラス、現代の著名作家の作品などを集めたグラスアート美術館(假屋崎省吾の花器展が開催されていました)、グラス作りにチャレンジできる体験工房、展示即売ギャラリーがあります。アウトレットの販売があったので、お土産に少々購入しました。
下の写真の左が大相撲優勝杯です
谷川温泉「旅館たにがわ」に行くには、未だ早かったので、湯沢に行くことにしました。水上ICから関越自動車道に入り、新潟方面へ。谷川岳PAを過ぎると「関越トンネル」がある。
「関越トンネル」は、全長は上り線が11,055m、下り線は10,926mで、道路のトンネルでは日本最長です。本当に長いトンネルで車で10数分かかる。さらに驚いたのは、入る時は、晴れていて気温が27度でしたが、トンネルを出ると、なんと雨で気温が21度でした。思わず、川端康成の「雪国」の「長いトンネルをぬけると雪国であった」を思い出してしまいました。もっとも、小説のトンネルは、清水トンネルですが。
湯沢が雨だったので、歴史民俗資料館「雪国館」を見学しました。
館内は、1階が川端康成の小説「雪国」の資料が展示してあり、日本画14点のほかに、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という小説「雪国」で、あまりに有名な冒頭の一文を書いた川端康成直筆の書や、川端康成が生前愛用した貴重な品々が展示されており、また、ヒロイン駒子のモデルと言われる「松栄」が住んでいた部屋を移築したコーナーもありました。
2階は、雪国の住生活コーナーで、移築された民家のイロリのある茶の間がありました。
最後に、3階には、湯沢町の歴史民俗資料が展示してあります。
「雪国館」を出ると、隣に無料の「足湯」があったので、浸りましたが、少し熱めでした。そういえば、車を走らせながら、湯沢の街中を見ると、あちこちに無料の「足湯」がありました。
雪国館
今日は、晴れていますが谷川岳の山頂には雲がかかっています。もしかすると、谷川岳の山頂の雲が晴れるかもと期待して、谷川岳ロープウェイ乗り場へ。
谷川岳ロープウェイは土合口駅(標高746m)と(標高1,319m)の山腹にある天神平駅まで2300mを結んでいます。往復料金は大人2,000円。片道は1,200円。天神平駅から、今度は、リフトに乗って天神峠駅(標高1,502m)へ。片道大人400円、往復700円。
天神峠から天神平を見下ろす
天神峠駅の展望台から谷川岳を見ると、残念ながら山頂には雲がかかっていました。望遠鏡を覗いて、天神尾根を見ると、沢山の人が頂上を目指して歩いているのが見えました。
天神峠から谷川岳を望む
昼はお蕎麦がいいねと話をしていたら、丁度、お店があったので入って食べると、大変美味しいお蕎麦でした。お店の名前は「坪の庵」といいます。
入口は小さいのですが、中は広々とした座敷で、座卓がゆったりと配置されていて、天井も高くて座卓も立派でした。
坪の庵の入口
麺は、硬く・太く・黒いです。
以前に、宮城県の七ヶ宿の蕎麦屋で食べた時と同じく、かたく歯応えがあり、よく噛んでそばの香りを楽しみたいおそばです。
坪の庵の天ざる
今日は、湯沢も天気予報で晴れとのことでしたので、再度湯沢へ。湯沢では、「湯沢高原アルプの里」に行きました。
「湯沢高原アルプの里」へは、世界最大級166人乗りの大型ロープウェイで、一気に標高1000メートルの高原まで昇ります。
1000種類以上の高山植物が咲くとパンフレットに書いてありましたが、花も盛りを過ぎていて、「ロークガーデン」では、それほど咲いていませんでした。
帰りのロープウェイ乗り場の近くに「雲の上の足湯」がありましたので、ここでも、足湯に浸ってしまいました。
湯沢高原アルプの里の入口