二人でゆったり温泉・露天風呂

露天風呂、温泉、リゾートホテル等、夫婦で気の向くままに楽しんだ記録です。

金沢から東尋坊を観ての一拍旅行

2013年07月31日 | Weblog

 今年は、気候が異常だ。東北の梅雨は空けないし、29日には金沢市で大雨洪水警報が出ているので、旅行を中止すべきか迷ったが、この二日間は曇り時々雨との事なので決行。
 幸いにして、旅行中は晴れ時々曇りとなり、楽しい旅行となった。

 1日目:大宮(7:26発)~Maxとき303号~(8:11着)越後湯沢(8:20発)~はくたか2号~(10:53着)金沢・・・ガイド付き金沢市内観光・・・ホテル金沢泊
 2日目:金沢(8:48発)~しらさぎ56号~(9:25着)芦原温泉駅・・・タクシー2時間観光(東尋坊、瀧谷寺)・・・(三国温泉芦原荘で日帰り入浴)・・・芦原温泉駅(14:15発)~しらさぎ7号~(14:51着)金沢(16:20発)~はくたか21号~(18:52着)越後湯沢(19:01発)~Maxとき344号~(19:46着)大宮

金沢駅正面の「鼓門」

 金沢駅の東広場の正面に構えるのは、伝統芸能に使われる鼓をイメージした「鼓門」で、金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージした2脚の柱に、緩やかな曲面を描く屋根をかけたものです。
 伝統と革新が共存する街である金沢を象徴する堂々たる門です。
 そして、その「鼓門」奥には、雨や雪の多い金沢で、訪れる人に差し出す雨傘をイメージし、おもてなしの心を表わしたガラスのドーム「もてなしドーム」があります。
 3,019枚ものガラスを使用し、金沢の玄関口に、明るく、雨にもぬれない広場を作り出しています。

金沢駅の「魚菜屋」で昼食

 この店は、売り切れ御免の「のど黒定食」や「本日の近海魚ランチ」で有名らしい。写真は海鮮丼です。

いいね金沢

デジタルでなく小さな噴水の集まりです。

金銀箔工芸さくだ

 1919年創業の「金銀箔工芸さくだ」では、工房で職人さんによる金箔製造工程の説明や、箔の作業を間近で見ることができます。
 店内には雅やかな金屏風の展示や金箔(女子)・プラチナ箔(男子)の化粧室があり、あぶらとり紙、蒔絵シール、金箔入り食品等、「さくだ」オリジナル金箔グッズも沢山あります。
 また、オリジナル作品作りができる「金箔貼り体験」(要予約)も評判です。

「金銀箔工芸さくだ」のプラチナ箔(男子)の化粧室

「金銀箔工芸さくだ」の金箔(女子)の化粧室

ひがし茶屋街

 浅野川の川岸に、美しい出格子(キムスコ(木虫籠)と呼ばれる)がある古い街並みが残こっています。
藩公認の茶屋街で、金沢藩当時の格式と伝統を受け継ぎ、その風雅なたたずまいは、京都・祇園新橋と並んで国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。
 現在、営業中の茶屋は8軒あり、芸妓は14人。
 他に、「にし茶屋街」と「主計町茶屋街」があります。

箔座ひかり蔵の「黄金の蔵」

 「黄金の蔵」は、純金プラチナ箔で仕上げた外壁が太陽の光を受けて眩しいほどに輝いています。
一方、内壁は純金箔24Kを使用して仕上げられており、これもまた美しく必見です。
 「箔座ひかり蔵」は、世界で初めての「純金プラチナ箔」を使用して、箔本来の美しさを「箔品」として形にしました。お店には、魅力ある素晴らしいアクセサリーが展示されています。

金沢城

 明治4年(1871)の廃藩置県により、金沢城の地は兵部省(翌年陸軍省)の所管となり、同8年から歩兵第七連隊が駐屯していましたが、第二次大戦後は大蔵省の所管となり、国立大学誘致運動の中で文部省に貸与され、昭和24年(1949)に金沢大学が開学しました。
 平成8年(1996)3月、金沢大学の移転に伴い、石川県が国からこの地を取得し、金沢城址公園として整備を進め現在に至っています。
 金沢城は、「石垣の博物館」と呼ばれています。
 写真の奥が「石川門」で、ここで、NHK大河ドラマ「利家とまつ」の撮影が行われました。
 この「石川門」を入った処の右と左で石積み方が違います。右側は「切り込みハギ」、左側は「打ち込みハギ」の技法となっています。

兼六園

 写真は、徽軫灯籠(ことじとうろう)です。
 兼六園のシンボルとしてよく知られ、観光写真でも度々登場する2本脚の灯籠です。
 特別名勝兼六園では、霞ヶ池、瓢池、氷室跡の堆積土砂の除去及び霞ヶ池の護岸改修が行われていました。
その為、噴水の水も上がっていませんでした。
  霞ヶ池:7月16日(火)~8月9日(金)
  瓢池 :8月20日(火)~30日(金)
  ※堆積土砂の除去は、平成13年以来12年ぶり。
  ※護岸改修は、昭和51年以来37年ぶり。
  大人300円、小人(6歳以上18歳未満)100円、65歳以上は無料。

東尋坊(とうじんぼう)

 東尋坊は「輝石安山岩の柱状節理」(五角形、六角形の柱状の岩の集まり)で、韓国の金剛山・スカンジナビア半島のノルウェーの西海岸と、世界で3箇所しかない地質学的にも貴重な自然遺産です。
 東尋坊(とうじんぼう)の由来は、時は寿永、民に巨悪の限りをつくした東尋坊という名の怪力の悪僧が、美しい姫君に心を奪われます。
ところが、恋敵がいて、東尋坊は、恋敵である真柄覚念という僧と激しくいがみ合います。
 ある時、岩場の上で酒宴を催した真柄覚念は、すきを見て東尋坊を断崖絶壁から突き落とします。
 すると、天候はにわかに崩れ、雷と暴風雨が四十九日続いたそうです。
 そして、毎年命日にあたる四月五日は、東尋坊の怨霊が大波と化し、岩壁を激しく打ち殴り続けました。
 この岩壁が「東尋坊」と呼ばれることになりました。

三国・瀧谷寺(たきだんじ)の鐘楼門

 写真は、柴田勝家が寄進し、その後元禄に改修された鐘楼門です。
三国・瀧谷寺(たきだんじ)は、 山門から本堂まで、福井の名石「笏谷石」の参道が続きます。
 笏谷石は丸岡城の屋根瓦にも使われている軟質の石で、雨に濡れると青味を帯びたきれいな色になります。
 笏谷石は滑りやすい石なので、参道には敷物が敷いてありました。

三国温泉の「湯元の宿 芦原荘」の温泉

 あらわ温泉駅の観光案内で、食事付きの日帰り入浴コースをお願いしたところ、1人3,000円で部屋で食事の入浴が予約出来ました。
 お風呂も部屋もリニアルしたのでしょうか、きれいでした。
特に温泉は、湯温度の異なる浴槽が3つあり、ゆったりと楽しむことが出来ました。