二人でゆったり温泉・露天風呂

露天風呂、温泉、リゾートホテル等、夫婦で気の向くままに楽しんだ記録です。

源泉掛け流し乳白色の色の湯「高湯温泉ひげの家」

2009年08月01日 | Weblog
 福島飯坂インターからフルーツラインを通り、モービルガソリンスタンドのある交差点から高湯温泉への曲がりくねった山道を上る。
やがて車中に硫黄のにおいが立ち込めてくると、高湯温泉の入口にある温泉宿「玉子湯」がある。そして、今宵の宿「ひげの家」は、そこから200m程上ったところにある。



 「ひげの家」の門に、「日本秘湯を守る会」の大きな提灯がぶら下がっていた。
高湯温泉の宿をインターネットで調べたら、口コミ情報等で、「ひげの家」の評判が良かったので、申込をしたのですが、実は、到着するまで、「ひげの家」が「日本秘湯を守る会」の旅館だとは知りませんでした。
 泊ってみて、秘湯とは言えない程館内は清潔で、あちこちに季節の花(やはり紫陽花が多かった)が飾られていて、その素朴さに心が穏やかになります。
又、温泉がとても素晴らしく、どのお風呂も清潔感があって、とても気持ちよく入れ、なおかつ料理も美味しかった。



 風呂は、内風呂が男女あり、露天風呂は三つあります。
写真は、露天風呂の「星見風呂」で、「星見風呂」は貸し切り風呂で、空いていれば内鍵を掛けて自由に入れます。
 まず、入口の看板を裏返しにして、入浴中にします。かなり急な鉄梯子を降りると、右手に「星見風呂」があります。扉を開けると、そこが脱衣所になっているので、入って内鍵を掛けます。
 風呂は小さめの風呂ですが、家族で入るには十分の広さです。白い木の浴槽に乳白色の湯がとてもきれいです。湯の華が底に沈殿しているので、足を滑らせないように静かに湯に浸ります。
私は乳白色の湯が大好きですが、ここの湯は濃厚で肌触りが滑らかで、とても良い気持ちでした。足でかき回すと湯の華が浮かび乳白色の濁りがさらに増します。



 秘湯ということなので、食事はあまり期待しなかったのですが、一品一品に工夫があって美味しかったです。
女将さんの手書きのお品書きがあり、繊細な盛り付けの前菜に始まり、福島牛のステーキ、造りは福島原釜漁港直送の旬の魚盛り合わせ等、季節を感じさせる会席料理です。味付けは、素材やだしを生かし、あっさりしていて、年配の私にはピッタリでした。



 内湯は工事をしていたのですが、7月16日に完成したそうです。
完成したばかりの内湯「仙気の湯」に入ることが出来て、ラッキーでした。
とても明るく、清潔感があり、檜の匂いがして、気持ち良く入れました。
内湯も露天風呂も、湯船は小さめですか゛、ほとんど1人でゆったりと入れました。連休等で満室(客室14)の場合も、お風呂が混み合うことはないそうです。



 内湯も露天風呂も、いづれも源泉掛け流しの温泉です。
露天風呂「滝の湯」から側を流れる渓流を眺めると、あちこちで硫黄泉が自噴しています。
「ひげの家」では、これをそのまま湯船に引湯しています。温度は、ちょっとぬるめ(41度くらい?)なのですが、源泉掛け流しなので、お湯の濃厚さと新鮮さを感じます。
湯の量、質ともに良く、ぬるめのお湯に渓流のせせらぎを聞きながらゆっくり入れます。


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