追記:
Takakoさんから連絡をいただきました。検疫所に問い合わせをしたところ、係留の施設の環境が思ったより良さそうだということで、日本の検疫所で係留、またはアメリカでドッグホテルという線を考えていらっしゃるとのことです。ご心配いただいていますが、とりあえず、一旦預かり募集は停止させていただきます。(3月29日)
検疫のことをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、参考のために、記事は残しておきます。
日本の検疫のシステムが比較的最近変わって、最近はペットの犬や猫が空港の検疫所で何ヶ月も拘束される必要はなくなったのですが、それに伴って、手続きは半年以上前から始めなければいけないことになりました。(補足です。以前は、検疫所で長いこと隔離されなくてはいけなかったのが、この改正のおかげで、手続きさえ済んでいれば最長12時間、多くの場合は2~3時間で解放されるようになったので、ある意味朗報なのです。詳しくはオフィシャルのサイトをどうそ。)
実は、今日本語を教えている生徒さんで、やはり日本への転勤が決まり、愛犬を日本に連れて行くに当たって悩んでいる方がいたりして、私にとっても急に身近な問題になっています。
また、日本人駐在員のように、こちらでペットを迎え入れて、長く住むつもりが突然会社から帰国命令が出たような場合、その準備が間に合わないことがあります。
今回、そういう事情で、愛犬と同時には帰国できないという方から、なんとか半年ほど、愛犬を預かってくれる人を探したい、という相談を受けました。
以下、ご本人からのメッセージです。
シカゴ郊外在住のTakakoと申します。私の飼っている犬を約半年間お預かりしてくださる方を探しています。一歳のハウンド犬の雑種で、名前はパンプキンといいます。中型犬で、避妊手術は済です。三ヶ月前にレスキューでいただき、家族として暮らしていこうと思っていたところ、急遽、主人に四月末までに日本へ帰ってくるよう指令が出されました。
急いで帰国について調べたところ、ペットの日本入国に関してはさまざまな手続きを含めてざっと七ヶ月以上かかってしまうことがわかりました。
マイクロチップの装着、狂犬病ワクチンを二回接種、血液検査と180日のアメリカでの国内待機を済ませなければ、日本の空港にて期間中係留されてしまうとのことです。私たちの勉強不足もあって、これから準備をしなければならないのですが、二回目の狂犬病ワクチンと血液検査、180日の待機を四月末までにすることはできません。
パンプキンは子供のいない私たちにとって家族同然の存在であり、特に私にとってはなれないアメリカ生活で本当に心の支えとなってくれました。
会社が用意してくれた住まいで仕事をしない私が一人でここに残ることはできません。何とかならないかと、今回TAMA様のホームページに行き着き、メールをさせていただきました。そしてホームページを通じて一時預かりの募集を提案してくださいましたので、ありがたく掲載をお願いしました。
パンプキンは他の犬が大好きで、子供さんとも仲良くできます。とても元気でリードを引っ張るところなどは現在トレーニング中ですが、お手とお座り、伏せなどはできるようになりました。噛み付いたりはしません。
もしご興味を持っていただいた方には、一度会いに行かせてください。詳しいお話を含めてパンプキンと直に会ってもらってから決めていただければと思っています。もう一ヶ月を切っていますので、二回目のワクチン接種と血液検査などもお願いしなくてはなりません。必要書類などは日本から用意して送る形になると思いますが、獣医さんにつれていってもらうなど実際にはたくさんお願いしなくてはいけないことがあるでしょう。
たくさんお世話をおかけします。
シカゴから近い方が好都合ですが、このような状況ですから私たちも車でいける距離ならばどこへでも足を運び、お願いにお伺いしたいと考えています。一度ご興味を持ってくださった方はご連絡ください。
この子です。パンプキン
こういう事情です。もし、連絡を取ってみたい方がいらっしゃったら、画面左のメールのリンクまたは左メニュー下の方にあるメッセージBOXで私にご連絡くだされば、TAKAKOさんの連絡先をお伝えします。
この程度のお手伝いしかできませんが、やっと家族になった愛犬と離れなければならない気持ち、お察しします。もし、どなたか半年間パンプキンを預かってくださる方がいたら、私も嬉しいのですが・・・。ウチにチンピラがいなければねぇ。。。
パンプキンちゃんと飼い主さんご夫妻のその後のお話はここをクリック!
最後の呟きがなんとも・・・・・チンピラくん、我が家の次男とともに頑張ろう!!・・・・・。
法律が変わる前でも相当煩雑な手続きが必要だったのに、更に面倒なことになってるんですね。
世界的なウィルスの流行を抑えようとしたら、厳しくしてしすぎることはないんでしょうけど。。。
お泊りできるおうちが見つかるといいですね、かぼちゃん(´-`)
数年後に来た両親も同じように・・・
トミさんの兄弟姉妹は隣国に行きましたが、空港検
査は15分程で済み、一緒に家に帰れるそうです。
知っている限りでは日本が一番厳しいと言っていました。
パンプキンちゃん きっと預かってくださる方がみつかりますよ!!!
・・・私がシカゴに住んでいれば・・・
入れ違いですね。
そもそも日中留守だから大事なかぼちゃんをお預かりするわけにはいかないけれど・・。
かぼちゃんの仮宅が早く決まりますように。><
①シカゴからデトロイト郊外の我が家までは車で4-5時間の距離があること。
②今年は私事ですが、日本に2回帰国しなくてはいけなくて、その間ケンネルに預けなくてはいけなくなること。
③我が家にはちょっと気難しい猫がいること。(犬もいますが、そっちは99%問題ないです)
この3つがありますので、ではワタクシが!と立候補できる立場ではありません。申し訳ないです。
近所で、いい条件の方が見つかること、心から祈ってます。
もしも、本当にどうしてもどうしようもないという状況になったら、またご相談ください。
それにしたって長い期間ですねえ。。
もう少しなんとかならないんでしょうか( ´-`)
検疫にとても時間が掛かると聞いた事はありました。急な事情で帰国という事では手続きだってうまくいかないですよね。。。
水族館の魚にマイクロチップ…は入ってないでしょうねぇ。一応記事中にオフィシャルのリンク張ってみました。
ニンゲンの子には輝く未来が待っていますが、チンピラ犬は進歩してくれるかしらねぇ。。。
記事中に補足したのですが、実は今回の改正で、検疫所に留め置かれる期間が大幅に短縮されたので、ペットには朗報、というとらえ方が多かったのです。でも突然帰国しなければならなくなったような場合は大変ですよね。
#かぼちゃん、定着しちゃったみたいですが・・・
トミさんファミリーも大変だったのですね。日本は島国で、かつ狂犬病が発生していないということになっているので、水際で食い止めるのに必死というのは理解できます。これはもう飼い主側が気を付けるしかないかもしれません。我が家も、いつ何があるかわからないから、常に血液検査を受けておいた方がいいのかも…と思い始めました。
預かりさん、見つかるといいのですが・・・。