合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

うぃるちの体調

2019-12-27 | 問題犬Willの更正日記


うぃるちの近況です。



なーあんてシレッと書いてみましたが、もう更新しないんじゃないかというくらい間が空きました。写真の加工ソフトの調子が悪いというか、新しいPCとの相性が悪いのかな。いちいちすごい時間がかかるのでブログ用の写真のサイズ変更が大きな障害になっています。その点、フェイスブックやツイッターだとそのままポンッなので、ついメモみたいにアップロードして満足しちゃいますね。ブログまで情熱がもたない。
それとは別に近頃はブログといえばビジネス。個人のブログでも基本はアフィリエイトで稼ぐのが主流になってきているのもあってなんだかな、でもあります。モチベーション下がる一方。まあ、なんのかんの言っても自分の中での「シェアしたい!」という気持ちがなくなっちゃったのが一番の原因なのかな、とか思ったりもするのですが。在米もほとんど20年というまさかの長さになってきて、生活に新鮮さもなくなり、日々は仕事とバレエで過ぎていく。このままだとあっという間に人生終わっちゃうな、という感じなのでやっぱりたまにはブログ書こう。何か残しておこう。


さて、それとは別に、うぃるちに関しては我が家に来た12年半前からずっと読んで気にかけてくださっている方々もいらっしゃるので、私には報告の義務もあると思っています。

実は、ここ1ヶ月ほど、お腹とお肌の調子があまり良くないのです。きっかけはカユカユでした。なんだかガジガジお腹をいじっていると思ったらあっという間に皮がむけ、かさぶたに。それが何箇所にも広がったので食物アレルギーを疑いました。もともとアレルギー体質のうぃるちです。その直前、珍しく鮭がベースのフードに変えたところだったので、少し高級な、バイソンやらイノシシやらヤギなんかのお肉のフードにアップしてみました。

しかし、改善なし。それどころかおトイレナンバー2がユルユルに。。。リンゴ先生のところに助けを求めに行くと、容赦ないバリカンと抗生物質その他の治療で、お腹のお肌はすぐに良くなりました…しかし、今度は背中やら足やらに飛び火。一方下痢はむしろひどくなる一方です。プロバイオティックの乳酸菌も効果なし。年齢もあって脚もかなり弱ってきました。





秋には、弱いながらもご近所一周800メートルは40分かけて余裕で回っていたのです。


「まあ、たまに転んだりはしまちたけどね。」



これは数年ぶりにいきなり地下への階段を降りようとして一番下まで転げ落ちたとき。



「びっくりしちゃったでちよ。」

いや、私もびっくりしましたけどね。油断大敵。でもおかげで大好きな人間ベッドに寝かせてもらってまんざらでもない感じでした。おい

それにしても、まさか猫に触発されてそこまでするとは予想外でした。



「ナニカ言ったかニャー」



コヤツらはタッグ組んで悪いことしまくりの今日このごろですが、それはまた別の機会に。




「お腹いたいんでちよ。」


ホリデーシーズンは犬猫病院も休みがち。ちょっと不安です。でも相変わらず、食欲あります!下痢で24時間絶食させたのは辛かった(お互いに)。この不調が一時的なものでありますように!
「元気になぁれ!」の気を送ってくださいな!

そうそう、相変わらず噛み犬をやっております。。。。被害者は主にオット。噛むくせにオットの足元に来ては横になり、足が動いたらアキレス腱を攻撃する癖は治りません。耳が聞こえなくなってからひどくなっている気もします。仕方ないか。



「しかたないでちよ。おなか痛いんでちから。」
いやいや、その前から同じだから。。。



噛み犬のお誕生日?

2019-07-27 | 問題犬Willの更正日記

7月27日は、うぃるちのうちの子記念日12回めです!


「こんな写真しかないとかナメてんでちか!?」



だったので、慌てて外に撮りに行ったのですが…




まあ、「ぼくぼくぼくぼくぼくぼくぼくぼく」って言ってくるデカい弟が



常にうぃるちと私の間にチキチキ割り込んでくる。




うぃるち、ずいぶん弱気な顔になっちゃってますが。



「ごしんぱいなくでち!!ちゃんと噛みまちよ!」



そうなんです!しばらく前に「年とって丸くなった」なんて思ってましたが、あれはどうやら体重が増えて噛むのも億劫になったというか、体が動かなかっただけらしく、甲状腺の薬とダイエットですっかり体が軽くなったうぃるちはまた無事噛み犬に戻りました(泣)。
目が見えなかったり耳が聞こえなかったりで驚いて噛んだり、床に落としたベビーキャロットと間違えて私の足の小指を噛んだり(あれはほぼ食べるつもりだった)、近づいたいっぽと本気で喧嘩になったり…

うちに来た当時のように本気で人を傷つけようと噛む!ということは100%なくなりました(proud)!!。でも爪切りが嫌で威嚇で歯を当てたり、うっかり寝てる近くでヒトが動いてしまったりしたときに驚いて噛んだりということはむしろ増えているかも。それでいて、いつも必ず、何が何でもヒトの近くにいたいんです。「だってパック(群れ)でちから!」 それでどかしても戻ってきてカウチの足元に寝て、ヒトの足が動くと噛む!って!!不安なんでしょうね。。。

これでまるまる13年。我が家の永遠の王子クキさんでさえ12年、ほぷちゃんに至っては2年7ヶ月しかしかいられなかったことを思うと感無量です。

こんな時代を乗り越えて、よくぞここまで長生きしてくれました。初期に処分されててもおかしくなかったんだよ、キミは

正直、子どものお客さんを家に呼ぶことができなくなったり、いつも気を張っていなくちゃいけなかったり、裏のキ○ガい親父にいちゃもんつけられたり、意外と体が弱くてアレルギー持ちだったり、腫瘍を取ったり、関節炎でレーザーの治療を受けたり、ああ拾い食いでER送りになったことも一度ならず……

はっきり言って問題犬でありつつ、独特の存在感をはなつうぃるち。それでも、今がずっと続いてほしい。来年も再来年も、夏を乗り越え、冬を乗り越え、春には一緒に桜を見に行きたいです。


お誕生日おめでとう!Will=うぃるち=真茶郎!!(こんな名前もありました)長生きせいよ!

「噛むんでち!」





うぃるちの今日このごろ

2019-06-11 | 問題犬Willの更正日記



「さてさて、真打ちの登場でちよ、みなさん。待ってたでちかー?」
座りだこが大きくなってブヨブヨしてきたところをリンゴ先生にお見せしたところ、その場でグリグリ、指でぎゅーっって絞られて膿が出ました。私は「ぎゃぁーーーーー」ってなったけどが、ドクターは「彼(うぃるち)は全然気にしてないよ。キミは見なければいい」…て。。。絶対獣医の助手にはなれない。

とにかく舐め壊すので手を変え品を変え守っています。この後今度は関節炎の進行でオテテが広がって来てしまい、指と指の間が裂けたりして…これまた舐め壊すので手袋してテーピングです。



最近は耳はほとんど聞こえてないんじゃないか。眼の前に落ちている食べ物もなかなか見つけられないところを見ると目も見えてないんじゃないか。。。それはそれで本人平和かな…と思いきや、その分不安になるのか、ガブガブ率が高まっています。それでいて不安なのか、人の足元で寝るのが好き。でも足を動かしたら噛むんです。ワニかよ。。。




「悪口なんか聞こえねーでちよ。」




「イケメンでちよ。」




「なんで今頃半年前の七草粥の写真とか出してんでちか。ネコの写真ばっかり撮ってるからでちよ!」



お散歩は今でも大好きです。自由です。




そして最近の特別料理。ドクターを変えてダイエットも180度変わってご飯なしの肉と野菜食オメガ3オイルとフラックスシード入。たいていおじーさんがせっせと作ってくれます。




「苦しゅうないでち。ようやく身分がボクに追いついたでち。」





うぃるちの診断ひっくり返る

2019-02-15 | 問題犬Willの更正日記
うぃるちの立てない病が悪化してきて、しかもダイエットが上手くいってない感じで行き詰まり、2010年以来、実に8年半ぶりにシレッとリンゴ先生のところでセカンドオピニオンもらってまいりました。
まず第一に、体重増えてた。と思う。。。。私は58.8という数字を見たと思ったのですが、帰ってから記録を見たら56.6とあって、見間違えたのかな。もしそうなら1オンス減ったのかも。はっきりしなくて残念。。。でも感覚的には減った感じは全然していません。それにあれだけ食事の量を減らしているのに1オンスしか減っていないなんてやっぱりどちらにしてもおかしい。


「ボクのお話でちねえ。」


さて、診断ですが、現在の主治医と言うことが180度違うんです。
箇条書きにすると。

まず、今までの主治医の診断から。
1.よく吐くのは膵臓がわるいせい。タンパク質、脂肪をできるだけ減らしたダイエットを。炭水化物で増量するのもいいかもしれない。
2.体重も減らさなくちゃいけない。
3.関節炎が進行して足に痛みが出ている。痛み止めのトラマドールを50mgから100mgに増量、更にヴェトプロフェンも1日100mg追加。
4.お散歩禁止。



「最近はイケてるブーツ履いてまち。」



「なんかヘンでちか?」



「魚河岸の人みたい、とか言ってんのはダレでちかanger
それはキミの大好きなおじーさんですよ。コールタールに足突っ込んじゃった工事の人にも見えるってよ。



お外用にはこんなのも。




おにーさんも使ってたこのトランポリン用くつしたは滑らないんですがとにかく抜けやすく。毎回16本ものビニールテープを貼ったり剥がしたりするのに疲れてボツに。






続いてリンゴ先生。
1.膵臓は異常ないはず。血液検査で出る膵臓の値が少し高いくらい問題ないし、こうして膵臓を押しても全く反応がないということは膵臓じゃない。吐くのは食物アレルギーかもしれない。なので、タンパク質、脂肪を減らしてはいけない(もともとリンゴ先生こっちの主義。「犬は肉食動物だよ。ヴェジタリアンダイエットとか、何かんがえてんの!」と憤っていたのを見たことがある。
2.ダイエットしているのに体重が減らないのはCarbo intoleranceナンチャラの可能性がある。消化できない炭水化物を摂ることで膵臓が過剰にインスリンを出してしまって、脂肪として取り込んで身体についてしまう。なので炭水化物をカットすること。 ドライフードでさえ炭水化物が多いので、コメを足すなんてもってのほか。すべて缶フードに。
3.トラマドールは犬にはそもそも分解できる酵素がないから痛み止めとしても無意味。ヴェトプロフェンは効くけれど、そもそもこの子は痛みを感じていないから意味ないし、よけい吐く。
4.確実ではないけれど、甲状腺機能低下症の症状があるようにも見えるので、害にはならないから甲状腺の薬(ほぷちゃんもクキさんも飲んでた)を1ヶ月飲んでみて。

なんかあまりにも真逆の治療なので、もうこれはどっちを信じるか2つに1つでしかない、って感じなんですが…。一番気になるのは「痛みを感じている。なぜならこうして足を曲げ伸ばしすると嫌がるから」という主治医。そして「痛みを感じていない。なぜならこうして足を曲げ伸ばししてもまったく反応しないから」というリンゴ先生。私がやってみると…反応しているような…していないような…←駄目すぎる

とりあえずリンゴ先生かな。今まで主治医のやり方でやってきてうまくいってないからね。。。痛みの特効薬というレーザー治療も効かなかったし。
というわけで、今日から高級缶フードのうぃるちになりました。ドクターは1回に1缶の3分の1でいいって。缶のディレクションには1日3缶と書いてある。。。1回半缶にしたところで規定量の3分の1にしかならない??? でもドッグフードのパッケージに書いてある量ってみんなクレイジーだよね。そんなことしたら大デブになっちゃうよ、的な。だからこんなもんでいいのかもしれません。いつも飢えてるうぃるちだけど、案外コメのせいでよけい飢餓感が増してるかも、とも言われました。だとするとついでにコメもらってるいっぽが太っちゃったのも同じ理由だったりして…。


ともあれ、真逆の治療、昨日から始まりました。とりあえず痛み止め完全にカットしても変化はありません。むしろサクサクあるいているような。。。それと、飢餓感もさほどないようで。まだまだ観察が必要です。


うぃるち うちの子記念日

2018-08-05 | 問題犬Willの更正日記



「あのねっ!兄ちゃん、お誕生日だったんだよ!」



…という理由ではなく、友人の誕生祝いに一緒に散歩に行ったときの写真。


「ベンチにピンクのおリボン付きカチューシャが落ちてやがったんでちよ。」
究極迷惑そうなうぃるちw




これがうぃるちのお誕生日プレゼント。「なんでおとーとのヤローもおやつもらうでちか?」



型についてたレシピで、ピーナッツバターとオーツと卵、それに小麦粉を混ぜて焼きました。犬たち大好き!定番にしましょう。




うぃるちがうちの子になって11年経ちました。



長い道のりでした。あっという間でもあり、気が遠くなるほどの時間でもあり。

天使のHopeの跡継ぎとしてやってきた噛み犬!(しかもコリーミックスという触れ込みで!→後に100% No Collie!と修正) 
「この子は一生クッキーみたいないい子にはなれないと思うけどいいの?」ってシェルターで聞かれて引き取って、その後の激しい問題行動でシェルターに戻すかどうかの瀬戸際に立たされた我が家。まさか、11年経っても噛み犬やってるとは思わなかったですが、当時のどうしようもない本気の「攻撃噛み」とは全く違って、最近はびっくりして噛むだけです。耳が聞こえないからかな。

おとーとのことはいまでも大嫌いで喧嘩ばかりだし、近くで人間の足が動けば噛むし、ゴミ箱漁るけど、ずいぶん丸くなったし、とにかく老犬パワー炸裂でかわいいのなんの。あの頃は「この子が長生きをすることはこの子のために幸せなんだろうか」なんて真剣に悩んでたのに、今はとにかく長生きしてほしい。全身腫瘍だらけだし足腰弱いし、耳も目も弱っているけれど、かわいい我が子(孫)です。長生き!長生き!




「ボクの方はいろいろ進歩してるでちけど、おばーさんの写真の腕は上達なしでちね。」





食欲魔犬の災難再び

2016-11-16 | 問題犬Willの更正日記
ネタ写真がたまりすぎて記事書く時間が追い付かず、とりあえず食べ物ネタだけまとめて放出しちゃいます。

なぜ今食べ物ネタかというのには理由がありまして。。。詳細は引っ張って記事の最後に。



もう1カ月ほども前になりましょうか。まだ木々が緑ですね。
「コワイ」



落ち葉の前に、枯れ枝をまとめて燃やしました。
「コワイよ。」



「オマエはシロウトでちね。こーゆーときはたいがい良いことがあんでちよ。」



じゃーん



ヨイコトありました!



リンゴの芯くり抜いてバター詰めて~



レーズンも詰めて~(犬はレーズン食べられないよ!)




ラム酒かけて~




お砂糖たっぷり




ナチュラルのケーンシュガーです。




「見てまちよ。」




至近距離でガン見のうぃるちに対していっぽは…
遠い…遠すぎる




実はこちらがうぃるちの本命



「知ってまちよ。知ってまちよぉぉぉ~」



ああ~、今年も食べられた!



スーパーで普通に買えるようになった日本のサツマイモ!(はい、我が家のは無残に失敗しましたから)




「うれぴいでち~」



うぃるち、満面の笑み


この日、うぃるちは幸せでした…


めでたしめでたし。











…って終わればいいんですが、うぃるちは幸せじゃないんです。食べても食べても、食べ終わった瞬間に不幸になっちゃう。Food Addictive という状態です。初めて我が家に来た9年半前から飢えていましたが、それ以来ほとんど飢えていない状態というのがないうぃるち。ほぷちゃんのときに成功した「限界までドッグフード食べさせる作戦」も何度かやったけどその時は食べられなくなっても、またすぐ飢餓感は復活。肉を2キロも盗み食いして吐きまくったこともあったけど、けっして満足はせず。


そんなうぃるちが、またもややってくれました。悪夢あげいん


日曜日、いつもの散歩に出かけたのです。その日はいっぽが初めて呼びの練習に成功、ということで我々夫婦は浮かれていました。進んだり戻ったりしながら少しずつ近づくいっぽを喜んでビデオに撮っていた私ですが、そのビデオの隅で、一心不乱に地面から何かを拾い食いするうぃるちの姿には気づかなかった。。。ただ、「あれ?今何か食べてた?」って思って地面をチェックしたけれど特に何も見当たらず。深く考えずその場を後にしたのでした。それが4時過ぎのこと。

そして夕食直前の5時半。突然うぃるちが吐きました。この子は比較的吐きやすい子なので特に心配はせず、でもいつもより激しかったな、くらいで普通に食事をさせ、10分後。全部吐き戻し。そして6時から8時半までの間に8回吐いて、元気もなくなってきたので、さすがに救急へ連れて行きました。毒物か、胃捻転かと心配でした。その中で散歩途中の拾い食いに思い当たってビデオを見返すとバッチリ。何かはわからないけれど、とにかく20秒以上かけて食べてる。鳥の死骸かネズミか、腐った食品か…そんなものだったのかもしれません。うぃるちに関心低すぎ…


救急センターで、バイタル(脈拍・血圧)は正常、歯茎の色もいい、直腸検査も正常、消化器の触診でも異常は見られない、脱水症状も(まだ)なし、ということで、一晩の検査入院を勧められましたが、Hopeのときもこの春のいっぽのときも検査入院が役に立ったためしはないので、連れ帰ることにしました。腹部の触診で異常がなく、バイタルが安定していれば異物誤飲や毒物ではないだろうと判断したのです。病院に着いてからは一度も嘔吐はなく、念のために「かなり強い」吐き気止めの薬と脱水予防のブドウ糖を背中に入れて(皮下点滴?)ラクダにしてもらって帰りました。

いつものアレルギー薬、ApoqueleとOxyzineはそのまま継続、でも関節痛のためのアスピリンは消化器に良くないということで一週間はTapazoleに変更になりました。他にPepcidを毎日20mg。そしてお約束のブランドダイエットで、しばらくは白米と鶏胸肉だけの食事です。


火曜日現在、経過は順調です。薬が効いたのか、吐くものがなくなったのか、嘔吐もあれでおしまい、下痢もしませんでした。そして、ブランドダイエットは消化が良すぎてお腹が空くので、またもや食欲魔神となったうぃるちは今朝、ゴミ箱に顔を突っ込んでいるところを発見されました。

食べ物なんて入ってないですけどね。未だに、生ゴミや肉の汁が付いたビニールが少しでも入っているゴミは扉の中にロックされている我が家です。まあ、うぃるちが普通でないとはいえ、今回のは(も)明らかにニンゲンの不注意なので、今後も気をつけます。覚書を兼ねた反省でした。


↓救急のカルテに(拾い食い。ビデオ証拠アリ)と書かれたビデオ。youtubeの動画埋め込みタグってどうして表示されなくなっちゃったのか、ご存じの方教えてくださーい。
https://youtu.be/kdyJ6pcdjzI



The Day 4

2016-09-25 | 問題犬Willの更正日記
うぃるち、水曜日の前提疾患発症から4日め。眼振はすっかりなくなりました。ただ、まだ食欲(ちょっとだけ)不振とよろけは残っています。でも精神面だけはかなり戻っちゃって、相変わらずセキュリティ全開、いつものようにバカ吠えして走り出しては勢い余ってコケるうぃるちにおばーさんは頭を抱えています。外もヨタヨタと走り回っています。大丈夫そうかな?日曜日はドッグパークへ行けるかな?もしかしたら慢性的なものになっていくのかもしれないけれど、とりあえず快方に向かっているご報告でした。



apoquelというのが抗アレルギー剤。今スペル調べるためにgoogle開いたらうっかり値段見ちゃいました。1錠あたり2ドル50だって!高っ!よく効きます。でもやめるとすぐにカユカユになる。薬漬けうぃるちの1回に飲む6ピース(半錠もいくつかある)が把握しきれなくてピルケースを導入。クキさんの時以来です。

でも、クキさんと比べたらうぃるちに薬飲ませるなんてヘでもありません。超らくちんです。どんなにチーズで包もうが、肉に混ぜ込もうが決して騙されず、薬だけ「ペッ」って吐き出したクキさん。食べ物と一緒に差し出せば噛みもせずになんでも飲み込んじゃううぃるち。。。カンタンに毒殺されそうですorz



「毒殺でちか」
 (c)コリーですの。シェルティですの。 乱君の名台詞をお借りしました



「ボクは毒殺なんかされないよ!」
だから、君はいちいちお薬を喉の奥に押し込まれちゃうんです。



「とりあえず眼振は収まったんでちよー。」


前庭疾患vestibular disease 眼振 nystagmus この二つの英単語が覚えられない通じにくい。そんなこと言ってられないから何度も何度も発音して練習する。覚えなくて済むなら覚えたくないコトバだけど、残念ながらだんだん耳慣れたコトバになっていく。。。



おまけ


リビングルームは私の読書スペース。ふと横を見たら懐かしいものが目に入りました。



パピー時代のクキさんがやらかした跡



日本から持ってきたお気に入りのチェストなんですけどねー。




実は意外と破壊大魔王だった幼少期のクキさん。このバスケットもその後バラバラに分解されました。

お空ではどうしてるかなあ。うぃるちのこと、守ってちょうだいよ、頼むよ、クキさん、ほぷちゃん!




うぃるち まさかの前庭疾患

2016-09-22 | 問題犬Willの更正日記
10歳を超えたうぃるち、ここのところ、毎年9月恒例の季節アレルギーでお腹カユカユ、あっという間に掻きむしって皮膚が破れ化膿してしまい先週から薬漬けになっていました。抗生物質に抗ヒスタミン剤に抗アレルギー薬、そしていよいよ始まった関節炎のためのアスピリン。

そんな中、週末はコリーレスキューの同窓会に出かけ、数十頭のコリーたちにまみれて、半日楽しく遊んだのですが…

今朝、水曜日の早暁。何やらドスンドスンと音がして、うぃるちが転んでいる様子。慌てて見てみると、立ち上がれずにもがいていました。立とうとしても四肢が滑って派手に倒れてしまいます。関節炎が悪化したのか、だから痛くて立てないのか、と滑り止めに足の裏にワセリンを塗ってしばしマッサージ。うぃるち自身はいつもの習慣で早く階下へ行きたくてたまりません。なんとかヨロヨロと立ち上がり、あちこちにぶつかり、滑り、よろけながら階段の降り口へ。とても自力で降りさせられる状態ではないので抱っこで下ろしました。

食欲はあり、ごはんを食べる気は満々!なのに、まさかのお残し。時間をかけて少しずつ、結局は食べきりましたが、ただごとではありません。だってうぃるちなのに!

動画1 左によろける 
 ※なぜか埋め込みタグが表示されなくなったので文字をクリックしてください。

動画2 眼振

目が左右へ小刻みに震えていた(眼振)ので、前庭疾患を疑い、動画をドクターに送って見てもらいました。すぐに返事がもらえて、おそらく中耳から来る前庭疾患だろうということ、原因はわからないし治療もないけれど、できるかぎりサポートしてあげること、数日内に症状は収まってくること、もしも吐き気や食欲不振が出たら薬を処方できることが書いてありました。眼振、前庭疾患については、コリー飼い大先輩方のブログで何度も何度も勉強させてもらっていました。今回も引っ張り出して熟読。みなさん、ありがとうございます。うぃるちの眼振も横揺れなので、ぐるぐるよりは少しマシなのですね。

いっぽが抗鬱の薬(プロザック)を飲み始めて1カ月、ようやく家の中のビビリションも少しずつ減り、網戸を突き破ることもなくなり、同窓会ではまるで普通の犬っぷりのはしゃぎようでボランティアさんたちを感涙させたりもして、ようやく一安心と思ったところだったけれど…

まさかのうぃるち。
だってうぃるち。
うぃるちのくせに。
病気になるなんてダメ!
うぃるちは、あと10年くらいは平気で生きなくちゃいけないのに!
Hopeの分も長生きして、クキ兄さんを追い越さなくちゃいけないのに!

だんだん弱ってきていて、車の乗り降りを躊躇したり、お客さんが来てもケージに閉じ込める必要ないくらいフレンドリーになってきたり、表情がすっかり柔らかく可愛らしくなってきたり、加齢を感じていなかったわけではないけれど、認めたくはなかった。でも、2007年の夏に我が家にやってきてから丸9年。当時若い成犬だったことを考えるとどんなに若くても10歳。もしかしたらもっと上かもしれないうぃるち。シェルティだけど体重23kgで大型犬並みのうぃるち。寿命も大型犬並み?やっと人を噛む心配もなくなって、理想的な家庭犬になってくれたうぃるちなのに。

本当にもう若くないんだな。うぃるちも老化するんだな。

でも、深刻な、命を脅かすような病気じゃない。きっとだいじょうぶ!だいじょうぶ!


コリーレスキュー同窓会にて。 コリーに誘われて汚い湖に入り込んだうぃるち。
「やでちねえ。心配いらないでちよ。」




朝のドッグパーク

2016-08-08 | 問題犬Willの更正日記

日曜日の朝は…



どこに行くかっていうと…



「いつものドッグパーク!」




いっぽは真っ先にコリーのミッキー君(12)を見つけて嬉しそうに駆け寄りました。



「だいすき~!」




「仲良し~!」




「ボクたち、コリー仲間なの!」




こら、いっぽ!調子に乗るんじゃない!



ミッキー君、怒った!




「でへー、怒られちゃった。」


一方、決してブレないうぃるちの黒いツルツルお兄さんへの情熱。



「兄さん兄さん、いいお尻してまちね。」



「ちょっとちょっと、逃げるんじゃないでちよ。」



「ニオイ嗅がせろって言ってんでちよ。」




「うざ・・・・・」
「逃げたでち!」



「待つでちよ~!」



「結局寄る年波に勝てない可哀想なボク。イケメンに逃げられたでち。。。」


ちなみに、今回はシェルティもいたんですけど…



「なんでちか?」



「ブサイクでちね、ふん!」


面喰いというのとはかなり違うと思う……。


死んだりしたら…

2016-07-07 | 問題犬Willの更正日記




うぃるち~~~!お風呂に入ってさっぱりしたね!




なーんて楽しく(2回ほど咬まれながら)お外でブラッシングしていたら…



えっ!!











エグいです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓






















ぎゃぁ!



ってことで速攻ドクター送りになったうぃるち君ですが、結局これは、昔ほぷちゃんの背中にもできたことがあるアデノーマ(腺腫)。ガンの疑いは全くなく、生体検査の必要さえもなし、ということで、液体窒素で3回、シューーーーーッと焼かれてオシマイでした。




「みんなで『良かった、良かった』とか笑いながらボクのこと押さえつけてマズルつけて、シューッって何か痛いことしやがったんでち!」



2週間して取り切れなかいようならまたやってあげるから戻ってきて~、って言われてオフィスを後にしました。


いつ何が来てもおかしくないお年ごろのうぃるちくん、「アンタ、死んだりしたらぶっ殺すわよ」と脅されながら今日も生きてます。






今日の関係ない写真。なんかカッコ良かったのでw






枝垂れ桜が見頃です。

2016-03-25 | 問題犬Willの更正日記

ちょっぴり遡って…


うぃるち、一人っ子最後の朝、朝日が上ると同時に!(と言っても8時過ぎ)出かけてきました。



一人っ子最後記念のお花見




こんな写真でも入れておかないと日本みたい。



「知らないお手紙が多いでちね。サクラとか実はどーでもいいんでちよ。口実でちね。」




「ハイハイ、ここでポーズ取るでちね。」



トリミングしてみました。




おじいさんといっしょ 「でも、ババアが写真を取ったでちからヘタでちね。ちゃんと影とか計算するでちよ。」




これこれ(^_^;)無理やりカメラ目線にしようと顔を向けられたうぃるちの目が…!
「離しやがれでち。」



去年と違って寂しいね。でも、ちんぴら君のジェントルリーダーが、そういえば取れましたね。それどころか伸縮リーシュに格上げですよ。さすがお兄ちゃん。




クキちゃんいなくてもちゃんと桜は咲くんだなー。来年はいっぽも一緒に見られますように。



また訓練受けてますの

2015-10-17 | 問題犬Willの更正日記


最近のうぃるち。きれいなアイ・コンタクトができるようになってきました。




「カンペキでちよ。」



「おりこうさんでちからね。」


毎週、きっちりと訓練に通っている成果です。



決められた台にすわったら、どんなに気になるモノが通ろうが無視して座り続けなければなりません。



車いすは通るわ、カサをバサバサしながら通る人はいるわ、ガキンチョのおもちゃやら…。うぃるちがとにかく無視できないのは当然ながら「食べ物」です。


「こーゆーのは腰にひびくからイヤなんでちけどねえ」
クラスメートは4~9ヶ月くらいのパピーたちがほとんど。一人混ざったおじいさん犬。がんばれうぃるち!



おにいさんのお誕生日御膳を前にしても落ち着いて待てるおりこうさんになりましたが…



エステサロン(違)では、いまだにマズル付き。

なんでもできるようになるうぃるちの唯一の弱点が「ビビリ咬み」。これだけは訓練では難しいのかなあ。


それにしても↑の記事の皮膚炎おこしてるコリーちゃん(東京)保護者がなかなか現れないようですね…。里親さんが見つかりますように。



うぃるち、最後の全身麻酔(?)

2015-09-16 | 問題犬Willの更正日記


一人っ子生活を満喫しているうぃるち君。

なのに、気づいたら健診の予定が1か月も遅れて、結局アテンションたいして変わってないみたいですが、とにかく健診に行ってまいりました。体重50.4ポンド。そこらのコリーより重いです(涙)。予防接種して、一通り体を見てもらって、心音も呼吸も問題なし、しかし…歯石が相当なもので、ほとんど埋まっちゃってる歯もある…ってことで、全身麻酔下での歯石除去となりました。上の一人っ子写真は何も知らないその前日。

もう9歳を超えているのは確実で、もはや私が走るとスピードも持久力も付いて来られないうぃるちですから麻酔はちょっと心配だったけれど、他はすべて健康みたいなので、より長生きするためにも決心してお願いしました。

全身麻酔の何が可哀想って、特にうぃるちの場合前夜からの絶食。朝は私もうぃるちの前で食べるのエンリョしましたよ。8時過ぎに獣医さんに送って行って、お迎えは午後3時過ぎ。お昼前にはドクターから「何も問題なし、ただ一本、完全に死んじゃってる歯があったから抜いたわよー」って言われました。予定通り3時過ぎに迎えに行くと…


じゃーん

馴染みの助手さんが「欲しいかどうかわからなかったけど、念の為に取っておいたから。要らなかったら捨ててね。できるかぎりきれいにしておいたわよー」って。うむ。これを一体どうすれば…クキちゃんの乳歯や最後の歯も取ってあるから一緒にしておくか?

食事は普段と同じものを半量与えて30分様子を見る、吐かなければ残りを。水は初め少しから。麻酔にかかっている間、胸にチューブが入っていたのであと2日くらいは咳き込むかもしれないこと、夜から抗生物質、明日の朝から痛み止め(抜歯のため)を飲ませること。などなど注意事項と今後の歯の手入れを説明してもらい、無事解放されたうぃるちは普段通り元気です。

これからは毎日歯磨きして、もう麻酔かけなくていいようにしよう。



実は最近、こんな教室に通っていたりして。



昔通った服従クラスに比べるとすることがたくさんあって楽しいみたいです。


今日はちょっとだけ安静にして、少しずつご飯食べて明日から復活!


「がんばったボクのお写真くらい載せろってんでちよ。」



「我ながら紫が似合うオトコでちねえぇ。」




更生しまちた!

2015-07-25 | 問題犬Willの更正日記
怒涛のジャパンツアー2015夏から戻って、一週間。さすがに忙しかったのと、気候があれこれだったせいか、毎度おなじみの咳発作に苦しめられているのと、帰ってからのひどい時差ボケとで、いまだにリハビリに励んでおります。


とりあえず、うぃるちのこの頃など。。。


「ボクでちかぁ?」




「そーなんでちよ。ボクってば別犬に変身しちゃったんでちよねsymbol1



実は今回3週間近く、プロのトレーナーさんのご自宅に預かっていただきました。そしたらまあ、吠えない噛まないがっつかない、と3拍子揃ったおりこうさんに変身!この家でいつまでおりこうさんが続くのかが問題だけど。


そうだったのか。。。適切なアプローチで犬って変わるのね。今まで8年間、ごめんよ~!



日本でのメインの目的は無事果たしました。


このお話はまたのちほど…