メンバーNさんから貴重な観戦記を頂いたので紹介します
会場の雰囲気がよく伝わってくるナイスな表現です
ありがとうございました
以下,Nさんの観戦記
6月30日(土),練習をお休みし横川シネマで行われた仙台戦のパブリックビューイングに行ってきました。
定員130名と聞いていましたが,首位攻防戦ということもあり立ち見を含め約200名のサポーターが集まりました。
中には整理券が売り切れ,入場できなかった方も多数いらっしゃったようです。
注目の試合だったのでテレビ局や新聞社などマスコミ関係も数社取材に訪れていました。
試合前には横川を拠点に活動する女子サッカーチーム『アンジュヴィオレ広島』の監督と選手の紹介,
それからサンフレッチェ広島の西岡大輝選手,原裕太郎選手も駆けつけてくれました。
特に西岡選手と原選手は遠征に帯同できなかった悔しさを表しつつも,軽快なトークで場を大いに盛り上げてくれました。
警戒する選手に仙台のウィルソン,期待する選手に寿人を挙げていました。
試合はまさにその通りの展開に。
試合開始。
早速,警戒しているはずのウィルソンにやられます。
前半11分。きれいに中央を崩され失点。会場がため息に包まれます。
そして,すぐさまサンフレッチェコール。会場に一体感が出てきます。
寿人のポストを叩くヘディング,石原のわずかに右にそれるシュート、
逆に仙台に決定的な場面を作られるなど,攻守がめまぐるしく変わる展開に。
そして,前半ロスタイム。
やはり寿人がやってくれます。
ミキッチのクロスにアクロバティックなシュートが突き刺さる!
まるで女子ワールドカップ決勝戦で澤がアメリカ戦で見せたようなスーパーゴール。
最高な形で前半を終えます。
後半開始。
寿人が負傷し後半17分,浩司と交代します。
しかしポイチ監督の神采配により,その浩司が魅せてくれます。
後半20分。青山から高萩にパス。高萩が芸術的に浮かせたパスに飛び込みダイレクトボレー!
いける!首位いける!!
会場のテンションは最高潮に!
けどやはり仙台は首位のチーム。
簡単に勝たせてはくれません。
後半33分,カズのミスをつかれまたしてもウィルソンにやられました。
あ~ぁ,またウィルソンかよっ!この試合で完全に覚えたわっ!!
そんなイヤ~な記憶が刻まれます。
その後も一進一退の攻防。
石川ノリのバーを叩くシュート。
ウィルソンにまたもネットを揺らされますがオフサイド。
最後の最後までどちらに転ぶか分からないスリリングな展開は
まさに首位攻防にふさわしい好ゲームでした。
結果2-2の引き分け。
首位相手にアウェーで引き分け。
本来ならば上出来な結果ですが,会場中に「勝てたのに!」「首位に立てたのに!!」という悔しい空気が流れます。
ただ,広島の選手だけでなく,好ゲームを演じた仙台の選手にも惜しみない拍手が送られました。
やはり首位を争うというのは格別ですね。
まだまだリーグ戦は続きますのでこのまま首位争いを演じていってほしいです。
会場のフンイキもよかったし,またこんなシビれる試合を見たいなぁと強く感じました。
中国新聞の当日の記事