第31回全日本小学生相撲優勝大会に出場する春日館道場の３人を応援するため、東京両国国技館に向かった。
全日本相撲選手権大会は、34回目（うち出場９回）の観戦になる。
今回が第67回なので全日本選手権の歴史の半分を観てきたことになる。思えば年をとったものだ。
今年は、四国大会で入賞した春日館道場の６年生たくみ君、５年生のそうたろう君、４年生のなおひろ君が出場する。３人のまわしをまいてあげて、国技館の相撲教習所で11時からウォーミングアップを開始。
何もしてあげられないが、３人に寄り添ってあげることが指導者の務めである。
同じ愛媛県の二宮道場から出場する２人の選手とも合流して、愛媛県代表の５人が試合に備えた。
試合は、愛媛県勢５人とも善戦したが、５人とも初戦敗退。
勝てなかったが、全日本の大会に出場したことを誇りにこれからも精進を重ねてほしい。
社会人、学生の日本一を決める「第67回全日本相撲選手権大会」では、今年の実業団横綱の黒川宏次朗選手が、貫禄の相撲で優勝した。
黒川選手は、お兄さんの宗一郎選手が、第63回大会、第64回大会で準優勝。一昨年の第65回大会で第３位に入賞するなど、実力者だが、あと一歩の所で優勝に手が届かなかった。弟の宏次朗選手は今年、ワンチャンスで天皇杯をものにした。
宏次朗選手も拓大２年の時に学生横綱を獲得した実力者であるが、学生横綱をとった後の２年間は、実力はありながら、少し低迷をしたように思う。しかし、社会人になった今年は、実業団横綱、アマチュア横綱の２つのビッグタイトルを連取。恵まれた体躯でこれから益々強くなっていくものと思う。
大会終了後は、中央大学相撲部の納会に出席して、遠方から来ているということで、相撲部員と相撲部ＯＢの皆さんの前であいさつをさせていただいた。
ひさしぶりに会う先輩方、同級生とも昔話に花を咲かせた。
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