先日の
新聞記事にもありましたが、
柏の葉国際キャンパスタウン構想が発表になりました。
(詳細版) (千葉県HPより。重たいです)
1.環境と共生する田園都市づくり
2.創造的な産業空間と文化空間の醸成
3.国際的な学術空間と教育空間の形成
4.サスティナブルな移動交通システム
5.キャンパスリンクによる柏の葉スタイルの創出
6.エリアマネジメントの実施
7.質の高い都市空間のデザイン
8.イノベーション・フィールド都市
基礎調査編のときよりも、目の前に見えている計画だけでなく、その先を見据えた構想となっているようです。またそれぞれの提案では具体的な数値を入れて目指す未来がより明確に示されています。
そして、特に注目できる点としては、「6.エリアマネジメントの実施」と「7.質の高い都市空間のデザイン」の内容が充実したところです。
まちづくりを進めていく上で必要な「仕組みづくり」の重要性と、景観を意識した街のデザイン誘導を行うことによって「いい街がいい人を呼ぶ」ようになることを示していて、街づくりの大切な面が分かりやすく表現されているように思えました。
147、148街区だけで終わらせてはあまりにももったいないですからね。
そして、「8.イノベーション・フィールド都市」で示されているように、それぞれのプロジェクトの連携を図って相乗効果を高め、これらの取り組みを内外にもっとPRしていくことができれば更にスパイラルアップしていくことができるのだと思いました。
このエリアを本気でいい街にしようという想いを強く感じさせてくれます。