柏の葉の駅前に「Kashiwa-no-ha Vison」なるモニターが数週間前から稼働しています。
目にしている人も多いかと思いますが、ようやく設置されたにもかかわらず、いろいろと残念な状況です。
1.まず、設置されるのがあまりにも遅すぎ。
お隣の駅ではかなり以前から街の広告塔として活躍していますが、どうして柏の葉は何事も計画が遅いのでしょうか?
2.せっかく設置しているのに大きさが中途半端。というかいまどき小さいし形もデザインも新鮮味がない。
3.画面が4分割されていて、ずれているので画像がゆがんでいる。(分割が目立ちすぎ)
4.映像内容があまりにももったいない。
5.もう1台小さなモニターが設置されてパッチパネル操作可能だが、訴求力不足。
まだ、始まったばかりからかもしれませんが、決まりきった映像とk-streamのコマーシャルばかりが流れていて内容が乏しい状態です。
せめて、
・「国際キャンパス構想」や「柏の葉の景観条例」など、この街の目指している姿をもっと多くの人にアピールする
・たとえばUDCKで行われる予定の活動をもっとオープンに発信していく (わざわざUDCKに入らなくても、HPを見なくても分かるようにする)
・調和のとれた街並みやきれいな建物のデザインや色彩の例と、そうでない場合の例を分かりやすく表現し、美しい街づくりへの誘導を行う。
・学生研究や様々なワークショップ、まちづくりスクールなどで出た貴重な意見を、そのまま埋もれさせてしまわずに、広く知らしめ、そこから新たなアイデアや実現への道を模索できるようにする。
などなど、、
もっともっといい使い方があるはずで、それを募集するところから始めてもいいくらいです。
(募集しているのか、していないのかもわからない状態)
以前、駅の中にモニターが設置されて街の案内をするシステムが稼働していた時期がありましたが、いつのまにか消えてしまいました。
どうして、柏の葉の活動はいつもそれぞれのプロジェクトがバラバラに動いていて、一貫性や、継続性、連携性がないのでしょうか?
それぞれの企業や大学の思惑が第一になっていて、このまま柏の葉の街はその実験台にされていくのでしょうか?
実験が終了しコマーシャル価値がなくなったときに、残念な街にならないようにしたいものです。