柏をはじめ、千葉県の話題&出来事

千葉県のみならず、首都圏(一都三県)の話題や、東葛地域のトピックを綴るブログです。

首都圏の新築マンション着工戸数の内訳

2006年09月25日 | 都市考察など
リクルートが発行する『住宅情報マンションズ0¥』というのをご存知でしょうか。駅のホーム
からコンビニ、吉野家など広くに置かれてるマンション情報雑誌です。“無料”ということで僕
の愛読雑誌になっています(笑)。ちなみに毎週発行されます。

これは新築マンションの紹介が主ですがそれだけではありません。その他ちょっとした面白
情報を載せてくれるのが楽しいんです。紹介される物件自体は毎週ともなれば大体似通った
ものですしね。今週号には首都圏(一都三県)の新築マンションの着工戸数の内訳だったり
駅別に見る物件価格上昇率などが掲載されていました。その紹介。
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◎1都3県の新築マンションの内訳
03年:東京(64.5%) 神奈川(19.7%) 千葉(5.8%) 埼玉(10.0%)
04年:東京(57.4%) 神奈川(24.9%) 千葉(9.1%) 埼玉(8.6%)
05年:東京(50.5%) 神奈川(25.6&) 千葉(13.0%) 埼玉(10.9%)
06年:東京(46.5%) 神奈川(20.2%) 千葉(19.3%) 埼玉(14.0%)

*06年は上半期の数値
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上記の表を見て分かるとおり、千葉県内の新築マンションの建設が果然活況に沸いている
ようです。戸数においては神奈川と遜色ないほどの量とは、実に驚き入りました。埼玉の量
も伸びてきていて、住宅建設においては“郊外回帰”とも言える様相を醸し出しています。
“都心回帰”という言葉が聞かれるようになって既に久しいですが、こと居住に関しては逆の
現象が起きているようです。

それにしても千葉県。新築マンションは多い多いとは思ってましたが、こんなに多かったとは
思いませんでした。牽引役となっているのは浦安・船橋を筆頭とする「京葉地区」、幕張から
千葉までの「千葉地区」、そしてTX開通間もない柏・流山や松戸近辺の「東葛地区」。これら
の千葉三大地区がぐいぐい引っ張ってる状況です。この活況はいつまで続くのでしょうかね。
日本国人口が減少へ向かう中、長くてあと5年、といったところでしょうか?開発に残された
時間もそう長くはありませんね。