犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

格好いい浜木綿子さんと、文香(ふみこう)。

2012年06月06日 | おせわがかり日誌



お仕事の関係の方から、文香(ふみこう)というのを頂いた。

送ってきてくれた資料の中に、そっとしのばせてあったもの。






金の鈴、赤い首輪をした黒猫の、後姿と足跡のイラスト。

内側には、


 京の香老舗に依頼し、天然香料を調香したものを文香にいたしました。

 手紙やバックに忍ばせて、いにしえより伝わる香りをおたのしみください。


と書いてある。





おお。

なんてしゃれているんだろう。

どこで売ってるんだろう。





さっそく、筆入れに入れてみた。

一日何度も開け閉めするから、そのたびいい香り。

最近、香りでリラックスするのが(自分の中で)はやっていて、

家と会社で使うハンドクリームはそれぞれに香りが違うし、

髪につけるものもまた違う香りのものを選んでいる。



昔はちょっと香水が好きだった時期があって、

(当時さわやかーな香りのものを集めていた)、

どうかすると先に調べてくれていたりして、

友達が海外土産に買ってきてくれたりする。


アロマなんかも好きですよ。

オイルを炊いて、ねっころがったりします。


どうも私の場合、

香りが好きな時期と、

なにも香らないのが好きという時期が、

交互にやってくるような気がするんだけど、

今は香りが好きな時期のようで、

この文香はとってもうれしかった。

それだけでなく、心遣い、ってかんじがしてとてもうれしかったのね。

何かの時に私もやってみよう。



昨日、たまたま室生先生(浜木綿子)のこと書いたら、

次の日にあっちこっちで浜木綿子さんのことがニュースになっていて、

「最近芸能活動あんまりしてないみたいなのになんで?」って思ったら、

45年ぶりだかで、元の夫(恩讐の彼方のありがとう)と再会していたのね~。

それも、息子(香川照之)と孫の歌舞伎界デビューというすごいところで。



母・浜木綿子

「本当に不思議。
 この45年間は一体、何だったんだろうと思えるくらいに。
 何の抵抗もなく、自然に会って話すことができた。
 どうして今までかたくなな気持ちだったのか、分からなくなるくらい。
 これも照之がもたらした天の啓示だと思います」

「でも、私のことなんてどうでもいいんですよ。
 息子と孫が覚悟を決めて(歌舞伎を)やろうとしていることの方がいまは大事なので」

「会見ではいい顔してましたね。
 みんなが幸せになってくれればと思っていましたから、
 見ていて私も幸せな気持ちになりました」

「私は苦しくても、
 弱音を吐くわけにはいかなかった。
 (息子が)父を求め、父を必要とする時、
 それはそれは厳しい鬼のような顔をしていたわ。
 ・・・すべて本人に一任してきました。
 ・・・ちゃんと育ててきてよかった。
 それには間違いはなかった。
 劇場で『中車』となった照之も、孫の姿も見てみたい」



・・・かっこいいな~。

ちなみにうちの母。

浜さんの大ファンなのだが、

木綿子(ゆうこ)というお名前を、わざわざ、

「もめんこちゃん」

と読む。わざと。

・・・なんで?

・・・みんなそうなんだろうか?

どうも、母のオリジナルな気がして、やなんだけども・・・。




だって、うちの実家に縁付いた猫も鳥もみーんな、変な名前(母命名)なんだものね。

人間(わたし)は普通(普通のどまんなか)でよかったわ~。