犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

こげら夫妻。

2012年02月25日 | おせわがかり日誌
ある平日のおひるごろ。

いつもの神社の小さな木立にオレコとたたずむと、

頭上からこつこつこつこつ、と不規則な音が聞こえたり。


「あ、これはもしかすると、コゲラさんでは?」


見上げると、さて、いらっしゃいました。

ぴょんぴょん、と、木の枝を移動するコゲラさん。

よくみると、同じ木にもう一羽、いる。

以前は1羽しか見かけなかったが、ご夫妻だったのか。

コゲラさんのことは『とりぱん』で知っていたが、

こんな(山もない川もない関東平野のどまんなか)身近にいるものなのねえ・・・。

一夫一妻制で、5~7月に繁殖期を迎えるそうな。

様子を見てると、巣作りではなく、木の皮の下にいる、小虫を食べてるのだろう。

すぐそばの地上から、じーっと、オレコと二人で見上げている。


10分経過。

すると、時折、警戒した鳴き声を発するのはオスかしら。

よくいわれる「ギー」ではなく「ピキピキ」っていうような音だった。

そういえばコゲラとは何の関係もないが、ホイッスルの音と、水鳥の警戒音は似てるよな。

むしろホイッスルが水鳥の鳴き声をまねてというか、水鳥の構造を用いて開発されたものなのかもしれぬ。





「いまなんか、わるぐちいったな」


わりと(目の前にわんこやにゃんこがいても時々気付かないことがある)どんくさいオレコは、

もしかしたら、枯れ木と似た模様の羽を持つコゲラ夫妻を、ちゃんと見分けられていなかったのかもしれない。





「おれこはかんさつ、だいすきなのよ」


けれど、飼い主に付き合って、10~15分も、空を眺めていただろうか。やさしい子である。





「かいさんをせまるおれこなの(それ国会でやってきて)」


それでもちょっといたずらな時は、「かいさ~ん!」と叫びながら、はとの群れに突進して、いくんだけどね。

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