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犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

かぞくりょこう その7 #犬旅 #南房総

2015年05月29日 | 犬旅・おでかけ


その日は暑い日だった。

暑がるこんちゃんを日の当たらない後部座席へ移動。

運転を変わってもらった。



白浜の海辺を、ここかな、ここかな、と探しながら、走る。

ローズマリー公園の看板が出てきたので、いってみる。

お花畑や中世ヨーロッパ風の建物の世界。

こういうのが好きな義母にはいいね、犬も大丈夫そうだしね、

あとでこよ、といって、ひとまず海岸へ。

先代犬と一緒にきた浜辺とちょっと離れたところだったけれど、

こんちゃんが初めて見る(と勝手に思っている)海だ。




もちろんオレコは大喜びで波に向かう。

強がりだが、わりと弱虫の太郎ちゃんは、予想通り、固まってる。

小型犬だからね。無理しないでいいんだよ。


予測不能だったこんちゃんは、驚いたことに、打ち寄せる波に興味を持ち、

自らてくてく、歩いて海に向かっていった。意外~。



さいしょはとても楽しげだったのだが、大きな波に襲われ、

逃げることもできなかったこんちゃん、顔が濡れてしまった。

「うみにかじられた」

とでも思ったかもしれない。



その後は波遊びを促すと、やや消極的に波とは平行線。





義実家の先代犬は「康太」といった。

その前の子が「健太」といって、17歳まで生きた美男子だった。

そのあとに来た子で、ふたり合わせて健康。

どちらもポメラニアン(オレンジ)だった。

体がとても弱くて、いろんな病気だったけれど、その分、頭がうんとよかった。

この海につれてきて、波遊びをさせようと思ったのだけど、

ぎりぎりのところを歩いているのに、絶対に波に濡れなかった。

安全な場所での水遊びは好きだったから、

波が危険だと感じて、避けていたのだろう。

あの子は賢かった、賢かった、と、みんなで語らう。

でもその子のときよりも太郎ちゃんと一緒にいる時間が長くて、

太郎ちゃんとはなんでも話すし、じ~っと聴いているので、

太郎のほうがいろいろ賢いのよ、と、義母が笑った。

でも康ちゃんともしもっとずっと一緒にいられたら、

康ちゃんももっと賢かったんじゃないかなあ、と思った。



張り合うつもりはないのだが、

オレコは賢いというわけではないかもしれないが、人間と対話のできる子だ。



ふだんの生活ぶりを人に話しても、あんまり信じてもらえないのだけど、

一緒に生活していて、そのあたりのことをわかっていて、犬に長けている夫によれば、

例えば、オレコだったらこうなのに、こんちゃんは違うんだけど、これはボケの兆候なのかと相談すると、

「いや違う。そのこんちゃんの行動ははふつう。オレコは特殊なんだからね」

という。そうか。犬はみんなそんな調子だと思っていたが。



猫(多頭)暮らしの長かった私だが、猫の中に特別かしこい子がいて、

彼とは意思を通じることがほんとに簡単で、オレコともそんな感じなため、

犬も猫も同じなんだな、と、思ってしまったのだが。

そういえば、かしこい子だけでなく、頭にお花が咲いてるようなあほうもいた。



そうか。こんちゃんはあほうではないが、ふつうなのだ。

でも時々情が通じると、とてもうれしくて胸がいっぱいになる。





ひとしきり遊んで満足したので、道の駅ローズマリー公園に戻る。

花畑、風車、ゴスペルが聞こえてきたのでのぞいてみると、ミニコンサート。

歌好きの義母が吸い込まれるようにして入っていき、義父も無理やり押し込んだ。




犬たちと花畑のあずまやでお留守番。

海遊びで疲れたこんちゃんはうっつらうっつら。

若いふたりはふむふむ花の匂いをかいだりしている。




ここから移動したとき、手足にリードがからまったこんちゃんが、

わなにかかった動物みたいになって、ぺたん、と道に寝転んでしまった。

通りがかりのおじいさんがびっくりして、

「犬がひきずられてる~」

というので、振り返ってみてみると、こんちゃんが見事にひっからまっていた。

リードがからまると、いつもひょいと自分から抜ける子で、

いままでこんなこと一度もなかったんだけど、海遊びして疲れたんだねえ。

抱っこして移動。





おみやげ屋さんも充実していたので、ここでまた買い物をして、

さて、お昼はどうしようということになって、車で移動することに。



えー。またー。

懲りずにまた明日に続く。