くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

タイヨウのうた 最終話

2006-09-16 13:30:41 | タイヨウのうた

次に生まれ変わる時はきっと太陽に愛されて太陽の下を歩けますように。

                          

病室でギターを今にも弾こうかという時。薫が苦しそうに咳き込みだしました。

神経症状が呼吸器に出ていること。

既に命の危険が薫の身に迫っていたとは・・・あまりにも急な病状の進行でした。

   呼吸障害は命に関わる、気管切開しかないんだ。

   声はどうなるの?手術しても歌えるのよね?

薫の問いに両親と榎戸医師は無言でうつむくばかり。

特別なバルブをつけそれによって声を出す・・・・

   それって歌えないってことなの?そんなの絶対にいや!!


病室に孝治が入ると薫は指折りつつ数えています。

何してんの?  

   なくしたくないもの数えてた。お父さんお母さん、美咲、榎戸先生

    孝治、ムーンチャイルドの皆、ギター・・うた・・・・

生きてるだけでいいと思っていたのに、いつのまにか大事なものが増えていた。

自分だけの命じゃないと思ったら一人じゃ決められなくなってしまった・・・

  孝治・・どうしたらいい?


こんなところに隆介たちがやってきます。

  お見舞いに花も無いの?

さっきまでの深刻さを消し、軽口の薫。

花よりもっといいお見舞い。そういって工藤が現れました。

立花麻美のデビューコンサートでアンコール後にムーンチャイルドを初披露する。

運命の皮肉でしょうか。せめて歌ってから声帯の手術をと思いますが、

それまで薫の命が間に合うかどうか。ひと月先の話なのです。

それだって、実はムーンチャイルドの実力からしたら時間が足りないほど。

しかし、薫にとっては早いほどいい。

苦しい決断の時。

屋上で月を見ながらしみじみと二人は運命を狂おしく感じています。

  夢を叶えて死ぬのと、夢を持たずに行き続けるのとどっちが正しい?

  正しいというよりも、どっちが後悔しない生き方かどうかだ。

  アタシは歌いたい!

無言の孝治。答えられるはずがありません。

命の期限はそこまで迫ってるやもしれず。

 

病室に両親と美咲、そして榎戸医師が現れます。

手術承諾書を前に、薫はとっくに着替え、一人退院の準備をしていたのです。

  薫、お前・・・父の悲鳴がつきささります。

ひと月後にデビューコンサートがあること。

だからどうしても歌いたいの。だから手術はできません。

歌わなくてもギターや作曲や音楽に携わる道はいくらでもあると説得を試みるも

薫の決心は固く止めようがありません。輝いている自分をみせることが親孝行だと

いう娘に父はもう止める術がない。

  XPと診断されてから11年間、ずっと覚悟をしてきた。それでも一日でも長く

  生きていてほしかった。

  小さい頃から我慢ばかりさせてきた。ごめんな。

  これからはお前の思うとおりに生きなさい。

泣き崩れる母と美咲。父が母を抱きかかえる姿に親としての苦しみと悲しみと。

こうやって二人は薫を心配し支えあってきたんだと・・慟哭。

無言でお辞儀し、一緒に出て行く孝治。これからは孝治が薫の支えだ。

 

ムーンチャイルドとしての練習を前に話したおかなければならないこと。

  手術したら歌えなくなる。私は歌をえらんだ。命よりも夢を選んだ。

  連れていってやりたいんだ。スポットライトという太陽の下に。

重い選択を聞いてしまった三人は一言も発することができません。

でも言える事はただ一つ。自分たちに目標をもたせてくれたのは薫だということ。

一分でも惜しい。練習しよう。

工藤のダメだしも響きます。落ち込むメンバーに「ほら練習しよう」。

薫の笑顔だけが今の支え。見わたせば皆、指にバンソウコを貼り、腕には包帯。

練習のためにボロボロになってももうすぐ本番、先に進まなければなりません。


二人は久しぶりのデート。美咲にスカートを借り、いつか満月を見たいと言った

展望台で待ち合わせ。何も言ってくれない孝治。帰ろうとする薫。

ふざけた二人のやり取りがほのぼの。

見える月は三日月だけど実際の月はいつも満月なんですね・・。

明日は「スポットライトという太陽が見れる」

緊張しない?

全然!だってもう一人じゃないし、みんながいてくれるし・・。

孝治、あたしね、病気を恨んだこともあった。生まれて来なきゃ良かったって。

でも今は、心から思う。

    生まれてきてよかった。歌に出会えて・・・

   孝治に出会えてよかった!

俺も・・・しばらく無言で聞きながら孝治も答えます。音楽に出会えてよかった・・

    薫に出会えて、良かった!

薫は孝治にそっと寄り添い・・ハグ?キスしました??


チケットは完売。麻美のファーストコンサートはたくさんの支持を受けたようです。

そしていよいよ当日。

部屋にやってきた美咲に薫は予言するようです。

これから起こることを知ってるかのように。

いつもの5円玉のネックレスをつい落としてしまう薫。拾いあげる美咲に・・

  今までありがとう。子供のときからずっと。

部屋にずらっと並べられたビデオを眺め、それまで知っている外の世界は

美咲が教えてくれたものだったことを改めて美咲に感謝する薫。

  もしも、私に何かあったらそれでも今まで通り上がってきてこの部屋使って

  いいから。そのほうがお父さんもお母さんもさびしくないと思う。

コンサート前でなかったらひっぱたいていたよ!

美咲の怒る声にもにっこりと笑うだけ。

そして両親にも言ってきますと出て行きます。

  ドアがゆっくりとそーっとそーっと閉まっていきます。

二度と薫がこのドアを開ける事はないことを知ってるかのように。


コンサート前に麻美とすれ違う薫たち。通り過ぎてから振り返り、

孝治は麻美に「ありがとう」と言いました。

そして麻美も「がんばって」と返してくれました。

過去の、全てはこの瞬間にキレイに消えたのです。

あるのは未来のみ。


楽屋に現れる薫。

一人だと落ち着かなくて・・着替えやなんやで焦るメンメンに笑いながら・・・

   皆ありがとうね。すごいいい夏だったよ。

いつになくしんみりと様子がおかしい薫の気配を察した皆は

コンサートが終わってから言ってよ。間違えそうで怖いと軽口。

   来年もいい夏にしような!

手をそろえて、大きくファイトを叫んだ時、薫が急に咳き込み始めます。

医師を呼ぼうと動く晴男に大丈夫だからという薫。

そこに現れた工藤も薫がただ事でない様子を見て取ります。

  君はそれでいいのか?

孝治に問う工藤・・・「ハイ!」・・・きっぱりと答える孝治。

  夢を叶えてあげたい。スポットライトの下に薫を・・・ただそれだけだった。

麻美の紹介が終わり、セリにのった5人はスポットライトを静かに見つめあげます。

しかし、薫の命は待ってくれなかった。再びの発作。

  もう少しだったの。あたし、やっぱり太陽に嫌われてるのかな。

  そんなことない。嫉妬してんだよ。いろんな才能持って生まれてきた薫に。

  たくさんのやつに愛されてる薫に。

  「孝治・・ありがとう」

涙がぽろりと落ち、静かに目を閉じました。薫・・・孝治の腕のなかで。

  薫、返事しろよ・・ここで終わっていいのか?

  お前そんなに弱くねえだろ?

以前、薫にお前がいなくなったら泣いて泣いて泣き喚くといったけれど

絶対に泣かねえぞ。お前と出会えて幸せだったから。

楽しかったことばかり思い続けてやる!!

誰もいなくなった舞台の陰で二人だけの世界でスポットライトをあびながら

号泣する孝治。


時は移り、季節はもう夏ではありません。海の家の掃除をする孝治。 

こんな孝治に現れた工藤は「タイヨウのうた」のCDを差し出します。

孝治の了解が欲しいのだと。

薫も喜ぶと答える孝治。

そして工藤は言うのです・・ギタリストを欲しがっている・・

   うちへ来ないか?

バックに「タイヨウのうた」が流れ・・明るい顔になった孝治。

   ハイ!

ようやく孝治も先へ進むことができそうです。


CDの発売は売れ行きも好調なようです。

美咲が走ってきます。CDを3枚も買ったという彼女に父親は一面に並んだCDを

見せました。思わず「バカ親」と口に出る母と美咲。

美咲は薫との約束を守り、寂しくないようにとこうやって顔を出しています。


雄太と隆介は予備校でCDを聞きながら授業を聞き、晴男は配達しながら聞く。

それぞれがこの曲が世にでたことを喜び感謝しているのです。

海辺にやってきた孝治は、あの日のフェスティバルのビデオを

見つめています。隣には薫が・・・。孝治のギターに合わせて歌っています。

  ♪ひまわり揺れる太陽のように・・・

二人は見つめあい笑顔を向け合います。

でもまぶたを開けるととなりには誰もいません。孝治一人。

でも決心したように孝治は立ち上がり、歩き始めるのです。

     前へと・・・。

                          

中盤から徐々にストーリー展開にまずい様子が見られ、

残念だったと思いますが、とにかく最後まで見続けられたのは

ひとえに主役二人の好演によるものでした。


薫が声帯を残すことつまり命よりも夢を選んだという時点で両親は

薫の最期を予想し泣き崩れます。

あまりにもあっさりで拍子抜けしました。

子供が死を選んだというのに泣いたと言っても簡単に許してしまったわね。

もしも、自分だったら・・全国の親たちはこのシーンには首を傾げたと思います。


せっかく声帯を残し死が迫ってる事を納得していたのに、

最期ぐらい歌わせてくれても良かったのでは?

予告で、五人揃ってセリに乗ってたシーンを見たせいか必ず歌を歌うのだと

思っていました。この部分に、かなり違和感です。

ということは薫たちが輝いて拍手をもらったのは2回前のバンドフェスティバルの

時だけということになります。

なんとももったいない。

そして死に方があまりにもキレイすぎ。ドラマなのでこんなものとも思いますが、

全然苦しまずに、腕の中だなんて有り得ないですよね。

ここで一旦区切り、死ぬ時は別な象徴的な何かにするほうが納得できたかも?

2~3回の発作だけで簡単に死ぬかな??疑問ふつふつ。

 

でも、見苦しいものを見せずに美しいままで終わらせたかったと制作側の考えも

読み取れますので、これはこれで良しとしましょう。


最後にCDを出し、それぞれが自分の道を歩き始める姿が映されました。

ひと夏の思い出。きっと彼らは一生忘れないでしょう。

夢を持ち、目標を持つことがいかに尊い事かしっかりと心に刻んだ夏だったのです。



16 コメント

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るりさん♪ (かりん)
2006-09-18 23:08:15
こんばんは!



XPについての説明はいまひとつ詳しくはなかったようですが、少なくともこういう病気があるということは知ることができましたね。

夢を諦めずに生きるということが薫からのメッセージだったのですね。

るりさんの夢は何でしょうか。

きっと叶えられますように
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ありがとう (るり)
2006-09-18 21:03:25
こんばんは



今回のドラマ<タイヨウのうた>はとてもわかりやすく感動しました!薫はXPと言う病気で太陽に当たると皮膚がんになり神経症状が出て夢をあきらめて手術をしないといけないのに夢をあきらめずに生きている薫を見て私も夢をあきらめず生きようと思います!
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lady-eさん♪ (かりん)
2006-09-17 22:24:13
こんばんは!



>ちょっと綺麗にしすぎていて薫の不幸な部分に踏み込まなかったのが敗因じゃないでしょうか?



なるほどね。薫の病気や同情すべき点をもっと詳しく盛り込んでいたら少なくとも視聴者は、病気についてももっと学べたし、もしもこの病気に出会ったらどうやって対処すべきかわかったと思う。

今回のドラマはわかりにくかったですよね。

タイヨウの下にはいけないということだけはわかったけれど、病気の進行も軽く見えるし、何より死にいたる重大な病気には見えなかった。

だから、いきなり呼吸器障害と言われてもぴんときませんでした。

そして本当に死んじゃった・・呆然という感じ。



どこにも不幸の要素が見えにくいので共感も持ちにくかったですし。



日テレは冒険かメッセージ。フジはどろどろかスマート。朝日は小ネタとイメージです(笑)
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くうさん♪ (かりん)
2006-09-17 22:12:12
こんばんは!



余計なシーンが途中でありすぎて視聴者の反感を買ってしまったから、最後はキレイに「終わらせようとした・・。

もしかしたらそういうシナリオだったのかもね?



なんか、最後まで同じ人が一貫して書いてるのかと疑問が湧くくらい統一してないドラマのあり方でした。



腕の中で死ぬシーンは舞台ならわかるんですけどこれはドラマですからある程度現実を反映させるものでしょう。スポットライトを浴びて輝きながらというのは多少理解しても、あまりにもメルへンすぎました。



マイボスは良かった。号泣でした!!

これはパート2があってもいいし、SPがあってもいいかな。同じメンバーの方がいいのでSPがいいかしら?

とにかく終わるのが惜しくて・・。ますます号泣!
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mariさん♪ (かりん)
2006-09-17 22:00:48
こんばんは!



>尻すぼみになったドラマでした。

確かにそんな感じです。

つまらなくしたのはなんと言っても途中の暴行未遂とレイサの雑誌ネタですね。

ああいうのはこのドラマのコンセプトに合ってないですもん。



山田君痩せたの?

白夜行よりかっこよくなってましたよね。
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人というのは・・・ (Lady-e)
2006-09-17 15:51:33
かりんさん こんにちは



人というのは有る部分で残酷な生き物で

不幸な部分が強調されてこそ

それを乗り越える部分で感動が得られる



タイヨウのうたは

ちょっと綺麗にしすぎていて

薫の不幸な部分に踏み込まなかったのが

敗因じゃないでしょうか?



不幸な部分?が 周囲に委託されたでしょう?

薫の辛い部分を乗り越えた強さが



周囲の 未来を定めて見れない人達や

過去に捉われ身動きできずに居る人達に



前に見える光に向かって歩きださせる

要素である



という構成が ブレブレだったから

見てる人が皆同じ部分を見て進めないから

感動薄い=視聴率が上がらない

ってことになったんでないのかな?



山田君とエリカちゃんに興味を持たない人が

離れちゃった

って結果だったんでないのかなぁ



非常にもったいない作りだったね

このドラマフジに作らせたらどうだったろう?

日テレに作らせたらどうだっろう?

などと思ったりします。

テレ朝はこの手のドラマ向きじゃないよな・・・(w
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こんばんわ♪ (くう)
2006-09-17 03:11:00
トラバつけさせていただこうかと思ったら、

楽天が土曜深夜のメンテに入ってしまいました(--;)



私もね、色々疑問でした。。。

結局、余計なシーンが多すぎて最終回に詰め込んで、

しかも綺麗に終わらせようとして、それはそれで

失敗で。。。みたいな。



腕の中で死んでいくシーンは本当に必要なのか。

私も、もっと別の形で。。。と思いましたが、

こんな脚本だから、もう仕方ないか(--;)



今日の「マイボス」で思いっきり感動したので、

実は、こっちのドラマの事は、もうフタをしたい

気分なんです。。。(^^;)



かりんさんが「マイボス」を書かれたら、またトラバ

させていただきに参ります♪

おやすみなさい~
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Unknown (mari)
2006-09-16 23:53:46
かりんさん、こんばんは。

尻すぼみになったドラマでした。

山場は、盛り上げて欲しかったですね。

スリムになった山田くんが、ステキで、そちらばかり見ていました
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Lady-eさん♪ (かりん)
2006-09-16 20:53:42
こんばんは!



全体的に色が淡かったという印象でしたか?

そうそう1リットルとセカチューとを見てきたせいか2番煎じでしかも質を落としているようなドラマになってしまいました。



せっかく若い人が何人もでたんだからそっちの方を中心にしていろんな葛藤を見せてほしかったですね。



余計なエピを入れたせいでドラマ離れを起こしたとも思います。



薫の心の葛藤がもっと描いていれたら違うものになってましたね。

それがないから病気に対して淡々とした軽いイメージが残ってしまったのかも。



でも孝治と薫はなかなか熱演だったと思います。
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アンナちゃん♪ (かりん)
2006-09-16 20:44:54
こんばんは!



XPの病気の側面を出してくれたのは観覧車とゴレンジャー。それから左手が動かなくなって海に入ったこと。

ちょっとずつ何かはあるんですけど暗くない描き方だったせいもあり深刻にならずにきました。

なのでいきなり呼吸器障害と言われてもぴんときませんでしたね。



さいごに夢を選んだ時点で親は死を予想してるのにあっさりでした。いろんな点で違和感がつきまといます。せっかくそこまでして声帯をのこしたなら歌わせてもよかったね。

最後までイジワルなドラマでした(苦笑)
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ikasama4さま♪ (かりん)
2006-09-16 20:38:05
こんばんは!



このドラマ、初めのコンセプトとは全然違うほうにいってしまった時点で視聴者が離れたんでしょうね。

そして視聴者が離れたと知ったらますます適当になったという気がしません?



夢を選んだ時の両親の反応があっさりすぎたし、

両親に輝く姿を見せたいのに見せてくれないし、

三浦はなぜか帰ってこないし。



あまり病気の暗い雰囲気を見せないのは良かったですが、それなら死も見せないでイメージにするべきでした。ちょっと御伽噺のドラマでしたね。無邪気すぎました。



>最後の締めくくりは良かったと思います

隆介たちそれぞれの行く先を見せてくれたのはよかった。確かにこの部分だけですね・・いいのは(苦笑)
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まこさん♪ (かりん)
2006-09-16 20:30:30
こんばんは!



最終回だからと気張っていましたけどね・・肩透かしでしたか・・

>妄想でもいいから、ムーンチャイルドがスポットライトの下で笑顔で演奏してるシーンが見たかったですぅ

同感です。声帯を残した時点でコンサートはやるものだと思ったんですよね。両親に輝く姿を見せたいからと言ってたはずなのに・・。



最後が孝治の腕の中だったから薫なりには幸せだったのかもしれないと、勝手に慰めています。
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Unknown (Lady-e)
2006-09-16 17:49:42
かりんさん こんにちは



なんかね

よかったけど 物足りないというか

もう少し感動的な作りが

できた気ガするよね?



1リットルでも 彼女は病気役かなり

上手に演じていたし

山田君も、寄り添う系は

セカチューでもよかったしね



微妙な感じが残ってしまったのが

残念だったかなぁ

1リットルの時は心の戦いが描かれたから

納得できたけど

今回そいう部分なかったからね

視聴者が 山田君(孝治)ほど、薫に寄り添えなかった

っていうのが原因かな・・・
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かりんさん こんにちは! (アンナ)
2006-09-16 15:23:28
ホント、両親が泣き崩れているのに涙も出なかった。

ここにくるまでの両親の心の描写は殆どなかったし

XPという病気も途中忘れるくらい、なくてもストーリーが成り立つような感じだったし。



ひとつひとつのシーンでいい感じのシーンは

ありましたけど、繋がらないので余韻にならず。



せっかく主役が頑張っているのに、残念。

最後は、歌わせてあげたかったですよね。

返信する
こんにちは (ikasama4)
2006-09-16 14:55:19
>中盤から徐々にストーリー展開にまずい様子が見られ、

>残念だったと思いますが、とにかく最後まで見続けられたのは

>ひとえに主役二人の好演によるものでした。

ホント、主演の二人でなければ完全リタイアでした(笑)



>中盤から徐々にストーリー展開にまずい様子が見られ、

>残念だったと思いますが、とにかく最後まで見続けられたのは

>ひとえに主役二人の好演によるものでした。

これは両親の娘の病気に対する描写が中盤、終盤でも描かれなかった事が

原因にあると思いますね。



そして一番の問題は薫の病気に対する描写が回を進めるに従って

単なるとってつけのような存在になってしまった事です。

そうしていつの間にか

XP=タイヨウの光を浴びれない病気

ってイメージだけが定着してしまってる感じを受けます。



とりあえず最後の締めくくりは良かったと思います。

ここだけですけど。
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( ̄へ ̄|||) ウーム (まこ)
2006-09-16 14:26:19
最終回なのだからと、それなりに感動しつつ・・・

「薫を必ず太陽の下に」との孝治の思いも

【白夜行】かよっ!と心で突っ込みを入れながら

ちょっと冷めた目でみてるあたしがいました

妄想でもいいから、ムーンチャイルドがスポットライトの下で笑顔で演奏してるシーンが見たかったですぅ
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