くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

花より男子2リターンズ 第8話

2007-02-24 14:07:39 | 花より男子&花より男子2

司はあたしを好きになる努力を何もしてないっ!

洋服を脱ぎ始めた滋にどぎまぎするばかりの司。

風邪ひくだろうといわれて「チラリズムのほうがいいか」と今度は服を着て

足をテーブルにかけてポーズ。ガーターベルトがないけど。

司は滋のペースに乗せられないようになんとか踏ん張っているんですね。

「話がある!」しかし滋は耳をふさいで聞こうとしません。

   きいてくれ。

   俺は牧野が好きだ。必死に諦めようと思った。けど無理だった。

   あいつは俺の中で最強で運命の女だ。やっぱり牧野だって思ってる。

椅子を振り上げていた滋ですが途中で降ろしていました。

しかし、もう一度椅子を持ち上げ・・・・どうしたの?・・ぶん投げたの?

つくしは部屋で優紀に電話をしていたけれど物音に驚いて様子を見にいきます。

そうっとドアを開けて入ってみると滋が司の上に覆いかぶさっています。

見てはいけないものを見たようにつくしはあわててドアを閉めました。

つくしが応援するって言ったのに。それはつくしも苦しんでいたから。

「はっきりしない俺が悪かった。」司も誠意をつくして謝っています。

ここまできちんと自分の気持ちを打ち明けたのは偉かった。

でも滋がこれを受け止めるにはまだ時間が必要でしょう。


あきらと総二郎に報告する司。滋の家にはきっちり侘びを入れるというが

類はどうするんだと聞かれ、「類は俺の気持ちわかってくれるはずだ」と。

そのころ類とつくしは公園で待ち合わせ。

話ってなに?

「応えられない」「何話していいかわからなくなっちゃった?」

  そうじゃなくて花沢類の気持ちに応えられない。

つくしもはっきりと告げました。また苦しむと思うけど、今はお前しかいないという

道明寺のことを信じるって決めたの。

類も実はわかっていたのです。でも言わずにはいられません。

そういうけど何度も俺のところに来て泣いて苦しんで・・だから俺も諦めない。

牧野を幸せにできるのは俺だと思うよ。そう言いおいて去っていく類。

 

その夜。類はバイオリンを弾いて感傷にひたっている(?)と司がやってきました。

同時にドアを開いたのは滋。こちらはつくしの部屋。

あの夜物音がしなかった?司が欲情して自分を襲ってきたというのです。

結婚するからという滋。つくしが何も言えずにいると

「話がある」思いつめたような剣幕に、たじたじとなっている類。

いきなり司は土下座しました。

  牧野の事は諦めてくれ。確かに俺は牧野に散々嫌な思いをさせてきた。

  牧野の事は何とも思ってねえとも言ったし、

  牧野のことを好きにしていいとも言った。

  だが、俺には俺にとってはやっぱり牧野が運命の女なんだよ。

  頼む、牧野のことをあきらめてくれ。

類はこんな司を見るのも初めて。ふーっと息を吐いて、微笑みました。

翌日あきらと総二郎にこれまた報告。司が謝るなんてとびっくりする2人。


帰り道、類をみかけて近付こうとしたらいきなり司がつくしの前に現れました。

  俺がお前を守るから。迷わねえで俺についてこい。

本を閉じて歩き出した類が司の声に振り向きました。

ふたりは見つめあいます。先に司が胸をトントントンと三回叩き、人差し指で

類を指しました。類も応えるように胸を叩き、人差し指。二人はETのようです。

つくしが二人に何かあったかと聞いていますが「男と男の魂の会話だよ」

付いていけてないつくしはとっとと急ぎ足。慌てて追う司は「何微妙に怒ってるんだ」

「怒ってないよ」というつくしも何が何だか急ぎ足

今幸せじゃねえのかと司が言います。ほらと手を差し出す司。

つないでやってもいいぞ。。って。でもつくしはここで滋の言葉を思い出してしまうので

す。結婚するって言ってた・・。欲情してきた司。

ちょっと聞きたいことがある。つくしが聞きたかったのは滋のことでしょう。

でも司は楓と受けとったようです。「くそばばあか?」そのころ屋敷に楓が到着。

 

タマとつくしが話しこんでるときにいきなり楓が現れ、つくしは身を隠してしまいます。

タマにこの屋敷にまさかつくしが出入りしてはいないでしょうと聞いていますが、

タマものらりくらりと二人の若い恋を邪魔する楓は無粋だと切り返します。

逆上した楓はつくしの出入りを一切禁ずるというのですが、誰に向かって口を利くと

聞かれ、逆に「あなたこそ誰に向かって口利いてるのですか」というタマ。

タマ強い!何でもこの屋敷に仕えて60年。先代の遺言はタマが法律!すべての責任

はタマに一任するということだったそうです。。うぐぐぐっ・・スカッとしますねえ。

おかげで楓も引き下がるしかなかったのでした。


タマ専用の和室。つくしがかばってもらったお礼を言っています。

戦争未亡人になったタマを拾ってくれたのが先代。子供たちが生まれたころは

活気に満ちていたけれど司が暴君になってからテンションが下がったようですね。

誰にも司の暴力を止められなかった。つくしが変えたのでしょうとタマは言いますが

つくしも初めは司が嫌いで一発殴ったというのでした。それが大事なんだよ。

 

西田が司にタマのことを報告したら司は大喜び。タマもやるなあ!しかし油断は

なりませぬ。ここにつくしがいることを?ここにいるんですか?西田もびっくり。

滋とは結婚しないとはっきり言う司。そんなところに楓がいきなり顔を出す。

この家っていつもいきなり誰かがくるからびっくりね(笑)

つくしにうつつを抜かしてるんじゃないという楓に、もう忘れたとごまかす司。

楓が行ってしまってから「ケンは牧野にいく俺を見たら失望するのかな」と聞いてる。

西田は「ケンはきっと分かってくれると思います」と応えていました。

 

翌日は食事会。司はけじめをつけに来たと言いますが、滋は厳しいだろうと言って

います。道明寺グループが復活にかける手段は自分との結婚しかないのだし。

滋の言葉もその通りで司もわかっているのです。でも滋には何か考えがあるよう

です。司は「受けて立つ」と宣戦布告と受け取ったようでしたが・・・。

こんなところにつくしが気になり電話してきます。俺様を励ますとかできねえのか?と

司はいつもの調子。つくしも弱気な女の子だったのですね。

バイト先の女将さんから携帯の電源を切るように言われていました。


さて食事会。司が「あのう」と切り出そうとした時、まさにその時、滋が立ち上がります

「今回の話、チャラにしてほしいんだけど!」司のことは好きになれなかったし、

一生一緒にいる人は自分で決めたいし・・。本気なのかと父親が聞いています。

唖然とする司。宣戦布告ではなく自分のために身をひいてくれた。

しかも滋は自分の方から破談にするのだから仕事の方ではきちんと合併の話を

進める様に言うのです。楓も笑った顔が張り付いたまま、司を見て何も答えず。

苦虫をつぶしたような滋の父だけが本心を語っています。

「道明寺グループと大河原財閥の今後の発展を祈ってかんぱ~い!」

司は目を丸くして見つめるばかりです。食事会のあと、滋をおいかけますが、

滋は「これがあたしの取って置きの作戦」というのでした。今までつくしと司の仲を

散々邪魔してきたお詫び。悪あがきしてかっこ悪かった自分にもけじめをつけると

いうことでしょうか。滋がつくしを自分の分まで幸せにしてあげてというのには言葉が

出てこない司でした。滋が言うだけ言って歩き始めた時にそれまでの司とのいきさつ

が回想されて、もらい泣き。滋は心から司を好きになってたのね。

滋、最後はりっぱでした。


つくしはバイトが終わりメッセージを聞いてみたら滋から。

「司との結婚はなしになりました」つくしの気持ちに気付いていながら悪かった。

それからいつかの夜は何もなかったから。謝る滋。そして滋は今度つくしと会ったら

「滋」と呼び捨てにしてほしいといい残しました。NYにこれから発つというのです。

びっくりするつくしはすぐに司に連絡を入れます。道路に立っていると類がいきなり

飛んでくるのね。かっけえ車じゃ。


空港に着き走り出します。どこなんでしょう?遠いですね。探しに探していた~~!

「滋さん!」つくしを見て満面の笑顔の滋。何もいえないつくしに手を振り、そのまま

行こうとしています。つくしは「思わず叫んでいました。

 滋!

 滋!

立ち止まる滋はうれしそうなびっくりしたような顔。もちろん嬉しいのです。

また絶対うちに遊びに来てね!

顔一杯笑顔にして敬礼とピースサインを残して行ってしまいました。

そこに、司がやっと到着。行ってしまったと聞いてそうかと。滋はすごいよ~という

つくしに弱気になってんじゃねえという司。ハイと手を差し出します。今度こそ・・。

そうっとその手を握りました。ようやく笑顔が二人に戻り、歩き出そうと振り向いた時

つくしの笑顔が強張り、司の手を振り払っていました。

そこには楓が!「やっぱりこういうことだったのね」

   ・・・つくしと司、絶体絶命!

                       

滋があんまりいい子で、最後までいい子で泣かされました。

取って置きの作戦なんていうものだからどんなイジワルをしかけてくるかと思ったら

自分の方からチャラにすることで司とつくしの幸せを考えてくれたなんて。

こんなステキな女にはきっといい人が現れそう!

バランス的にも滋とつりあう人がきっといるはずだわ。


最後の「滋!」と呼び捨てにするシーンには再び涙。

滋は心から仲良くできる友達ってできなかったでしょうね。

司のF4のような、つくしと優紀のような。

だから、友情とはネックレスをプレゼントしたりお食事をご馳走することで

作れると思う節が見えましたが、ここでようやく本質的なつながりの大事さを

覚えたようです。

つくしが滋を友達と認めた瞬間でした。

恋よりも友情を選んだ滋。

滋がNYでうんと楽しい青春をすごせますように!

 

そして、タマが楓よりも強い立場にいることにほんとスカッとしましたね。

若い恋を邪魔する無粋な人と言われた楓も形無しです。

タマのほうがよっぽど粋ですなあ。



14 コメント

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Unknown (mari)
2007-02-24 17:03:33
滋、オトコマエでしたね。
道明寺より、ずっとカッコよかったよ
あんなに好きだった道明寺を諦めて、つくしに託したのに、どうもつくしが、元気が無くって、うじうじして嫌ですね
来週は、雨の辛い別れなのでしょうか?
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滋!!! (まこ)
2007-02-24 17:41:26
つくしに呼び捨てにしてもらった事が
ほんとうれしかったんでしょうね~。ほんまええ子や~
思えば、滋は二人の仲を知らなかったし、
しかもつくしにも司への思いを確かめた上で
真正面からぶつかってただけなのに・・・
結局は司とつくしがグダグダしてたから
滋を傷つけてしまったのに・・・

なのに、あんな身の引き方をするなんて切な過ぎデス!
こうなりゃ絶対に二人には思いを貫いてもらわねばっ!!!
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滋去りし後・・・・ (アンナ)
2007-02-24 20:44:54
かりんさん こんばんは!

私もつくしが「滋!滋!」と呼んだ時に
振り返った滋の顔に涙でした。
滋にインパクトがありすぎて
気が抜けてるアンナです(苦笑)
ホント、昨日は滋祭りでしたね(笑)
道明寺司の土下座が霞んでしもた(汗)
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タマさんの和室 (Eureka)
2007-02-24 21:43:24
類と滋。どちらも見事な身の引き方でしたね。
ちょっとジメっぽくなっていた滋ちゃんが
最後は元の滋ちゃんに戻ってくれて良かった♪
ところで気になるのがタマさんの和室。
一度道明寺家の間取り図がみてみたい・・・
(つくしがいる物置小屋の位置も謎)
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Unknown (アリス)
2007-02-24 23:04:29
類と滋はこれでひと段落つきましたね~!
滋はいろいろ嫌なことはしてきたけれど、最後はすごくいい子でしたね。
ただ直前まですごく嫌な女だっただけに、そのギャップが少しありすぎた気がします;
その変化をもう少しやってほしかったかなと思います。滋は突発的な性格なので逆にこれで良かったのかもしれませんが。
でも最後の空港の場面は好きです!!
滋って呼び捨てにするところとか。感動的でした。

やっと平和になったかと思いきや、来週はまた切ない展開の予感。。
いよいよ道明寺母登場ですね。
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こんばんわ♪ (くう)
2007-02-25 00:13:34
今回どうも、いつまでも勢いに欠ける司とつくしが
好きになれなくて。。。(--;)
司は段々モヤモヤから抜けてきた感じですけどね。
それに比べて、ハッキリキッパリ自分の思いを貫いてから
身を引いたシゲルちゃんに感動~♪
幸せになって欲しいです~(; ;)
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mariさん♪ (かりん)
2007-02-25 19:45:24
こんばんは!

今週の滋はかっこよかった~~!
今までウざくなっていたのを一気に挽回してくれました。
おかげで道明寺がちょっとかすんだかもね。
しかもつくしもまたはっきりしないし。
リターンズのつくしはいいところなしだわ~。

せっかく手をつなぐところまできて又,別れるとかやるの?もううんざり~~
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まこさん♪ (かりん)
2007-02-25 19:56:47
こんばんは!

滋はつくしに「滋!」って呼ばれたときにぱ~っと輝きましたねえ。本当に華のある人でしたわ。
それにしても取っておき作戦が、「破談」と「道明寺の合併」だったなんて大人顔負けの作戦ですね。
あまりにも凄くてさすが家柄がいいと育ちも思考も違うと感服でした。

こうなったらつくしと司は今度こそちゃんと向き合うべきですが何かねえ、雲行きが怪しい。相変わらずグダグダのようです。
全くイライラさせられていますわ。
そこがいいと言われるのかしら?
とにかく司にしっかりしてもらわねば!!
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アンナちゃん♪ (かりん)
2007-02-25 20:05:34
こんばんは!

>振り返った滋の顔に涙でした

ほんとですねえ~私も涙・・涙・・でしたよ。
この方くっきり美人ですから、笑顔になると顔がぱ~っと華やかになるんですね。つくしが中世的な雰囲気なのと対称的。
指先の先まで神経が通ったピースにも感涙。
こういう選択をしてくれた彼女にこういう育て方をした両親もきっとできる人なんでしょうね。
NYでさらにかっこいい人とめぐりあえますように!

司もはっきりさせてがっしりと凛々しいところを見せてくれましたが、今回は滋祭りだったかな?
でも次回からまたグダグダ?
疲れるのはいやですねえ・・
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Eurekaさん♪ (かりん)
2007-02-25 20:19:09
こんばんは!

>最後は元の滋ちゃんに戻ってくれて良かった

本当にね。登場したときの滋があまりにも元気でさばさばしていて凄く良かっただけに途中女々しくなったのが残念でした。しかし本来の良さを戻してNYに発っていくのがいかにも大財閥らしいです。
向こうでは青い目のBFがたくさんできそう。
滋ならより取り見取りだわ!

うむ、道明寺の屋敷の中の間取り図ってどうなってるやら。今までそんなに見たことがないですもんね。
司の部屋と大食堂?そして物置。
今度、探検してみたいですね。
開かずの間があったらどうします?
タマさんは先代によほどかわいがられていたようですね・・楓よりも強いのはかなりスカッとします^^
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