くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

絵門ゆう子さん 安らかに・・

2006-04-07 17:47:01 | 今日のニュース

闘病生活公表 絵門ゆう子さん力尽く


2006年 4月 7日 (金) 06:13

 エッセイストの絵門ゆう子(えもん・ゆうこ、本名三門裕子=みかど・ゆうこ)さんが3日午後10時43分に転移性乳がんのため東京・中央区の聖路加国際病院で死去していたことが6日、分かった。49歳。東京都出身。旧姓の池田裕子時代はNHKアナウンサーとしてお茶の間に親しまれた。00年にがん告知を受けたことを公表し、闘病生活を続けていた。

 関係者によると、絵門さんは3日夜、自宅でマッサージを受けている際に「息が苦しい」と訴え、救急車で搬送された。最期は夫の健一郎さん(44)にみとられて静かに息を引き取った。

 昨年末に風邪をこじらせて体調が悪化した際には、自宅での療養を選んだ。「病院には入らずに、なるべく家で過ごしたい」と強く希望した。

 00年に乳がんを公表した時には、すでに首の骨、肝臓、脊髄(せきずい)などに転移。それでも執筆や講演と活動の場を広げ、前向きに生き続ける姿をみせてきた。

 先週まで朝日新聞の東京版にコラム「がんとゆっくり日記」を連載。亡くなったことが公になった6日も講演の予定が入っていた。7月にはがんを公表した時の著書「がんと一緒にゆっくりと」(新潮社)の文庫化が予定されており、楽しみにしていたという。最近の口ぐせは「生きていなきゃしょうがない」。講演などで知り合ったがん患者らとの交流も生きる支えになっていたようだ。

 1979年(昭54)にNHKにアナウンサーとして入局。「ニュースワイド」「チャンネルNHK」などを担当。86年にフリーとなり、その後、美ぼうを生かして女優に転身した。

 キャスター時代は「池田裕子」、女優時代には「桐生裕子」「桐生ユウ子」を名乗り、さらに結婚を機に「桐生ゆう子」と改名。がんを公表してからは「絵門ゆう子」にかえた。改名のたびに多彩な才能を見せ、最後まで精力的に人生を駆け抜けた。

 ◆絵門 ゆう子(えもん・ゆうこ)本名三門裕子。1957年(昭32)3月18日生まれ、東京都出身。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。79年にNHK入局、81年から東京アナウンス室に。フリーとなった後はTBS「森本ワイド・モーニングEYE」のサブ司会を務めた。ドラマ出演作に「金曜日には花を買って」「八代将軍吉宗」など。81年に結婚、89年に離婚。96年に報道番組のディレクターの三門健一郎さんと再婚。

***************************
朝日新聞に連載の「がんとゆっくり日記」をずっと愛読してきました。
 
病気を押して各地を講演し、執筆し、ずっとずっとこのままがんと共存しながら
 
いつか治ってしまうのではないかと思うくらいでした。
 
まさかこんな日がくるなんて信じられない気分です。
 
あまりにも突然のことでびっくりし、動転しています。
 
彼女の精神力の強さに励まされた人は多いと思います。
 
生きる希望を失わずに、最後まで自分らしく生きるとはどういうことかと教えて
 
いただきました。
 
あまりにも才能が豊かで、そしてあまりにも生き急いだようにも思えますが、
 
でも輝く人生とは、自分が決めるもの。
 
きっと絵門さんは後悔してないと思います。
 
長い間、苦しみと闘い本当にお疲れ様でした。
 
絵門さん、天国でゆっくり休んでください。
 


 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。