くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

不信のとき~ウーマン・ウォーズ~第3話

2006-07-21 18:58:53 | ドラマ

父親になれないなんて情けない男ね。

男としての人生の脱落者ってことかしら?

千鶴子の容赦ない言い方が怖すぎます。そして傷つきます。

凹んだ・・凹みすぎた・・これってタイミングでしたかね?

とうとう、マチ子にGO!サイン出してしまいましたぜ。

義雄・・・本当にいいのかっ

             

お財布を忘れて義男を追いかけたマチ子。ちょうどそのころ、道子は和子に

誘われてバイキングの店に行く途中。なぜ、義雄がここにいるの?と驚く道子。

そして、義男を追ってきたマチ子は向こうから弟の俊也がやってくるのを見て

財布を思わず隠しています。

3人が会うことにはなりませんでした・・今のところずっと際どいニアミス状態。


義雄と道子そして和子の三人が歓談しています。

ご主人が遅くても私がいますから・・ちょっと和子の言い方・・・気まずい

帰りに勘定しようとして財布がないことに気付く義雄。

会社だと取り繕いますが、メールにも出ない義雄を和子は不審な目で見ています。


財布を忘れたと連絡をくれたマチ子に会社に送るように言いますが、

マチ子の妊娠のことはまだ進展してません。

少し時間をくれないか?義雄は只今、熟考中・・・ということになっています・・・。


そしてその夜、ピンポイントで試す事で妊娠することになるという説を実践する道子。

番組開始、早々ですね・・・いきなりのシーンから・・ええ、そうです。

 

マユミをお披露目したいのか小柳と義雄と三人で食事をしています。

小柳50とマユミ18は年齢差が32ですか?マユミの3倍近い年齢の小柳ですね。

実生活を皮肉ったのでしょうか?原作にもこれありますか?

それにしても女子大の同窓会というだけで浮き立つ二人に爆笑ですね。

そしてその中に自分の息子の嫁がいたなんて全く笑い話もいいところ

こちらも危うくニアミスしそうでしたが、マユミの傍若無人な態度が逆に仕事関係と

いう説明にリアリティを持たせましたね。ヘッドフォンをするマユミ。(呆)

小柳は義雄が産む事を望んでない事を知れば相手は諦めると助言しています。


義雄のところにはマチ子からのメールが来ています。

いつ逢ってくれるの?ごめん体調が悪くて。もう2週間も会ってくれてないよね。

こんな逃げ腰でいたら非通知の携帯が鳴りました。


3年前の不倫相手、千鶴子。近くまできたからと遅めの昼食をとることに

なりました。子供は3歳。あなたの子よ。いきなりで吹いてしまった義雄ですが、

千鶴子の夫も自分の子だと信じてるし波風を立てるつもりもない様子。

しかし、きつい事を言う千鶴子です。

   奥さんとまだ上手く行ってないの?その様子だと子供もまだね。

   かわいそう。奥さんに子供はできない。

   私に産ませた子には父親と名乗ることもできない。

   父親になれないなんて情けない男ね。

   男として人生の脱落者ということかしら?


その夜は泥酔状態で機嫌も悪く帰った義雄。千鶴子の言葉は悪酔いさせるに十分

でしたね。道子は妊娠しにくいので義雄も病院で検査を受けてほしいといいます。

ほとんどケンカごしのように検査ぐらいいくらでも受けると言い返す義雄。


小柳が会社に来ているときにふと聞いてみます。

子供っていいものですか?

小柳は自分の人生は打算できたから、最後はきちんと恋をして愛する人の子供が

ほしい。すなわちマユミに自分の子を産んで欲しいといいます。

打算でなく純愛で生まれる2世だと。


小柳がこんなにロマンチストとは驚きましたねぇ~。

さて義雄はいろんなカードが揃いましたね。

千鶴子から馬鹿にされたかと思うと小柳は純愛として子供が欲しいというし。

迷いが生じてきたところに、今度こそ最後通牒のようにマチ子からのメール。

   もうあなたの事は忘れます。しつこくしてごめんなさい。 

   私の事もおなかの子供のことも忘れてください。

慌てる義雄。でもここで、マチ子も都合よすぎると思いません?

義雄には一切迷惑をかけないし、自分ひとりで育てるという決意があれば、

それこそ千鶴子のように義雄に内緒で勝手に産むという方法もあったでしょう。

でも義雄の心は揺れてきていました。

 

その頃、道子は慶と逢っています。原宿に教室をだすための講師をプッシュした

こと。そして日展へのすすめ。ワインを飲みながら話す二人は食事が親密さを

増長させたようです。義雄とデートしてるのかときかれし、てないという道子に

慶は自分が道子とデートすると言い出しました。主婦だからと閉じこもるのは

ナンセンス。プライベートでも相談に乗るという慶です。

そしてエレベーターの中で慶はいきなりキスをしてきました


義雄はまるでマチ子の手の中のように翻弄されています。

マチ子が言うのは自分の母が自分たち子供と夫を捨てて駆け落ちしたということ。

愛情を貰えずに育った自分たち姉弟はどれだけ寂しかったかしみじみと思い出す

ようです。だから、愛情を注がない親なんて必要ないというのです。

   (愛情を)注ぐよ!父親になれるのは嬉しい。

   素直にそう思えたんだ。ぼくの子として産んで欲しい。

   産んでくれよ!!

マチ子は感激。大粒の涙を流しながら、ありがとうと言います。

予定日は?来年の5月。


さて道子は憂鬱。夫にはなんの問題がなかったことが医師の検査でわかりました。

そんな道子はスーパーでだしの素の商品の山を崩して落としてしまいます。

その時に通りかかり手伝ってくれたのがマチ子。

偶然とは恐ろしいもの。道子のデザインした「華の酒」をかごに入れていました。

自分の書いた文字だと説明し、プロなのねと言われる道子。

そして、マチ子へは、ご主人へ買ったのですかという道子。

   「プロ」、「ご主人」

二人共に、潜在意識にある憧れの言葉をかけてもらっていました。


義雄はその夜、華の酒を見て腰を抜かさんばかりに驚きます。

もしもマチ子が今一つ踏み込んでその文字の作家と会ったと言ったらもっと

面白いことになっていたのに・・。でも十分インパクトはありました。

母子手帳を見てさらに驚愕する義雄。そこには「野上路子」と。

自分の奥さんが道子で愛人は路子。どれほど恐怖だったでしょうね・・・
  

2ヵ月後。道子は予定通り書道教室の講師となりました。

マチ子は5ヶ月に入り、クラブを産休することにしました。海外留学するという名目。

おなかの子の父親を知りたがるママ代理に聞かないのがいい女のマナーよ、と。


その4ヵ月後にはマチ子は義雄に出産を伯母のいる静岡ですると言い出します。

そして移動の当日、タクシーにマチ子を乗せようとするも、突然お腹を蹴ったと

手を当てさせ、耳まで寄せている義雄。こんな義雄を、和子が目撃してしまいました。

なんたって隣街ですもんね。危険です。気をつけてくださいね、あなたも。


今度時間を作って欲しいといった道子と慶は今日がその日のようです。

二人は連れ立ってホテルの廊下を歩いています。

   想像を絶する展開が起きていた。

   一方でもなぞめいた展開が起きていた。

   この関係はどこへ進もうとしているのだろうか?

 ******************************
やはり、義雄は自分から愛人を認め、子供も認知する形になりました。

子供が生まれたら二重生活をするということになりますか?

負担も大きいでしょうが道子を傷つけることには違いありません。

大丈夫でしょうか?

小柳とマユミは一見純粋に見えますが、純粋なのは小柳だけのようです。

マユミはマンションを用意してもらい、好きな歌を続けていけるという打算が

あるのではないですか?こういう人に自分の子を産ませたいなんて無理では?

そして、道子も慶との不倫へ邁進しそうでしたね?

長い間、家庭に閉じこもっていた道子にとって外の空気は甘美でしょうね。

しかも自分は妊娠できないといわれたようなもの。

ある意味自暴自棄にもなりがちですよね。

こんな、不安定な道子に上手く食い込んだ形になった慶です。

和子はもろ「家政婦は見た」状態です。

こんな都合よく遭遇するとも思いませんけど・・。

ストーリー上、かなり深く食い込んできていますね・・。

やはり面白い!!ついつい見てしまうドラマですね。(笑)



2 コメント

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家政婦は見た!(笑) (アンナ)
2006-07-21 21:25:58
かりんさん こんばんは!



和子はホント「家政婦は見た!」状態ですね(苦笑)

ナレーションも和子だしね。

私は、このままじゃないと思う。

もっとぐちゃぐちゃになりそうな予感。

そしたらレビューも続くと思います(苦笑)
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アンナちゃん♪ (かりん)
2006-07-22 18:41:00
和子の役はやはり家政婦~ですかね?

爆笑ですよね・・どこにでも顔があるし、顔を出すし、偶然とはいえ、遭遇しすぎ!



今回はW不倫の走りでしたからもっともっと深くなるのでしょう。

アンナちゃん、レビュー続けてね♪
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