ライアーゲーム 第8話

自分の立場を理解しろ！

このゲームを支配しているのは神崎直。

生かすも殺すも直次第！

この啖呵を痛快と聞いた者多数。

全く、小気味良い展望となりました。

 

9回目から10回目の投票の間の一時間にMチケを支払うという契約。

直のもつ30票から買いたい者はすぐに動かないと時間も足りない。

最下位で並ぶフクナガ、オオノ、キダの三人は1票でも欲しいわけです。

1票1千万でどうかともちかけてきたキダですが、参謀役秋山は即却下。

キダとオオノに1票ずつ計2000万で譲ったとしても、直は2000万しか入らず、

皆に支払いできずさらに2億の罰金を背負う。

3つまり3人とも損をする・・・（そうかな？？？）

けれど7千万で買うなら、Mチケに書かれた分の7000万は相殺できるから、

3人とも得だという・・・。

丸め込まれた気分ですが、理屈としては合っています。

キダたちは支払われないMチケのマイナス分を求めなければそれでいいはずだが、

そうすると票が買えない。

背に腹は代えられないとはこのこと。

こうしてキダとオオノは2票ずつ7000万で買いそれぞれのMチケは相殺されました。

つまりそれぞれのMチケはリセットされたと同じですね。

ただしフクナガは500万を直を陥れる戦略として受け取っていたので実質9500万。

秋山はフクナガにも持ちかけます。

現時点でオオノとキダは42票となり2位に浮上、3位に41票が並び、

最下位40票がフクナガです。

フクナガには2票8000万で売るという秋山。

悔しそうなフクナガですが結局買うしかありません。

すると残り41票の５人が最下位。全員が2票を1億で買わされました。

直から7000万支払われるはずだったのが1億こちらから払うことで

実際にその差額としては実質3000万の支払いということになる・・・

それほど高くないはず。これまた丸め込まれた気分だが、買うしかないですね。

再び五人は43票で2位に浮上。フクナガたち3人が最下位。

この中で誰をリストラするか考えとけと直に忠告。

そしてキダとオオノも2票で1億でと言われますが、

500万はフクナガへ払う契約が先に書かれてあるので9500万で買いました。。

三度、キダとオオノは44票にて2位に。

ツチダは3位五人のプレーヤーの1人に持ち金6500万で自分の票を買う事を持ちか

ける。これで13000万。あと二人が買ってくれればツチダは最下位決定だが、

計26000万を手にし、2回戦の借金1億と敗者復活の1億を返済してもまだ手元に

6000万残る。負けぬけしようと考えていたツチダ。

しかし、他の二人は秋山が教えてくれたおかげでツチダから買わないという。

半端に13000万持っていても、借金が残るので負けぬけはできなくなってしまった。

仕方なく秋山のところに現れ、売れるだけ売ってほしいと言い出します。

秋山はツチダに買った票数を口外しない契約で売ります。

誰がどのくらいの得票なのか知らなければお互い疑心暗鬼になり、

直のところに買いが殺到するはず。最終目標は全員のMチケを手に入れること。

10億手に入れ、1億返済。ゲームから抜けるために5000万払っても、

直のもとには8億5000万が残るはず。

これでもうゲームから手をひけ。

しかしこの期におよんでも他のプレーヤーの心配をする直。

いい子だねえ・・でもこういう時はバカと言われるんだよ。

もちろん秋山は諭していきます。

直一人をはめようとしたんだからこれは当然の罰。

他人を平気で騙す人間は罰を受けなくてはならない。

秋山の気持ちは過去に向かっているようです。過去に受けた深い傷。

秋山は3回戦に進出するから、もう余計なことはしないでくれ。

「わたし、余計なことをしましたか？」

直がゲームに参加しなければもう関わる理由がないから。

秋山は素っ気無く言うのですが、これは直にはぐさっと刺さったようです。

ぎゅっと唇を噛み締め、泣きそうな顔で出て行きます。

一人落ち込んでいた直のもとにエリーがやってきました。

Mチケットの売買は直の確認のもとで行ってください。

直は聞きます。なぜこんなゲームをするのか、お金を奪い合わせたり、

仲間はずれにしたり。何の意味があるのですか。

応えるエリー。

争いごとが嫌いなのですね。争いごとが好きな人はいません。

ではなぜ人間は争いごとに巻き込まれていくのでしょう？

ゲームにご参加ください。心の赴くままに。

エリーは直の考えたようにやっていいと背中を押してくれました。

なぜ争いに巻き込まれていくのか？その原因は何なのか？

ヒントまで出しています。

考えに考えて・・・こうして直は鮮やかな逆転劇を考案しました。

 

秋山のところに現れ、チケット売買を自分がやると交代。

任せてください。これは私のゲームですから。

こうして狙い通り、全員のMチケを手に入れた直です。

9億集まりました。

誰を最下位にする？秋山の問いにも結果を見てくださいという直。

 

投票する直に自分に入れて欲しいと言い出すプレーヤーたち。

しかし毅然とした顔の直は、もう投票は決まっているといいました。

直51票、残り7人50票。最後の一人だけ49票。

それはエトー。

 

エトウは泣き崩れます。

しかし直の説明は意表をつくものでした。

アピールの時に誰もが直のことを避け、その後も陥れたりしたのに

エトウだけは謝り、フクナガの作戦も教えてくれた。

凄くうれしかった。だから思いついたこと。

ライアーゲームで皆が幸せになれる方法。

事務局が勝手に持ってきた1億に手をつけずに期限がくるならば

それぞれが返却して借金もなかったはず。

その調子で2回戦も、その後も皆で協力し合えばだれも借金をせず

ゲームからぬけられるといいます。

人の欲につけこんだ事務局の巧妙な仕組みを見抜いていた直。

直のもとに10億集まるが、エトウに2億の救済。

こうしてエトウはゲームから抜けることができました。

残り7人にも1億ずつ返します。

お互い傷つけあったり騙しあったりしなければ

得もしないけれど損もしないで済むのです。

直の後光が差すような笑顔が眩しい。

直は棄権せずに3回戦に進出。

ツチダの7負け抜けの話、エリーの人はなぜ争いに巻き込まれるのか・・

この二つがヒントになっていましたが、

直は自分で結論を出したのでした。

 

秋山はぐったりしていますが、エリーがその結果に不満があるのかと問います。

直を棄権させてやりたかったというのですが、エリーは

直はこのゲームに参加することに意味があるのだと言います。

試されているのだと。

 

配り終えた直は秋山に謝りながらも満足そう。

秋山と一緒に3回戦に行きます。

直を鋭く見つめる秋山。

視線に怯んでおびえますが、

「帰ろう！」「はい！」と二人は出て行こうとします。

そこに立ちはだかる金歯＠いっけい。

会いたい人がお待ちかねだよ。

不敵に笑うのでした。

車にゆられるプレーヤー達です。

エトウは黒服につかみこまれていましたが、無事切り抜けたのでしょうか？

3回戦に向かったプレーヤーたちは地獄にはまったといわれています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ツチダが負けぬけを考えていたのが非常に面白かった。

これがヒントになりました。

しかし、これは直らしい鮮やかな手口でしたね。

みんなが欲を出さなければ損もすることがないという。

そんな当たり前のことに気付けばこんなゲームに参加することもなかったのに。

エリーは秋山も直も参加すべくして参加させられているんだと言っていました。

秋山は過去の詐欺事件の復讐や何かが絡んでるとしても

直は単純に秋山を引きずり込むためのコマみたいなもの？・・だと思っていたが

どうも違うようですね・・。

3回戦進出とはいえ、ここのメンバーでしょう・・？

そういえば一人、新しいプレーヤーがいたようでした。

直の論理でいけば全員協力できるなら得も損もしないはず。

しかし、あの不敵な顔はきっとそんな甘いことには耳を貸さないでしょう。

何しろ地獄のようですから。

2回戦。楽しみです。

最終的には直が優勝できるのでしょうね？？

そして、な・・なんと速報が出ました！！

6/23（土）21：00～23：55　

約３Hの最終回ぺシャル。

15分延長ならよくありましたが、よほどこの枠での数字が良かったようです。