くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

ライアーゲーム 第2話

2007-04-22 13:15:34 | ライアーゲーム

ひょんなことからLGTに強制参加させられた

神崎直@恵梨香は、騙された恩師のもとにその金があるのを知る。

2億円が入った金庫。

藤澤はがんじがらめに鎖を巻きつけているが、

期限は五時だという手紙がLGT事務局から届くのである。

                         

藤澤を見張り続けた結果追いつめられた藤澤は一歩も外に出ることもしません。

しかしそれは直も同じ。

刻々と迫る期限に焦りを禁じ得ません。

認知的不協和・・認知している知識と事実にズレがあるとき、その矛盾が自身にもた

らす不愉快なキモチ。

その不愉快さを緩和させるために自然に修正した認知を行うこと・・

藤澤は自分が有利だと思っているのに、秋山が余裕な事にズレを感じた。

だから「秋山の余裕の態度に同調し、秋山の奥の手に怯えている」ということらしい。

しかし、藤澤の焦りがめっちゃおかしい。

布団を破くわ、鎖を巻きつけるわ、狂気の顔が面白い~~

そしてカードが届く。

事務局は5時に金を回収にくるらしい。

先週の私のレビューでは金を回収する時がチャンスだと書いていますが、

しかし、その金をどうやって奪うかという方法がまだちょっと詰めが甘かったですね。

実際、金庫から金を出せばこっちのもんだと思っていましたが、

それは違うのでした。

 

秋山一人が余裕で金魚のえさなんてやっていますが、

直は藤澤のところに行き、大泣きして返してくれと崩れ落ちるのです。

そして5時。

事務局の男が来訪。

藤澤はどうぞどうぞと金を渡し、そして男は2億を数え確認する。

藤澤の茫然自失体、脳裏には職員室での辛い思い出が甦り

過去の自分に決別できた事への勝利の酔いでいっぱい。

6時になり、黒服の女三人が来訪。

こちらが本物のLGTの事務局だと言う。

玄関で応対している間に、金は秋山が持ち、直のものに。

6時の瞬間に持っていたほうが勝ちなんですね。

藤澤は5時と書かれたカードを持っていたわけで納得できません。

しかしそれは秋山が本物とすりかえて偽造したものでした。

このゲームに犯罪はないのですから何をしてもOK!

藤澤が金を守るために家から一歩も出なかったという隙にポストに入っていた

カードを抜き取り5時を6時に変え、ニセの男を回収に出す。

こうして事務局は1億を回収。直の元に1億。

このまま、貰っておけばいいのにねえ。

しかし、ここで直は藤澤に金を戻す。

なんていうかね、「やばい組織に売られてしまう」という秋山の言葉が

エライ怖く感じたのですが。

人間を信用できないなんていわないでください。。。

ゼロになった直のところに秋山も金を戻してくる。

俺の取り分は直の取り分の半分。直ガゼロなら秋山もゼロ。

なんつうか・詐欺師なのに甘いね~~これが人間くさくていいのかも?

それとも恵梨香ちゃんがかわいいからぁ~~~って違う~~

 

すっかり嬉しい直は秋山にご飯をご馳走すると自分の部屋につれていくが・・・

ちょっとお嬢さん、そら、危ないですがな。

でも秋山って世捨て人の雰囲気があり、その点は大丈夫そう・・って何が?

しかし、ここで再びLGTから封書が届き、わなわなと震えるのである。

DVDを見ていると、2回戦への招待。

棄権するときは一回戦の勝利の半額を返せばいい。

選択がなければ1億全部回収するまで。

ますますドツボにはまる直ですが、秋山は自分の携帯を教え、

関わるなと忠告して消えます。

直には手元に金がないのだから2回戦に参加するしかないのね。

しかし、そんなものにはもうかかわりたくないわけで。


海の見える墓にお参りする秋山。

ガンの父親にお見舞いに行く直。


警察だと信じていたわたなべいっけいに一緒に断ってあげるといわれ、

それはすなわちゲーム参加につれていかれたという話でした。

ちぃ~~誰を信じていいやら人間不信になりそうだ。

つか、いっけいさんの歯の金色がきらりんとしたのがよかったなあ。

エントランスに泣いている女性が一人。不気味やね。

 

ネームプレートを渡されます。NO.19カンザキナオ。

端に埋められたピンクの石。ダイヤモンド3カラットが1億相当。

扉をあけるとぎらぎらした視線が直に突き刺さります。

一回戦を勝ち抜いた人たち。

そこに秋山もやってきます。

現在21億ある会場にて少数決を行う。

負けた人から順次退場。

そのネームプレートを返していくこと。

そして最初の1億を返すこと。

ここにいる人たちは1億は既にあるわけで、さらにピンクダイヤモンドを

手にしている状態。

しかし、直は1億を藤澤にあげてしまったために負けるわけにはいきません。

直は怯えるばかり・・

                        

藤澤を金庫の前から離れなくした秋山の勝利でしたが、

程なくして2回戦へ強制参加となってしまった直。

藤澤へあげてしまった1億も、もしかしてそういう芝居をする藤沢の

事務局の差し金かと思ってしまいます。

どこもかしこもウソだらけで何を信じていいやら。

あの人のいいおまわりさんも、事務局の人間でしたしね。

いっけいさんの金歯がやけにおかしかったのですが。

どういう意味があったのでしょうか。


ところで少数決。

聞き慣れないことばですが、クイズ番組みたいなイメージですね。

色んな駆け引きがあるでしょうし、マス心理をしかりと把握しないと

少数派のキモチもわかりません。

どうなるんでしょう。

ますます、面白くなってきました。

ところで秋山は今度のゲームは直の味方ではないのね。

それぞれが敵な状況で直は勝ち続けることができるでしょうか。



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ライアーゲーム2話 (アリス)
2007-04-22 14:29:56
ライアーゲーム、今回も面白かったですね。
秋山がお金を奪うトリックは何となく気がつきましたが、それでもさらっとやってのけるのがスゴイ!
かっこ良かったです~
直ちゃんは正直者すぎるいい子ですね。
ただいい子すぎてさらに巻き込まれてしまいましたが;
次のゲームはまた違うので、内容も飽きなさそうw
期待です。
秋山もゲームに参加することになりましたが・・・
完全に敵ではないんじゃないですかね?どこかで協力してくれそうな気がします。
私は最終回付近で秋山と敵同士になるんじゃないかと思っています。
返信する
Unknown (みのむし)
2007-04-22 14:57:25
こんにちは、かりんさん
ライアーゲーム面白かったですね。
いろんな心理をついて詐欺をやってきた
秋山だからこそできたことですね。
いやぁ。うますぎる!
っていうか秋山のとりこになってるわたしです。
返信する
アリスさん♪ (かりん)
2007-04-24 17:49:47
こんにちは!

ストーリーとしては一番引き込ませるものをもっていますよね。やっぱりお金が素材だからかしら。。

秋山のトリックってちゃんと考えられていて感動でしたわ。
時間になって金庫から出すのが勝負どころだと思っていたんですが、それだけでは弱いですよね。
どうやって?の部分がやはり必要。
カードやニセモノの回収員を出すところがポイントなんですね。

>完全に敵ではないんじゃないですかね

そうかもね・・二人が最後まで勝ち残れば、賞金山分けのはず。こうなってほしいわ・・
返信する
みのむしさん♪ (かりん)
2007-04-24 17:55:35
こんにちは!

詐欺師なんですね、秋山は。
今回の松田さんがすっごくかっこよく見えるのよね。
確か、花男子でも恵梨香ちゃんと共演してますが、
こちらの方が断然ふたりはしっくりしています。
てか、バカ正直の恵梨香ちゃんに頭脳勝負の秋山で
ちょうどいい凸凹コンビですわ。
勝ち抜いて欲しいものです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。