千代紙は千代から付けられたもの。千代はカリスマ主婦の走りだったのですね。
今週もあっという間でした。45分ですがCMがなくても十分引っ張ってくれます。
しかし今週の山内家は、いよいよ生活に窮する様子が見られました。
先週からまな板はどうなったのかと気になっていましたがありましたか?
オープニング。お市さまは浅井へと嫁いでゆかれました。
「兄の天下取りの願いを市が叶えます」と言い置いて。
浅井はお市に優しい方。琵琶湖を臨み、「あれは竹生島、いつかつれていこう」と
ごく普通の恋人同士のようです。そして「そなたを守り通すと」力強く宣言しました。
時は戦乱の世。情勢は果たしていかがなものか。
半兵衛は千代に予言のように伝えています。
「浅井長政は器量に優れているが父親や家臣は朝倉とゆかりが深い。
一方、信長様は性急なお方。京を目指すでしょう。
その狭間に立ってお市様はご苦労なさるやもしれぬ。」
こういう話を聞いてしまった千代は、一豊のお椀も目に入らず考え事で悩みます。
一豊は一般的な浅井の評判を伝え安心させようとしますが千代はひきません。
半兵衛に教わった通りにお市様のご苦労な立場を言い、さらに
「朝倉に身を寄せている足利義昭が信長様を頼って岐阜にお出でになれば
上洛の戦が始まるとも仰せになった」と。
詳しい話に驚く一豊ですが、二人はなにやら仲睦ましいのです。
千代はおしゃもじをあげて言います。
「旦那様、これからは世の動きをしっかり見極めねば
一国一城の主にはなれませぬ」
そして必ず自分が一豊の夢を叶えると誓う千代。こんな奥方に恵まれた一豊は
なんという幸せもの。しっかりその陰で操られているではありませんか。
必ず夫の夢を叶えるというせりふ、素晴らしすぎます。見習わねば!
さて吟さんのご家族一同やってまいりました。う~ん、なんともにぎやかなこと。
妻と7人の子を次々紹介されていきましたが、嫡男の新一郎は成人の様子。
すぐにもお役に立てそうです。しかしなんと~おなかにもう一人だそうです・・・
さすがに一豊も千代も目をぱちくり。ついでにワタシも目が点々!!
しかし鉄矢はそれでなくても苦しい台所事情を心配してついつい一言、申したく
なるようです。余裕があるなら家臣を、とも進言していましたね。
千代はこういうとき上手に鉄矢を乗せるのでした。あの三つ葉の由来を教えて。
得意げに説明する鉄矢に千代はとてもいいお話だと喜んで去っていきます。
鉄矢は気分もよくなりふと口をついてでたのが、
「賢くはないが素直なところが良い!しつけねば!」
千代は人の扱いも上手。一豊も上手に乗せています。う~ん妻の鏡だわ
しかしその人数は多すぎました。あっという間に米は底をつき、苦心の千代。
小袖を売り、手作りの守り袋を商い、自らは空腹を耐え食事を一日おきに。
こんなやり方では根本的には解決できません。思わず、嫁入りの金子に手を
出そうとし、すんでのところで思いとどまりました。後に空腹で倒れ一豊がいのしし
鍋をふるまってくれるのですが、今週回はこれという解決法が見られていません。
売るものを売ってしまったらどうするのでしょう・・・一豊の稼ぎに期待でしょうか?
その頃、信長の上洛の夢は着々と進行しつつあります。
まず手始めに、明智光秀が参ります。信長は光秀が大変な気に入り様です。
「智に明るく、秀でること光のごとし」名前を気に入ったとお濃に告げています。
二人はいとこ同士。なにやら若い頃は二人は恋人のような雰囲気でもありました。
しかし信長に嫁いだお濃としては複雑なものがありますね。信長と光秀は馬が
合わぬかも。「日輪の信長と月の光秀」という比喩で二人を並べたお濃でした。
さてこちら、足利義昭。光秀は出立を告げます。土産には馬具が良い。
信長は卑しき者ゆえ自分が行けば狂喜するに違いない。できるだけ豪華な土産をも
って行くようにと細かい指示までだしています。光秀がこの岐阜へ入ることがいかに
義昭にとって重要な願いであったことか偲ばれます。
そしてさいは投げられました。もう後戻りはできません。信長は並み居る家臣の中
から特別扱いに光秀を重用しいきなり5000石を与えています。
度肝を抜かれる家臣の面々。秀吉の胸はさぞ苦しいものでしょう。
それまで猿と可愛がられてきた日々が一気に光秀にとって変わられてしまいました。
秀吉には秀吉なりの考えがあるようです。それは・・
一豊を自分の懐深く組み入れること。いのしし鍋で一豊の総勢をもてなしながら
自ら弱みを見せて、自分の盾になってくれることを計算している秀吉でした。
足利義昭が信長のもとに参られたのはそれからしばらく。
信長は礼法を光秀より教わっています。ずかずかと入らぬ、面はあげない。
そのままをしっかりと守り、決して粗相のないよう。
義昭の幕府再興の願いは信長に託し、信長は義昭の威光を借りようとし、
その強力な関係はしっかりと結ばれたようです。
「道中の逆臣を蹴散らし京へ上り、更に三好、松永の輩を討滅し
御所様を将軍の御座にお付けいたします。」
2ヶ月でやってみせるという信長に「守護神」だと喜ぶ義昭。
ほら貝の音。こうして半兵衛の予言は的中し、戦いへと入っていきます。
一豊の一行。千代は見事な「丸に三つ葉柏の紋」をパッチワークで作り上げました。
鉄矢の教えをキチンと実現した所が心憎いです。鉄矢の顔がほころんでいました。
「お家再興の御旗でござる」
千代の願いはただ一つ。ご無事で。そしてご武運を!
6万兵にふくれあがった信長の軍が岐阜を発ったのは9/7。
・・・・義昭を岐阜に迎えてわずかひと月後のことでした。
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今週の見所は何といっても義昭を演じた三谷幸喜。
先日オーラの泉で三谷さんの素顔を見たのでこの日を心待ちにしていました。
ぬぼーっとした育ちの良さをひょうひょうと演じていましたね。
本人は冷や汗だったでしょうか。私はなかなかよくできたと思っていましたよ。
今週の笑いツボはほとんどなかったのですけど、それでも一豊と千代は
仲良しでしたね。自分が死んだあとの側室の心配までしている千代は
本当にかわいい。一豊だってそんなことまで想像もできないでしょう。
吟鉄コンビが冴えなかったのはちと残念でした。
それと今週、やりくりに苦心した千代ですが、
次回はどういう手腕を見せてくれるか期待したい私です。
三谷さん、思ったよりハマって
いましたね。この回が最初な
ので硬かったですけど・・。
今後の登場も楽しみですね。
丁寧に書かれましたね。
大急ぎで書くので、いつもどこか抜けたことを書いてしまう私です。
見習わないと^^!
千代はおだて上手、ほめ上手。
人をほめて、気分よく仕事してもらう。
家族にも、会社の部下にでも。
こういう考えって大切ですよね♪
まだまだこのドラマの面白さを理解できずなんとなく見ている段階です。
もしよかったらこのドラマを楽しめる見どころなどあったら教えてくださいね。
期待してるのにーー!
まな板ですが台所にいまだに枡を二つ伏せて置いてありました。
お市様はすっかり忘れてお嫁入りされたようです(汗)
今週も引き込まれましたね。
三谷さんの義昭がけっこう上手いと思いました。
脚本だけでなくお芝居もやるんですね。
これから信長と衝突していくのでしょう。
将軍らしさをどう見せてくれるか楽しみです。
今週も引っ張ってくれました。
千代の頑張りがまだ実を結んでませんね。
あの大勢のお腹を満たすにはどうしたらいいのでしょう。
来週も千代の手腕が楽しみです。
いつもありがとうございます。
千代の心意気が良かったですね。
人を上手に乗せていくことは大事です。
このまま会社でも生かせるようなエピソードでした。
来週も千代の手腕に期待しています。
一年続くドラマですからまだまだお楽しみがあると思います。
私は歴史も全然ですし、時代物は苦手ですがこれは割りと見やすいと思ってみています。
女性が主役だということと内助の功がテーマですから
きっと得るものがあるのではと思っています。
それと吟さんと鉄矢さんがギャグを言うんですよ。
それがやたらNHKらしからぬ時があり笑えます。
こんなところですが来週もよろしければお願いいたします。
期待の吟鉄は今週回はなかったですね。
家族を招んでしまったので鉄矢と話す暇もなかったというところでしょうか。
まないたは忘れられたのね・・残念です。
明智さんが5000石ですよぉ・・・
一豊、頑張ってくれぃと思いますね。
お市様もこれから大変そうで、心して見なければなりません・・・