くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

功名が辻 第41話

2006-10-16 19:10:07 | 功名が辻

家康の狸ぶりは腹だけではないようで。

一豊もいつまでも決断がつかないようです。

                    

一豊は掛川に戻るということを高台院に報告にきました。

しかし千代は家康の動向を一豊に報告するため大阪に残ることを言うや

「さすが女大名の山内家!!」

ああ・・・一豊・・辛いね~~!!

さすがにむっとして帰っていきましたね・・

帰ってみると堀尾がやってきていました。

「某が心中を察するに・・・」アンフェアの薫ちゃんみたいな言い方をする吟さん。

今ね、ちょっと一豊はご機嫌斜めなんです・・。


話を聞くといよいよ堀尾は徳川に任せ、自らは隠居することにしたということ。

千代が一豊と一緒になれたのは堀尾のおかげだそうです。

30年の月日が経っているのですね。

そういえば・・・孫平次が寝込んでいるそうだ。

さっそくお見舞いにいくことになりました。胸の病。

お見舞いに熊の胆を差し出しました。胸の病気って結核ですか?

そんな簡単に近くに寄っていっていいものでしょうか?

それとも伝染性であることはこの時代は知られてなかったのかしら?


さて注目でした。一氏は家康には行かないと言います。

遠からず息子に家督を譲る事になるから、一豊に「豊臣を見捨てないでくれ」と。


井伊大老は家康に堀尾はなびいたが中村はだめだったと報告。

山内は?手ごわい・・すぐに「山内などどうでもいい」という声が。

しかし、家康は山内のような律義者がどう動くかで占う事ができると言いました。

 

さて茶々は秀頼をバックに家康と向かい合いました。

家康はしゃあしゃあと西の丸で政を行うといいましたね。

三成を戻さないで自分が秀頼の側にいてしっかりと面倒みると言い出しました。

茶々は家康と向かっても苦戦していました。やはり小娘扱いです。

 

そして家康の暗殺を企てているという噂を流します。いかにも前田が企んだと

見せかけて。そうだな・・・人質でもとるか・・・「まつ」って菜々子ちゃん??

簡単にこういうことを言うんですね。家康がと~っても悪く見えてきました・・

 

いきなり現れる六平太。山内家の存亡はそちにかかっているぞ。慌てるな。

そのうち始まる大いくさに勝つほうにくみしなければ山内家も危うい。

だから十分に考えろということですが、六平太は「家康」にせよとは言わないのね。

だけどゆっくり考えていいのだと思ったら、戦にも出ずに迷ってればいいのに。


新年の挨拶は本丸の秀頼にまず出向きその後そろって家康に拝謁した。

もちろん、一豊も。これには喜ぶがされど上杉景勝のい姿がないなどとこれみよがし

に言うのが家康の嫌味?直正もわざとらしく見渡して「まことに!」


三成は上杉と手を結ぶようです。「義」のために。


一豊は本丸より西丸に勢いがあったということを千代に言っています。

同じ59歳でも秀吉と家康は老け具合ガだいぶ違うというのです。

そういえば秀吉は60歳で垂れ流しでしたしね。家康を褒めるのは珍しいと千代に言

われて慌てています。それにしても皆のどもとまで「家康」と出掛かってるのね?


淀はカウンセラーに千代を選んだようです。三成が戻ってこないので他に話す

相手もいないということですか?大蔵卿はどこに行ったかしら。

屈辱に耐えて秀吉の子を産んだ以上、秀頼に天下を譲らないと気がすまない。

しかし、千代は「天下よりも大事なのは秀頼との幸せな暮らし」だといいます。

「徳川にすがれと?」「はい!」「そなたの夫も徳川か?」「いえ夫は迷っています」

茶々に言う以上、千代も家康だと言いたいのでしょうが、一豊がまだ決断してない

のでうかつなこともいえませんし。確かに心は三成にと向かうようでまだまだ決心も

していません。一豊も悩むわね・・・。

 

上杉からの手紙は失礼千万という内容でした。これは本当でしょうか?

家康はあんまり頭にきたから上杉を「討つ」と言っていましたが、奥の部屋に

入ったとたん、がらっと雰囲気が変わっていますから、やらせだったんですね。

 上杉討伐がくるというのに一豊はまだ迷っています。決心が付いたかという康豊。

江戸に戻る家康を供応するといいます。もてなしの準備にぬかりのないように。

家康は狸だという新一郎に狸でも心はあると返します。腹を割って話してみれば

ついていけるかどうかがわかるというのが一豊ですが・・どうでしょうね??

小夜の中山での供応。家康は美しい寺だと感動しています。

さて茶を飲む家康に直正が一氏が病のために参陣かなわぬと申してきました。

一豊にそんな重い病気だったのかと聞いています。「はい!」あっけにとられた家康

「城主たるもの病などということは外に漏らさぬのが武家の習い」信じられない顔の

家康。そこに一氏がやってきます。

なんで?けげんな顔の一豊。

ご供応中に無礼をゆるせ。すまぬ。家はつぶせん・・・

戦には 参加できないが自分の弟を家康のもとに参陣させると言ってきました。。。

驚くばかりの一豊。ああ・・浪花節。。。家康はしかと手を握りわかった!!

末代まで一氏の一族を面倒見ると約束してくれました。。あまりにタイミングよくて・・

これはドラマなんですね~~!

一豊は一氏の態度にびっくりして目がまん丸のままです。

そのころ千代は持ち前の超能力で大戦を予感していました。

でも一豊はまだ決心がついていません・・・

皆、同じ人を思っているのに、義の一豊はやはり踏み切れないのですね・・・

                           

堀尾氏は隠居、一氏は病で死亡。

一豊だけが元気です。

いくつなの?

秀吉が60でかなり耄碌したけれど家康は若々しい。

どんな符合かどこか惹かれあってる?

結論は先延ばしですが、皆が同じ人を思ってると言ってもいいのよね?

六平太まで突然現れて・・・千代にアドバイス!

次回はガラシャが登場していました。

また康豊が迷いがでるの? 



18 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2006-10-16 21:15:19
「義」を説く三成がまたまたカッコよく見えました!

家をつぶせないという大半の人の思いは分かるのですが、それでもあえて「義」を求める所がいいんですよね~。

一豊君の饗応もなかなかグーだったと思います。

皆が城へ家康を迎えたのに、一豊はお寺だったなんて自分で考え付いたのだとしたら一豊もなかなかやりますね!
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こんばんは~! (さくらこ)
2006-10-16 22:55:57
家康の周りで起こる不穏な動きって、ほとんど家康自らが筋書きを書いているみたいですね。

裏と表の顔があって、本当にこの人、よく分からない。

手の内すっかり見透かされてる、義の三成&上杉も大丈夫なんでしょうか。



一豊の寺での接待。

家康にも好評だったようで、少し(家、かなり)一豊を見直しました。

これも主役特権のフィクションなのかな、と思っていたら、実話だったのですね~。
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Unknown (「感動創造」)
2006-10-17 00:00:30
こんばんは!



確かに老け込むメンバーと若々しいメンバーと

差が激しいですね(笑)



まわりが白髪で死んでいく者もあるのに

千代のみずみずしさは、なんなんでしょう!



ドモホルンリンクルでも使っているのでしょうか!
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エスパー千代? (もちきち)
2006-10-17 00:24:58
こんばんは。

千代が一豊に送った手紙、いやに詳しいなと

思ってたら、超能力があったんですね!なるほど。



来週のガラシャの最期、公式によると康豊も絡んで

くるようですね。結婚して子供も生まれて、やっと

落ち着いたと思ってたのに…。

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Unknown (りっきー)
2006-10-17 18:20:30
かりんさん、こんちは!

お千代さんは、素晴らしい軍師ですね~。

それだけ先見の明があったと言う事なんでしょうね~。



また、それを素直に聞き入れ続けた一豊さんも、お見事ですね。

やはり山内家は、この2人あっての山内家だったと、改めて感じましたね~。



来週はいよいよ決断のときですね!

どう一豊が揺れ動いていくのか、注目していたいですね☆
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ミチさん♪ (かりん)
2006-10-17 20:06:28
こんばんは!



三成は義の人なんですね。

石高でも家康とかなりの差があったというのに家康に戦いを挑んで。。勝算があったのでしょうか?

義として闘わねばならないという一点だけで行うのでしょうかね?



一豊の供応は千代の考えかと思ったくらいでした。

このごろ凛々しくなってきて、嬉しいですね。

成長を見守る母の気分ですって、あたしゃいったいいくつだ(爆笑)
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こんばんわ! (bluestar1719)
2006-10-17 20:16:31
cocktail-lightのbluestar1719です。

いつもありがとうございます。



まつの話出てましたねぇ・・。

唐沢ちゃんが出たからセリフに出したのかな?

お得意のナレーションスルーでもよさそうなのに。



http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200610150002/01919/
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こんばんは! (くみ)
2006-10-17 20:21:56
一豊の年齢を私も計算してみました。

土佐城主になったときが55歳。

関が原が終わってから、すぐ、というわけにもいかないだろうし、ということで今回の話しあたりは53.4かと。

そうすると一豊と千代は「いつ結婚」したのかはまったく不明なのですが(マイナーだったから)、年の差は12歳なのは確かです。

そうすると30年前は24と12ということに・・・。

一豊・・・ロリ??



あ、上杉さんからきた手紙を書いたのは直江さんですが、現代語訳を小説で読んだことがあります。

ほんとに無礼です。

「上杉は移転したばかり。上方武士は茶道具にうつつをぬかしているが、我ら田舎武士は槍、鉄砲、弓矢を用意する。それは国の相違にすぎない。第一上杉の軍備をおそれるとは、さてさて胆の小さなお方だ」

というかんじです。はしょりました。
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こんばんはー♪ (あむろ)
2006-10-17 21:06:44
>持ち前の超能力



…(笑)

千代にはなんでもわかっちゃいますからねー!w

お抱え忍者の六平太もいるし。



いよいよ来週一豊が決断するのですね。

どう考えるのでしょうか。

…また千代?
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さくらこさん♪ (かりん)
2006-10-17 23:49:24
こんばんは!



家康が何でも画策して一人芝居していますよね。

裏に回ると全然違う顔をしています。

これが家康の本性だったのですね。



でも力もあるし、なぜか一豊を認めてる風なのが嬉しいですね。主役だからなのかな?



そうそう寺ての供応は良かったです。

一豊が自分で考えたのですよね?

大したものだと思いました。

どんどん凛々しい一豊になっていますね。

決断は持ち越されたけれど、自分が納得するまでは悩んでいいですよね。
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