「アンフェア」第２話 泣くな！篠原涼子！

anegoだと思っていたら、篠原、泣かせてくれるね。ママになる日も近い？

まさかあんな風に篠原を裏切らせてくれるなんて。絶対にありえない。

ありえないけど美央ちゃんには篠原はもう過去の人？そんなはずない。

きっとあのシーンを思い出してはうずく日がくる。

子供って残酷だけど、だけど、母を捨てられる日なんて絶対にくるわけがない・・・。

 

「愛する者」を殺すとした予告でしたが、その入札が発表される前に理恵子は

殺害されてしまいました。首には縄が。雪平の涙が伝う、その床には理恵子の

最後のシルエットが。　・・・雪平、犯人は身近にいる人よ。急ぐのよ・・・。

 

冒頭です。パーティで殺害された編集者の参考人として瀬崎が取調べを

受けています。雪平から犯人像を訪ねられ、その予告編にある部分をさし、

　「不当に扱われた者、復讐者。出版社と編集者を憎み世間を嘲笑っている者」

と答えました。瀬崎はその昔、持込のバイトだった平井に、

　「展開がアンフェアで動きにリアリティがない」そして「才能がない」とまで

宣告しています。平井にとっては瀬崎は、復讐するほどの憎悪があったはず。

しかし瀬島の愛する人が理恵子かというと、それは違いますよね？

社に戻る瀬崎を記者が囲んでも全く動じないまま、クールで無表情。

つい雪平と重ねる安藤は『似ている』とぽつり。雪平と瀬崎の共通項は、

　「協力的でない、思いやりがない、冷たい、人を見下している」ところだそうです。

 

雪平は元夫から美央と会わないで欲しいと告げられています。家政婦が入り、

うまくいっている。状態が安定しすこぶる良い。声も戻るかもしれない・・・。

しかし、雪平は納得できず学校に行ってしまいます。そこでいじめられてる美央を

かばいながらいじめっこを撃退。それなのに美央からは、知らない人と拒否されて

しまうのです。辛い・・・辛いね。いったいこの母娘に何があったのでしょう。

家政婦が学校まで迎えに来るというのも不自然ながら、そこまで庇護したくなる

美央という子供の存在。もしかしてこれは雪平が以前、射殺した未成年の犯罪者に

関わる人の雪平に対する復讐であり、挑戦なのでしょうか。雪平にとって理恵子は

愛する者？うんうん十分なりえます。ラストに出てくる「か弱きもの」？これもしかり。

そして、入札しないという内部事情を知っている者は出版社と警察だけです。

　　　　　　・・・犯人像が狭くなってきましたね・・・。

 

そのころ雪平は瀬崎から平井の原稿を見せられています。

才能がないと平井に対してつきつけた原稿のトップには『アンフェア』と『リアリティ』の

赤が冷たく浮き上がります。瀬崎から平井が怪しいと思い浮かんだ雪平。

瀬崎は雪平に動いてほしかった？どうも雪平を誘導したように見えましたよね？？

瀬崎はその前に理恵子が平井と飲んでPCの中を探ってくるというのを止めもせず

聞き流しています。そして理恵子は泥酔の平井をアパートまで連れて帰っています。

重そうなのによくできたわね・・・という突っ込みはこの際無視してくださいませ。

　　緊迫です。ポケットをさぐりケータイには怪しさがないことがわかった理恵子。

　　　　　　　　今度はPCの中のを検索・・・「推理小説」。

　　　　・・・急げ・・・急げ・・・じりじりする焦りが空回りしていきます・・・・

そして一転。舞台は変わり、時間は過ぎ、雪平の勘は当たりました。

　　　　　　　　　　　　　死体となった理恵子。

平井は理恵子が自分を疑ってることは知っていたから泥酔したふりをして

理恵子を騙すことは可能だったし殺害するとしてももちろん一番の怪しさです。

けれど平井はどこに行ったの？

自分の部屋で殺人を犯したら自分を疑ってくれというようなもの。

ここで容疑者圏から外れた気がします。（←私的見解です・・・いつも外れますが）

 

クライマックスで犯人がウソをつかないこと。

ある程度犯人に辿りつける要素がないとアンフェアだといわれること。

これが推理小説のルールだそうです。

これに２Hサスペンスだと、犯人を崖や海の断崖に追い詰めたりするシーンは

お約束だし（←関係ないね・・・苦笑）、そして何故か犯人は最初から身近にいて

一番犯人らしくないのですよね。

さらに先ほど書いた既に入札されないことを知っていた者です。そして付け加える

ならば、出版社や警察の内部でないがしろにされている者ではありませんか。

　　　　　・・・・さあ・・雪平・・儀式を終えたら立ち上がるのよ・・・

次は「か弱きもの」美央ちゃんかもしれない。

一億円の挑戦状が目の前につきつけられました。

 

今週回も三上検視官が着ていましたね。派手なベストでした。赤柄がおしゃれ。

見解を話そうとするといつも無視され辛いところにいるようです。最後に栞の

断片を持ち帰りました。怪しさが、ぎらぎらと踊ります。

木村多江さんの家政婦ってなぜかぴったり。誰かに送られてきた刺客なのでしょう。

美央ちゃんがあんなになついているのに、かわいがり方もとっても愛おしげで

奥にどんな残酷さを持っているのか想像がつきません。でもこの方ってこういう

秘めたものを持つ役がもんのすごい似合うのよね。

　　　　そして今週回のトップは篠原の大胆ヌードポーズ！

　　　　　　　　篠原・・めっちゃスタイルいいね・・。

　　　　　　そこのあなた・・！　よ、よだれが・・・！！