スペシャルがあると聞いたときから心待ちにしていました。
ドラマオンエア時の衝撃のラストは、雪平が安藤を撃って終わりました。
そして死者のところに同じように横たわる雪平の儀式を行った時にはっと目を
見開いたのですね。そこで終わってたんです。
なので私は最終回レビューの時に、栞があったのか?
・・・という疑問符で結んでいました。
それから9ヶ月経ち、雪平はいまだに安藤の思いから抜けきれず脱力のまま。
美央ちゃんは、すっかり声を取り戻しお友達も増え明るくなっていました。
佐藤は変わらず編集部に詰めているようです。
佐藤と雪平が離れて暮らしているのは依然として同じようですが、
家族の絆がやや戻りかけているようにも見えます。
美央ちゃんは授業参観に笛を吹くのでママにも来て欲しいというのですね。
その曲目は・・・・。これが付線でした。
いまだ荒れた生活を送り、公安の縄張りで酒を飲んでいたところに、
「安藤はどう思うだろう?」謎のような言葉をかけて去っていった男がありました。
我に返る雪平。そこに公安の手入れがあり、雪平はもみあって留置場へ。
このようにして公安の手の中に雪平は入り込むことになりました。
最高指揮者の斉木陣は何と江口洋介。
声が江口に似てるな・・と思っていたけれど江口本人だとわかったのはだいぶ後。
痩せたし、顔立ちもシャープになっていかにも公安の陰険そうな(←偏見)雰囲気。
メガネのイメージも冷たそうなものを演出して一役買っていましたし。
さて、雪平は留置場でメモを思い出します。そう、安藤を撃った現場にあったメモ。
それは「After X comes Y」というもの。スペル順だから普通だという薫ちゃん
とにかくこれは警察関係者が書いたものに違いないという薫ちゃんでした。
相変わらず雪平を守り数少ない雪平の応援団です。
雪平は公安に異動。スパイをさせようという警察側の魂胆があったけれど、
雪平は断ると言ってたし・・。でも片足を突っ込む事は自明の理。
雪平が警察官になった動機は父親が殺されたことから。
犯罪を徹底的に憎み、そしていつか父親の事件究明をと目指していたのです。
それはいつだって雪平の心を占める重い出来事。未だに犯人もあがりません。
帰宅した雪平は安藤の映っているDVDを見ています。
何度も見たはずなのに・・美央との電話に気をとられてそのまま流しっぱなしに
していました。ふと見ると一度退席した安藤が再び席に戻っています・・。
そして何かを言い始めた・・。驚愕。なんで今まで気付かなかったの9ヶ月も!!
そしてわかったこと。父の死は公安に関係あった。
安藤が読み上げた五人は最近連続して殺害されている警察関係者の名前。
唯一生き残っている伊原に連絡を取り会おうとした途端に伊原も殺害されました。
雪平の目の前で・・ビルから突き落とされたのでした。
死際にコード暗号を呟いて絶命するところはなかなかできないことです。
さすが警察関係者は死ぬ間際もしっかりと自分の使命を自覚してますね(←皮肉)
そしてハッキング。薫ちゃんも嫌だと言いながら手伝ってくれるし、
尋問に出かけた蓮見にはちゃんとパソコン残してくるし、
ちゃ~んとそのてはずは整ってるのです。
結果。蓮見が公安サイトにハッキング成功。
Lullaby・子守唄の事でした。
すぐに死体のあったところで横になり
雪平がハミングするキラキラ星を連想した人は多いでしょう。
子守唄ではないけど、雪平の心にはこれがあるということを知っている人は誰?
まずはこの暗号を解かなくては・・。
そして紆余曲折のすえに安本に辿り着く。
オンエア時から蓮見、安藤、三上、安本。この三人は雪平の身内のように仲間だと
思っていたのでしたが、最終回、安藤が裏を取り仕切る犯人だったと知りショック!
残りは三上か安本。雪平は信用するべく人を次々と失うのが運命のようです
「Y’sファイルを開いてコードブレーキングしろ」
その指令は突然の電話でした。
雪平だけが知っている子守唄。キラキラ星。折りしも拘束された雪平の状態が
ばれてるようで「雪平を解放せよ」との予告がバツサイトに。そして予告通りに爆破。
その混乱の中を突っ切って逃げ出した雪平はすぐに三上のもとへ。
キラキラ星の暗号を考えていきます。ドレミ→CDE・・コードが一瞬に出てきたのは
美央ちゃんの笛のおかげ?
サイトに現れたのは銀行の口座番号。
安本を助けなくては・・。雪平の頭にはもう安本を救出することしかなかったのに。
ダンボールに入った雪平を運搬する三上に、車での山路の協力とあらゆる手立てで
雪平を助けてくれたのにそこにいたのは安本。足元から力が抜けていくような脱力。
雪平の父がクーデターの首謀者だった!驚愕の事実が明らかにされます。
警察の腐りきった体質。そのガンともいえる上層部を排除し新しい理想の警察を
作るという趣旨のもとに行われた壮大な計画。それはあまりにも壮大すぎて、
もはやマンガのようでついていけない発想でした(←嫌味です)
しかし、首謀者の父と他五人の仲間は大金を前にして父を殺してしまったという。
だからその敵をとったのが安本。そして強引な趣旨(クーデター)に賛同したというこ
とですか・・。雪平にとって最後まで理解者であったのは父と志を同じくしていたから
ですね。ユートピアを求めていたのがかなり子供っぽい発想に思えますが、
その純粋さは理解したいとも思います。
さて、安本の犯した罪は、五人のOBたちを殺害教唆ということになりますか。
バツサイトを使って??雪平は何かを感じ取り「自首してほしい」と悲痛に訴えます
が安本はあくまで考えがある様子。ネクタイで雪平の怪我を結び、決めたことだと。
雪平に「ずっとそのまま、まっすぐな刑事でいなさい」
そう言い残して外へと出て行きます。
公安の武装隊が見守るなか、車に乗り込む。
そして車ともに炎上。
絶句の雪平。誰もが信じられない思いで見ています。
「やすもとさ~ん」
雪平の泣き声が響き渡りました。
その切ない終幕に暗澹としてしまいました。
これには続きがありました。
ベッドに這うような蓮見は入室してきた誰かにきちんと直立し
「仕掛けたウイルスは予定通り作動しています」
まるで敬礼するようにぴしっとしたもの言い。
相手は誰?あの雰囲気から私は江口@斉木だと予想しています。
この続きは2007年3月「アンフェア」の映画にて公開!
ラストシーン。美央が吹く笛と雪平の二人を夕焼けが染めていきます。
こんな穏やかさがいつまでも続いて欲しいのに・・。
2時間半を感じないくらい見入ってしまいました。
美央ちゃんが喋ってる(感涙)
安藤は死んだんだよね。。。そうだった(涙)
>雪平の泣き声が響き渡りました。
その切ない終幕に暗澹としてしまいました。
悲しいですね。
雪平の大切な人たちが、どんどんいなくなる。
哀愁の漂うラストシーン。
蓮見の存在が不気味。
だけど映画で最終章なんて・・・妄想膨らみっぱなし。私も蓮見のベットに来たのは斉木だと思う。
さてさて来年の3月はどうなるんでしょうね。
安本さんのこの言葉が遺言になっちゃいましたねー
このドラマ(現実も?)まっすぐでない警察関係者が多過ぎです!(笑)
なので、安本さんや雪平父のゆがんだ正義感にも
つい賛同しそうに・・・
映画版ではどんなラストになるんでしょうね~。
雪平には平凡な幸せはこないのかな?
映画へつなげるため途中で終わると知っていましたが、やはり続きが気になってしまいますね;
映画公開が待ち遠しいです。
でも確か来年でしたよね?内容少し忘れてそう…笑
新聞に瑛太の名前があって何に出てくるのかなーと思っていたら、結構たくさんでてましたね。
安藤スキなのでそこは嬉しかったですw
雪平父や安本さん、クーデターについては確かにちょっとおかしな思想っぽいです;
でも実際の犯罪者もたぶんこんな感じなんでしょうね。
ある意味現代の現実っぽい気もしました。
蓮見の取引相手…さっそくみなさん予想しまくりですね!
斉木さん説が強いようですが…気になります。
安本さんも夢のアドバイザーに
してもらえるのか。
やはり、雪平の幻想は
いい男限定のような気がします。
安藤が犯人→死亡。
安本が犯人→死亡。
次のターゲットは薫ちゃんですかぁ。
薫ちゃん、危険なニンムに気をつけてもらいたい。
今回は安本さんを撃たずに済んだんだよね。。。
それだけは良かったと思う。
最後に蓮見が、すっくと立ち上がったのは、
ホントびっくりでした(◎-◎)
あの時の相手が気になるね~!
また大事な人なんだろうけど。。。
特に安藤のDVDの「続き」には驚いたけど。
安藤は今回幻影での出演とはいえ、
雪平とやりとりは良かったなあ・・・。
今回は彼が真犯人だったけど、
映画版の方も気になりますね。
新キャラの斉木も十分に怪しいけど、
また雪平の身近な人物なんでしょうか?
というか、今回の事件が安藤の事件にのっかって
安藤が今回の事件の手がかりを与えたって感じでした。
色々とありえないような壮大すぎる展開に突っ込んでましたが
各キャラにハマってる私はある程度は許します。
ある程度は(苦笑)
それにしても自分の父を殺害した犯人を殺すよう指示した
慕うべき安本さんに銃を向けてしまなければならない雪平。
犯人は憎むべき対象。
刑事としての本分。
なんとも皮肉な話です。
映画でこちらがびっくりする展開を考えるとすれば
・・・・・斉木と山路と薫ちゃんはテロ組織のメンバー。
雪平の大事な人が山盛りテンコモリ。
いかがでしょうかね(;^∀^)
夏見の大切な人がまたひとり・・・。
安藤がストーリーテラー的なポジションで
思っていたより出番が多かったのが結構嬉しかったですが。
でもラストの蓮見のあの姿。
何故美央ちゃんを狙ったのかというドラマ本編での謎はそのまま。
映画を観ないと何も解決しないということですね(^-^)
私も江口@斉木に一票!
夏見の父についていた斉木なら夏見の父の考え方に影響された、
そしてその意思を継いでいるかも・・・。
私の中で、秋のSPイチオシでしたが、楽しかったです。
連ドラのときは、雪平突っ走りの感がありましたが、今回は、丁寧な心理描写で、理解しやすかったです。
それでも、また映画まで引っ張られましたね
安藤が出てきてくれたときのうれしさは
ひとしおでした。うるうる。
ただコードブレーキングをもう少し丁寧に
描いてくれるとうれしかった。
なんでドミソがCEDになるの?ってちょっと
謎でした。