初・寄席

初めての寄席に行ってきました。
場所は新宿末広亭。
時間がはやすぎだけど、場所を一応確認しておこうと開演3時間前にいってみるとすでに並んでいる人がたくさん。
こんなに人がいるとは想定外。
あわてて行列の様子をうかがい、入り口にいたスタッフに確認すると、席が空けば入れるし、あかなかったら入れないという状況とのこと。
でもその時間はまだ昼の部の真っ最中で、それの待ちの人じゃないかとのこと。
でも昼夜完全入れ替え制じゃないので、一応は早めに来た方がいいということだったので、ちょっとお茶をしてから、1時間前に行列へ並びました。

こんなに見に来てる人がいるんだなと思ったら、どうやら昼には桂歌丸師匠が出てたらしい。
夜の部は3人の真打ち襲名の口上があったりして、彼らの師匠の三遊亭小遊三師匠や古今亭寿輔師匠の他に、突撃となりの晩ご飯のヨネスケさんでおなじみ桂米助さんや桂米丸師匠が出演していました。

笑点で見たことがある落語家さんがこんなに出てるとは知らなかったので、ちょっと得した気分でした。

休憩はさんで合計4時間の間に10人以上の芸人さんが登場し、落語や曲芸、手品、漫謡、講談などなどいろいろ楽しめました。
落語がこんなに一人一人個性の違ったものだとは知らず、年を重ねた師匠と呼ばれる人たちの話芸が秀でていてすっかり引き込まれてました。

落語の他の芸もおもしろかった。
特に江戸家まねき猫さんの動物の鳴き真似をした芸が一番好み！
わかりやすいだけじゃなく、まねき猫さんの顔芸がすごくかわいくて、いっぺんにファンになっちゃいました。
もっと長い時間見ていたかったなぁ…。

あれで2700円かぁ。
お安いなぁ。

今回は知人から譲ってもらったチケットでいったからタダで行けちゃったのですが、次回はお金払っても来てみたいなと思いました。

あ、ひとつ注意が…。
休憩中トイレに立つときは、同席の知り合いがいても、座席に「人がいます」という目印をお忘れなく。
寄席慣れしたと思われるおばちゃまたちに、トイレに立ったダンナの席をすかさずとられそうになりました。

「そこ、すいません、人がいます」
と何度も声かけないと、全然聞いてくれないくらいの勢いが…おばちゃまパワー恐るべし（笑）

全部終わったのが夜の21時。
その後あまりにお腹がすいて、ちかくにあった「桂花ラーメン」食べました。
美味かった。
私は桂花ラーメンより、あっさりした阿蘇ラーメンの方が好き。
具とまぜまぜして食べるのがコツですね。