ほよよ日和

悠希と悠希の息子たんちゃん、娘ひーちゃんの子育てブログ

「アラビアンナイト」見てきました。

2008-07-16 23:57:55 | レビュー
もう水曜日…。なんて早いんだ。
そして暑い。脳みそまで溶けそう。
でも溶けそうになる感覚は嫌いじゃない。

まあそんなことはおいといて。

日曜は久しぶりに観劇してきました。
文学座の「アラビアンナイト」
何年か前に一度拝見したのですが、今回はフィナーレとのこと。
配役も何人かは変わっていたのですが、前回も今回も大学の頃からの友人が出ていました。

私が芝居を始めたのは大学生のとき。
彼が1年生の時に一緒にやっていた仲間が2年生から各学部にわかれるのにあわせてそれぞれの学部で演劇をやっていて、その中の一つに飛び込んだのがはじまりでした。
彼とは大学の頃はそれほどしゃべらなかったけど、共演もして、共通の仲間がたくさんいることもあって、彼が文学座で活躍するようになってから再会。再びそのころの仲間と一緒に飲みに行くようになりました。
公演のお誘いもうけるようになりちょくちょく拝見してるのですが、見るたびにそのころから変わらない手の癖とか声の響きとか、なつかしくていろいろ思い出してます。

そんな個人的ななつかしさもあったけど、公演自体もすごく楽しかった。
3時間近い公演を「子供向け」と設定されているのはちょっとハテナだったけど、終演近い頃にむずかる子供の声がわずかにした程度。ふつうの公演と比べるとはるかに多い人数の子供たちのほとんどが、ちゃんと見ていたってのがすごいなあと思いました。

丁寧できれいな日本語と、たのしい仕掛けで繰り出されるおとぎ話。
ちゃんと話を聞いてるといつも誰かの生死がかかっている(しかもすぐ誰かが死ぬ)ような怖い話なのに、その残酷さをそれほど感じなかったのは不思議…。しかけのせいかな。
しかけのある芝居好きだなぁ…。
わくわくするなぁ。
童心に返らせてくれる公演。

子供たちの中には、どんな思いが生まれたのかな。






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