ほよよ日和

悠希と悠希の息子たんちゃん、娘ひーちゃんの子育てブログ

黒テント「上海ブギウギ」

2007-12-16 20:56:34 | レビュー
久しぶりの観劇は、私の大好きな黒テントの公演。
30名近くの出演陣の中に斎藤晴彦さんの名前と、稲葉良子さんの名前を見つけ、すぐ予約しました。

今日が千秋楽。
終戦間際の上海にあったナイトクラブを舞台に、服部良一氏の息子であり黒テントの創立メンバーの一人だったという服部吉次氏率いる「ハットバンド」とピアノの荻野清子さんの5人で演奏される服部良一氏の曲がある意味主役。
聞いたことがある!という曲が次々と出てきて、それもこれも服部氏の曲なんだとびっくりでした。

その中でも、ブギとかブギウギという名前がついた曲を紹介する場面があって、斎藤氏が題名を言うと、すぐさま服部氏が口ずさむという掛けあいがおもしろかった。
「ホームラン・ブギ」とか「北海ブギ」とかどこまで冗談で本気なのかよくわからないような曲まであっておかしいのに、実際服部氏が口ずさんでみると、ちゃんとした良い曲で、そのギャップも楽しんじゃいました。

歌だけでなく30名弱の黒テントの役者がオムニバスのように出演し、歌に色づけをしていったのも粋。場面場面で、出演者が入れ替わり立ち替わり出てきて、余韻を残して帰っていくような感じがステキでした。

そして、稲葉さんの歌声はすばらしかった~。
言葉を話す声も歌声のよう。
迫力があって、やさしくて、女性らしくて。
以前黒テントのワークショップでご一緒させて頂き、歌声に心奪われてからずっとファンなんです。

年末の忙しい時期に、ちょっとしたお祭り騒ぎに参加したかのような気分。
演劇公演なのにアンコールの拍手がかかり、東京ブギウギをもう一度演奏してくれました。

明日はこの公演があったシアターイワトで、私のダンスの先生の公演があり、その受け付けしてきます!


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