ほよよ日和

悠希と悠希の息子たんちゃん、娘ひーちゃんの子育てブログ

HHG公演 「LOVE  冬のサボテン」

2006-12-30 16:49:36 | レビュー
今週月曜に観劇したのに、書き込むのが遅くなってしまいました。

いやはや、4人の俳優さんがどの方もすごく魅力的で、ストーリーより4人に見入ってしまった。
4人のゲイの話というチラシの言葉をちゃんと読んでいなかったので、はじめ出てきた二人の距離が「近い!近すぎる~!」と一人でつっこみ入れてました(笑)

ゲイに対して偏見とか持っていないつもりだったけど、オカマちゃんとの違いをちゃんとわかっていなかったり、ゲイの恋愛関係は匂いがするんじゃないかと思うほど生々しさの漂うものだという勝手な思いこみがあったり(男女だってそういうものだけど、男がもつ独特の体臭みたいなもののイメージ)、そういう私の中の「偏見」に気付いて、いろいろ考えてしまった。
4人の持つ清潔感に少し違和感を感じたのは自分の変な思いこみがあったからなんだなと。

そんな私の思いをよそに、舞台にたつ4人はすごく美しかった。
しかも確かなリアリティがある。
違和感があるのにリアリティがあるという、不思議な感覚の中に浸ることになって、私は観劇中葛藤状態。
ゲイという設定を通して、このどうしようもない気持ちばかり抱える人間とはなんぞや…といった鄭さんらしい脚本を4人はそのまま体現していたという、ただそれだけのことなんでしょうけども。
答えのないこの問いは、私の中でしばらくぐるぐるまわりそうです。

観劇後一週間近くたって、ようやく感想の言葉の整理がついた。
やっぱりHHG好きだな~。
年末なんとかスケジュールあけてよかった!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿