斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

平和ボケのただの日本人が、中央アジアのネタと、日本に残る遊牧遺構の記事など書いた。

トゥラン主義

2024年07月27日 | 中央アジアその他

この記事は、自分の周囲の人間に押し付けるのは迷惑だと思うので、ブログにトゥラン主義の信条を書きます。本当に余力のある人だけ読む事をお勧めします。ロクな事書いてません。

 

前記事で書いた、大元集落🎪(旧カナダ村)のオボー🐦‍🔥(金田鄂博)は、実際に日本と大陸の繋がりの拠点だと信じている。日本と遊牧国家が、水入らずのプライベートで繋がる為の重要拠点。自分は、日本人は大陸人のディアスポラだと信じているが、英米その他(*5Eyes)は日本人と大陸・内陸アジアを分断しようとしている。英米人は日本語を孤立言語として扱い、日本国を、まるで原始人が住む惑星のように考えている。

《5eyes: 英国をはじめとする英語ネイティブスピーカー5カ国。陰謀論などでは5eyesの暗躍というネタがある。》

 

自分ははじめから陰謀論などを相手にはしていない。しかし、陰謀論などより遥かに恐ろしい現実を目の当たりにしている。これは5eyesの陰謀と言うにはあまりに些細な事である。

 

自分の現在働いている会社にいる、自称技能実習生とかいう輩は、祖国から直接日本に渡航して来たのではない。そして彼らは底辺人材である。

 

彼らは、英連邦諸国の一部から日本に来ていて、この会社で労働している。これは社員から聞いた話だが、実習生とは名ばかりで、彼らは家族単位で日本に来ている。技能実習生の定義から著しく外れている。日本の技能実習制度は廃止されていた。総務課の社員によれば、彼らは家族単位で、英連邦・英語圏の一部の国から日本に送りつけられて来た人達だという。彼らは実習生と言うにはほど遠く不法移民並みに質が悪い。そして彼らの中には難民も混じっている。ミャンマー出身の実習生らもいて、彼らは難民であると言っていた。

 

移民の送り込みを想像してしまった。

 

移民難民は戦争の武器と同じで、送り込む行為は戦争犯罪のひとつではないのか?とずっとモヤモヤしている。英国の属国どもが、うちの会社に戦争をふっかけているのかとも取れるが、国は国しか相手にしていないので、これは英連邦が日本に戦争をふっかけているのではないか?と更にモヤモヤした。先進国でも油断ならない。彼らは日本の同盟国という皮を被ったフレネミーである。

 

我々日本がかけていたハシゴを外されたような感情になる。英連邦から日本はゴミ箱と見なされている。当局ではなく、民間の違法ブローカーが、不法移民を日本に送りつけているのかも知れない。単に彼らにこの会社が騙されている可能性も考えられる。官にしても民にしても、そのような国は信用出来ない。我々日本はこのような英語圏先進国に長い間尽くして来たが、このように仇で返されるとは夢にも思っていなかった。このような国はフェイドアウトしても良いのではないか。

 

英連邦諸国は、国家戦略で、対外的に非常に良いイメージを作っているようだが、このような闇が露見してしまうと、フェイドアウトの対象として眼中に入れたくなくなってしまった。彼らは本当に卑怯だ。英連邦は全体的にグルとしか思えない。

 

陰謀論というのはもっと壮大で、陰謀論によれば5eyesは日英同盟を結び、日本円を日本ドルにし、英連邦直轄地にし、ロシアと戦争をさせ、更には中国と戦争をさせるという構想があるらしい。移民の送り込みというのは一言も書いていなかった。しかし、移民の送り込みのリアルな現状を直接目の当たりにしているので、陰謀論というのもまんざら嘘ではなさそうと、アホらしく真剣に向き合ってしまうのである。

 

5eyes諸国はネイティブ英語話者で繋がっている語族連合でもある。そして日本語を孤立言語、孤立文明として扱う。

 

何故日本人は、大陸にウラル・アルタイ語話者の同族が沢山いるのに、英米によって引き離されなければならないのか?これは積年の身悶えだった。

 

陰謀論通りなら英米は、日本人が天涯孤独である事を面白がっており、世界の中で最も孤立無援である事を望む。何故なら日本人を利用し搾取することを考えている。日本人は世界一手懐け易く、操縦し易いと考えている。英米諸国(5eyes)は何より日本国土の地政学的な価値を見出している。5eyesは日本国土それ自体を、虎視眈々と狙っていてもおかしくはない。

 

 

これは陰謀論とは関係なく本当の話だが、そもそも英米白人は日本人、更に言えばアジア人を人間とはみなしていない。その事を良く知らなければならない。米国に住んだことのある日本人の話を聞くと想像を絶するほど酷いという。しかも英語圏(5eyes)の中で米国がぶっちぎりでアジア差別が酷い。

 

 

これも本当の話だが、5eyesは5eyes国系資本のホテルを進出させている。

私学界隈では、英連邦出身の教師を派遣し、全ての授業を英語で行い、教育内容も英連邦国流の教育を徹底的にしている高校がある。これからはそういう学校が増えていくだろうと思われる。教師達は不自然にも白人ばかりである。これには意図を感じる。

 

東側のロシア、中国より巧妙なやり口で狙っている。ロシア、中国は、武力で日本を狙うが、彼らは武力以外で狙う。中露が強盗なら、5eyesは詐欺師である。5eyesはこれからもっと日本に進出して来る。侵略ではなく進出という体裁を保つ。

実際には中露の方が危険でやばいが。

 

日本人は英国人や北米の白人様から評価される事に弱い。彼らに褒められる事にやり甲斐を感じる日系のサラリーマンは多い。大谷翔平はその点、自分の為に野球やってるから凄い。そこら辺が雑魚日本人とは決定的に違うのである。

 

 

陰謀論通りなら5eyesは日本国土だけでなく、日本人民も狙っている。日本人を英国の属国教育をし、英連邦化を狙っているのだろうかと考えられるが、あくまで陰謀論なのでこれも何とも言えない。

 

 

北米の論文では日本が文明の発祥であり、日本から海外に移住していったが、大陸との血縁関係は無縁であるという事を証明しようとしている。

日本人は海外に出ない限り世界とは何も繋がりがないという人種的孤立ぶりも証明しようとしている。日本語の孤立言語問題も、英語圏5eyesが仕組んだのだろう。

 

日本語は昔、ウラル=アルタイ語族とされていた。しかしある頃から、日本語だけは孤立言語であり、ウラル=アルタイ語族とは無関係であるということを北米の偉い教授が発表したらしい。

 

更に最近では、ウラル=アルタイ語族の存在自体が北米の研究者によって否定されつつある。

 

🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱🔱

 

日本各地に、もし大元集落🎪(旧カナダ村《金田村》)のような遊牧部落の存在が証明されれば、日本とユーラシア大陸の繋がりが証明され、日本を大陸のウラル=アルタイ語圏からその一員として認められるようになると思う。大陸側から相手にされる事はとても重要である。日本は孤立無援ではなくなるのかも知れない。テュルク系国家は同胞には優先的に手を差し伸べる。

 

日本人は、血縁的に無関係であり差別主義者でもある英米なんかよりも、大陸の同胞と協調すべきだと思う。英連邦諸国から送り込まれた移民や不法移民などはボイコットすべきだ。

 

かつて自分は、ウラル・アルタイ語圏の人民の有事の際には、日本は彼らに限って優先的に受け入れなければならないと考えていた。政府は受け入れられる体制を整えなければならないと考えていたし、身内に対しては優先すべきだ。と考えていたが、彼らは「難民」という事である。日本国内はうちの会社のように、荒れる可能性が非常に高い。

 

この辺りが非常に難しいところである。

 

外国人である以上は、日本に来てやりたい放題をやるのではないか?

 

この会社で働いて考えさせられる事が多いが、何故日本人従業員がここまで疲弊するのか?これは言っても考えてもいけない事なんだろうけど、日本人と親和性のある民族とそうでない民族がいるのではないだろうか?と差別主義的な事を考えてしまう。彼らは日本人と親和性があまり高くはない民族たちなのではないだろうか?と。

 

ウラル=アルタイ語族は、日本人と同じ語族だから親和性が高いのではないか?と単純に考えてしまうが、これも一概に言えない。江戸期に於いては、ベトナムやタイなどの東南アジアの民族や、中国南部の民族(華人ではない)の方が北方遊牧民である蒙古族などよりも、倭族との親和性が高く、彼らは倭族の世を渡り、倭族の村社会にも溶け込みやすく、幕府から強制的に倭人化されるという以前に自然と倭族と協調的に溶け込み、倭族と結婚をし、子孫を残していった。

 

会社にいる移民難民は、江戸期に倭族と親和性が高いと言われた東南アジアの民族である。

 

だから一概に言えない。

 

江戸時代と現代では、社会構造が違う。

 

日本有事の際の移動先や日本人受け入れの問題も考えなければならない。その為には、ウラル=アルタイ語圏との関係を良好にする必要性があると考えている。それには日本側も対等に、有事の際には彼らを受け入れなければならないと考えるが、無責任にウラル=アルタイ語族との移民受け入れ関係を語るものではない。

 

 

日本は惑星、精神の孤児と世界から言われているが、実は自分らは独りではない…遥かムコウに家族・兄弟・幼馴染がいる。自分ら、ウラル=アルタイ語族の祖先は、一組の両親から生まれた兄弟姉妹として育ったのかも知れない。

 

日本とウラル=アルタイ語圏が手を結んで、中露包囲網を構築する。そして中露の軍事脅威を牽制する。そういう考えが思い浮かんだ。日本の軍事力は捨てたものではない。韓国とは現在関係が少し落ち着いて良かったと思っている。韓国=朝鮮は、扶余の末裔であるから、日本語と同じウラル=アルタイ語圏である。

 

しかし難しいのは、これらの同族が中露国内に非常にたくさん居住している事である。独立している国は、日本・北朝鮮・韓国・モンゴル・中央アジア諸国(カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン)アゼルバイジャン、トルコ、ハンガリー、フィンランド。

その中の殆どが旧ソ連、旧共産圏、現共産国である。日本・韓国・トルコ・フィンランドあたりが数少ない純然たる西側に属するものである。

 

ウラル・アルタイ語族は同族とする考えはトゥラン主義という。私カルガリーは主義とかイズムなどに興味はなかったが、どうやら自分はトゥラン主義者と同じ考えを持つという事がわかった。

 

ウラル・アルタイ語族は大正時代初期には「フィノ・タルタリアン語系」と言われていた。フィノとは、ウラル語系のフィン・ウゴル派など。タルタリアンとはタタル。タタルとはモンゴル系民族を指す。これはテュルク(突厥)語、蒙古語、ツングース語(満州・エヴェンキなど)を指す。カネディアン🔱を、カネディアン・タタル🔱と呼ぶ事を検討していた。カネディアン🔱は蒙古系民族だから、タタルとつけても良いのではないか?

 

タルタリアンからの、タタラ製鉄。これは製鉄方法ではなくて、製鉄自体が、ステップロードを通ってタルタリアンからもたらされた概念だから「タタラ」と呼ぶらしい。

 

大元集落🎪(旧カナダ村)の漢字表記は金田。この地名の意味は、鉄を量産する、鍛冶屋、などを意味する。金田地区での製鉄と、蒙古族であるカネディアン・タタル🔱との関係は不明だが、鉄というのはモンゴル語でテムル。王族にはテムルという名前ばかりいる。

ウズベキスタンの英雄、アミール・ティムールのティムールも、鉄という意味の名前である。

 

ダジャレのような話だが金田という地名もティムールのように見えて、カネディアン🔱という呼称が手放せないのである。鉄のご縁で繋がっている事も、偶然ではないと思える。金田という所は、ステップロード(アイアンロード・鉄の道)とも繋がっているように思える。金田はモンゴル語のダルハンとも意味が同じだ。カネディアン・タタル🔱→鉄を作る蒙古人🔱チンギス・ハーンもアミール・ティムールも喜びそう。

 

 

5eyesがもし陰謀論通りの存在だとすれば、ウラル=アルタイ語網は、5eyesをも牽制出来た方が良い。

 

しかし、差し迫った危機は中露脅威である。

まさに、同じ「国土を守護する天乃神」を信仰する者同志で繋がると良いのではないかと思う。

 

上手く説明出来ないが、英米諸国は、英米が安全保障の面でアジアに介入出来るかどうかを懸念しているのではないかという勝手な憶測が浮かんだ。日本とアジア内陸地域が協調し、中露からの脱却を米国の介入なしで勝手にやられる事が非常に困るのではないかと思う。それをやられると、米国の世界への影響力が弱くなる可能性がある為だと自分は考えている。

🦘🦫🦘🦫🦘🦫🦘🦫🦘🦫🦘🦫🦘🦫🦘

 

自分の事を英連邦人だと思っている種類の日本人にとっては、このウラル=アルタイ語族との繋がりや協調を強く訴える私カルガリーは非常に厄介な存在であり、日本人はウラル=アルタイ語圏の同族などという言葉も、耳に入れたくはない言葉だという事はよく分かっている。だから無理に聞けとは言わない。

 

*自分の事を英連邦人だと思っている日本人は一定数存在する。自分はゴリゴリの日本人だと自認しているが、タタール人になりたいのである。

 

 

長文のご精読、本当にありがとうございました🐦‍🔥

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のハワリンバヤルは大盛況だったらしいよ🇲🇳

2024年05月10日 | 中央アジアその他

ついに終わってしまった大型連休

 

ハワリンバヤル2024は、大盛況のうちに終わったらしい。

 

ハワリンバヤルとは、モンゴルの春の祭りであり毎年大型連休中に練馬区光が丘で開催される。

 

モンゴル有名ロックバンドHurdも出演しhamag mongol (全モンゴル)を熱唱した。

 

豊昇竜、照ノ富士なども来た。

 

小林旭氏も来た。

 

VIVANTのチンギス役の人も来ていた。

(バルサラグバ・バトボルト)

 

例年よりも多い出店で30店舗。モンゴル書道のお店も出てた。

 

今年2024年はモンゴル観光年とされている。

 

せめてパンフレットだけでも欲しかった。モンゴル全権大使の文章が良かったらしい。

 

今年のハワリンバヤルは、例年になく大盛況だった事が、色々な人のXやインスタなどから伺える。

 

一番驚いたのが、羊の頭まるごと焼いた状態で店頭で売ってる事!!

 

《引用: officemaksat》

 

ハワリンバヤルに行きたかった。昨年はこんなの無かった。

 

自分は土日仕事で行けなかった。大型連休明けに有給取ってあるので頻繁に有給とれない。連休は休むなと言われている。昨年、一昨年は丁度自分が休みの曜日に重なってたから行けた。奇跡的な事だった。

 

今朝、モンゴル人の実習生が一人いる事を知った。彼女はハワリンバヤルに行ったのかな?この会社に働いてたら不可能に近いだろうな。

 

 

モンゴル有名ロックバンドHurdは、演歌ロックを演奏し、自国語(モンゴル語)で歌い、モンゴルでは超有名である。

 

ハワリンバヤルを追放されたコメディアンがいる。

http://havrynbayar.blog123.fc2.com/blog-entry-41.html

 

それ考えると現代日本の国内は平和🕊️だ。あくまで現代の国内民族問題についてだが。

 

ハワリンバヤルは20年もやっているので色々な事が起こる。ハワリンバヤル2010だいぶ荒れたようだ。トゥヴァのフーメイもあった。

 

モンゴル人は国境を超えて様々な場所に離散している。日本にもモンゴル系の人々が定住させられ、今に至る集落が東京近郊にある。そのような人々も出演したり出店する機会に恵まれれば良いと思っている。

 

実際に参戦していないイベントの報告でした。

 

長文のご精読ありがとうございます😊

 

 

関連記事

ハワリンバヤル2023

ハワリンバヤル2023 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

ハワリンバヤル2022

モンゴルの春祭り・ハワリンバヤルに行ってきた - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

 

 

Hurdの動画

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソ連アニメチェブラーシカГолубой вагон(青い客車)

2024年04月12日 | 中央アジアその他

自分のブログを見返してみてよく分かった事がある。自分は遊牧民かソ連の事ばかりを書いている。このブログは、中央アジアやロシアなどの文化や情報について発信する目的で作った。だから仕方がなかった。

 

チェブラーシカのDVD📀を鑑賞して

 

Голубой вагон(ガルボイ ワゴン《青い客車》)というソ連映画🎞️チェブラーシカの第3話のエンディングシーンの曲が頭から暫く離れなかった。

 

 

 

 

とても感慨深いソ連の曲調。チェブラーシカの映画の中の世界の空が、いつもどんよりとしている。

 

ソビエトアニメは日本にはない味わいがある。そして、日本のアニメとは違い、子供向けにしては世知辛い内容だったりする。登場人物の人当たりがキツかったりもする。

 

Голубой вагонの哀愁が中毒性高い。

 

“チェブラーシカ”は、物語の中でこのような哀愁溢れる曲を、ワニがガルモーシカという楽器(アコーディオンに似た楽器)で弾きながら歌う場面が時々ある。

 

この列車はモスクワ発*ヤルタ行きの設定である。

 

《ヤルタ: クリミア半島南端に位置し、黒海に臨む。1945年連合国側の主要3ヶ国の首脳によるヤルタ会談が行われた。また、帝政ロシア時代からはリゾート地だった。》

 

登場人物は主人公のチェブラーシカというワケのわからん動物。これは青果店のオレンジの段ボール箱📦に入っていた。チェブラーシカ自身、自身が何の動物なのか分からないという。その設定に切なさを感じた。

 

ワニはゲーナといい、チェブラーシカの友達。チェブラーシカよりめちゃくちゃ歳上だが、対等に扱ってくれる。ガルモーシカの弾き語りが得意なおっさんワニ。

 

シャパクリャクという婆さん。イタズラが大好きな婆さんで、ネズミをカバンの中に入れて持ち歩いている。ネズミの動きと形がやたらリアルで、見てて気持ち悪いが、どこか憎めない存在。

 

 

チェブラーシカ達が載っている列車はひたすら、下手をすれば何日間も針葉樹林の中を走っていると思う。モスクワからヤルタだからそれはないと思うが、シベリア鉄道だと明けても暮れても3日間くらいずっとこんな状態である。駅間も日本では考えられない距離で、駅に停まればバカ停と言われる30分以上の停車をする。旅客はその間、駅のホームに出て、外の空気を吸いに行く。

 

車窓はモミ自生の針葉樹海の真っ只中。ロシアの木はとても背が高い。シベリアの樹海はどれだけ鬱蒼としているのか。

噂で聞いただけだが、シベリア鉄道(旅客)とシベリア貨物の機関士は運転部屋には必ず、猟銃を携えている。事故で汽車が動かなくなった時、或いは外に投げ出された時などに野生動物から身を守る為であるらしい。

 

 

 

相鉄線(相模鉄道)の濃い青色の列車の最後尾を映し、それとチェブラーシカ、ゲーナ、シャパクリャクの人形を撮影した画像を切り取り、貼り付けをしようと考えた。

 

映画🎞️チェブラーシカのこの感慨深いシーンに、全面展望の景色をつけたいという勝手な発想から始まった。

 

相鉄線の青い車両を見かけた時に偶然、チェブラーシカのГолубой вагонが思い出された。これがきっかけだった。

 

2018年秋🍂🍁頃は、相鉄線(相模鉄道)ではヨコハマネイビーブルーという濃い青色の車両がまだ珍しい頃だった。ほとんどが、白地に青とオレンジ色の線が上と下に引いてある車両だった。

 

 

実際には、シャパクリャク婆さんの人形が何処にも売っていなかった為これが実現しなかった。

 

これが完成したらインスタに上げようと考えていたが、それも実現せず。

 

シャパクリャク婆さんが手に入って、同じぐらいの大きさのチェブラーシカやゲーナが手に入ったら、人形を撮影した画像を切り取り、貼り付けをし、インスタ公開するつもりだったが、相鉄線の写真撮影が思ったよりも長く時間が掛かり、いつまで経ってもシャパクリャク婆さんが手に入らなかった。

 

そうこうしているうちにコロナ禍に突入。それどころでは無くなり、全て断念した。

 

予定では2019年11月30日迄に上げるつもりであった。

 

この日は相鉄線・JR直通開業日であった。

 

Голубой вагонの歌詞からして、当時はこれに相応しいと考えた。

 

自分たちは過去に戻る事は出来ないが、きっと素晴らしい未来が待っているであろう。

 

というメッセージと、青い客車(ヨコハマネイビーブルー)という組み合わせが、当時、アツかった。

 

相鉄線・JR直通のコマーシャルにこの曲が使われてもおかしくはないと思った。

 

チェブラーシカたちは、客車に後ろ向きで座っている。過去を見ながら進んでいく所が、えぐられる。

 

 

 

 

 

 

これは、チェブラーシカやシャパクリャク婆さんが来て全員揃うシーンに使いたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初のГолубой вагонのタイトルと、最後尾にゲーナを載せたものは、早朝に撮影。

 

ゲーナが載っているものは、これを真似た

 

 

 

とにかく架線邪魔だと思った。

 

この写真は、撮影した後に、色や明るさや彩度を調整したりしている。チェブラーシカの世界観を意識した色遣いを目指した。

 

相鉄線の濃青の色は非常に難しい色であった。

車用の塗料で塗装してあるらしい。スマホカメラで撮影すると、光の加減で色が変わってしまう。

 

Голубой вагонのГолубой とは、紺色ではなく水色を意味する。

 

逆光をわざと狙った。撮り鉄ではなく、チェブラーシカの世界観に少しでも近づけたいと考えていたので、雲を入れたり、逆光を利用して哀愁を演出しようとしていた。

 

この撮影は海老名駅から、瀬谷-三ツ境間の踏切までで、海老名から横浜方面へ、相鉄線を追って曲が進むに従って進んでいく。

 

歌詞の内容と景色の関連性も考慮に入れた箇所もある。

 

オープニングのГолубой вагонのタイトルと、ゲーナだけを載せた写真と、ゲーナ、チェブラーシカ、シャパクリャク婆さんの3人が揃うシーンの予定だったところと、最後の「見てくれてありがとう」だけは、例外的に、大和市内のふれあいの森公園と、*相鉄貨物線の廃線跡の線路上で撮影をした。

 

瀬谷-三ツ境のこの踏切から見える横浜方面(全面展望)は、映画チェブラーシカのこのシーンが終わり、暗くなって列車が遠ざかっていくシーンの全面展望に似ているから、この場所を選んだ。

 

スマホ📱カメラで撮影したから画像ガタガタになった。撮り鉄が本格的な機材を欲しがるわけが分かるような気がする。

 

 

当時、まだ濃青色(ヨコハマネイビーブルー)塗装が珍しかった頃は、濃青色同士がすれ違う事が貴重な時間だった。

 

「過ぎたことは取り戻せない」

の歌詞にちなんで、この貴重な時間は過ぎ去ってゆくので、この写真を選択。

 

「過去は少し惜しくても もちろん進んだ方がいいんだ」

相模鉄道の本来の土地であるJR相模線に対する未練を捨てきれない。これは相模鉄道にとって非常に惜しい過去である。

 

戦時中、相模鉄道は、現在のJR相模線の土地を国から略奪された。相鉄会報誌にも「土地返せ!」と耳にタコが出来る程(目だとどう表現すれば良いのか)書いてあった。

 

そのような過去に縋りながらも、JRと直通運転し都心に出て行かなければならない。

 

JR相模線沿線の象徴として、大山や丹沢がよく見える後面展望にした。

 

「新しい冒険にいそごう友よおい先を進めてくれ機関士」

 

ここは*相鉄貨物線が見える所。

 

《相鉄貨物線: 相鉄厚木線。本路線を経由し本線の相模大塚駅構内から専用線にて在日米軍厚木基地へのタンク車を使用した航空燃料輸送が行われていた。1998年9月を以て廃止された。》

 

この線路は既に撤去されてしまった。撮影した当時は、この線路も遠くない将来、撤去されてしまうのだろう。という想いで撮影した。

 

これも相鉄の過去の遺物で、思い入れの深い線路である。

 

この遺物を目の前に「先を進めてくれ機関士」というようにしたかった。

 

チェブラーシカとゲーナが線路上で「見てくれてありがとう」という最後のシーンは、相鉄貨物線の廃線の線路上に2体を置いて撮影した。

 

この線路はもう既に撤去されてしまった。

 

ヌイグルミ、人形関係は全てメルカリで購入した。

 

 

列車やその他の写真は、色々なパターンを撮影した。チェブラーシカ、ゲーナ、シャパクリャクの3人が、後ろ向きに映る画も入れる予定であった。

 

*動画と、自分が撮影した写真につけたテロップの訳と異なるのは、昔見たГолубой вагонの動画の和訳とこの動画の和訳が違うものになっている為。

 

🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊🐊

 

この後チェブラーシカ達はヤルタでバカンスを楽しむのでしょう⛱️

 

長文のご精読をありがとうございました😊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東西冷戦について思う事

2024年04月05日 | 中央アジアその他

先の、パンク春の祭典も終わり、SUM41(蒙古斑)の最終日本公演も終わった。

 

「蒙古斑Live」の記事で、内容が重くなるため、「前世トゥバ人かも」と誤魔化してしまったが、 Underclass Heroのイントロの繰り返し繰り返しを生演奏で聞いて感じた事

 

「自分たち観客は娯楽や趣味でこれらに関わっているが、彼らは人生をかけてこれをやっている」

という事が実感された。

 

彼らの、音楽に割く労力や時間やその他様々犠牲にしてきたものの重さを肌で感じてしまった。健康面であったり、親との関係であったり….

それら全ての犠牲が価値となって現れている。

 

生演奏を聴いたマウントをとっているようにも見えるかも知れないが、スマホやCDなどのデジタル音源でこれを感じる事は出来ないのではないかと思えた。本人達と同じ空間に存在していた事も関係している。

 

この記事で、SUM41キャップの件で、カナダ嫌いだけど(以下略)」と書いた。カナダというのは北米の迦奈陀を指す。(漢字表記だと仏像のようである)

 

これを見て何で?と思った人もいると思う。

カナダが嫌いな理由。

 

初期NATO加盟国だから。

 

それだけ。

 

 

80年代に嫌いな国とその理由のアンケート書かされた。

 

自分は当時、世界情勢など余り詳しくはなかったのでキライな国は白紙回答をし、好きな国は日本と書いた。

 

嫌いな国が中国、北朝鮮、ソ連、ハンガリーやルーマニアなどの東欧、東南アジアなどが多く、理由は「共産国だから。」と書いた人が多かった

 

嫌いな国がソ連や中国なら、解らないでもない。

しかし、日本から遠く離れた東欧も少なくはなかった。

 

東欧諸国が嫌いな理由は「共産国である。それだけ。」

 

西側の自分たちからして見れば、違和感が無かった。当時は冷戦でその様な意見は至極当然な気がしていた。

 

しかし、冷静に考えると先程、自分が書いた「カナダ(北米)が嫌いである。理由は「初期NATO加盟国だから。それだけ。」と書いた事と何も違いはない。

 

西側陣営の目線で見れば、可笑しい事の様に感じるが、東側陣営の目線で見ればこの意見、至極当然である。

 

カナダ(北米)を嫌う理由としては薄っぺらく、内容が無さすぎると思う。

 

共産国だから、東欧諸国を嫌う事もこれと全く同じで内容なんてない。

 

東西冷戦には、互いに憎しみ合う真っ当な理由などない。

 

西側が作った映画のソ連人の描き方が、今でも不快に思える。007にしてもロッキーにしても、ソ連人が鬼、悪魔のように描かれている。ソ連の独裁者ではなく、一般市民のキャラクターが鬼・悪魔として扱われている。

 

日本人目線でみれば非常に不愉快でモヤる。

 

あれは西側のプロバガンダではないのか?

 

作品のダイナミックな構成やアクションはとても良いのに、差別を煽る人物描写の為、大なしである。

 

更に不快に思えた事は、ソ連崩壊後にも関わらず、ロシア人をいつまでもソ連人扱いする事。ソ連なんか崩壊したのだからもういいじゃないかと思う。いつまで差別を煽るのか。

 

西側によるソ連人を馬鹿にする映画に不快に思う人は、自分と家族以外には見当たらなかった。

学校の同期の輩は、その件に関しては「考えた事が無かった」と言っていた。

 

こいつらとは友達になれない。オマエみたいな奴と仲良くしてやってるという態度がいつも鼻についていた。そしてお前は変わり者だといつも糾弾されていた。

 

西側の初期NATO加盟国らは、ソ連人に親を殺されたように憎む。

 

自分が学校の同期らを憎悪する理由の方が深い。

 

西側がソ連を嫌う理由は、自分がカナダ🇨🇦(北米)を嫌う理由と同じで実に内容が無い。

 

寧ろ自身の戦争体験や、身内の戦争体験などでソ連を嫌いになった日本人の方が余程ソ連嫌いである。領土問題なども関係して、日本人がロシア・ソ連を憎むには真っ当な理由がある。

 

ロシアビヨンドも、初期NATO加盟国が作る映画作品に対しては非常に遺憾であると書いていた。当事者の立場としては、遺憾を通り越して憎悪になるだろう。

 

 

西側がやたらロシア・ソ連を悪魔というので、逆に興味を掻き立てられた。

 

ロシアやソ連の人ってどんな人達なんだろう?と異常に気に障り出した。

 

ロシアは、とても寒い北国であり、顔の薄い、色白の長身美人、容姿もそうだが、気の強い所なども含め、自分と非常に掛け離れてるので余計、魅了された。

 

ロシアは謎の国という僻地感がとても自分を魅惑する。

 

北欧やカナダ(北米)やアラスカやグリーンランドも自分とは正反対で非常にかけ離れた生き方をしているようだが、何よりもロシアだった。何故ロシア?その理由が分かれば、今でもこんなにロシアに縛られずに済む。

 

ロシアに縛られ過ぎて、切実に辛い。

 

取り憑かれてんな本当に。

 

自分は南洋ネシア系の顔つきで彫りが深く、濃く派手な顔立ちである。肌色も褐色である。性格が柔和で大ざっぱ。愛想が良い訳ではないが不機嫌でもカドが立たず、自分の意見を言っても相手は怒ったり傷ついたりしない。発言に影響がない。人徳だと言われるが、自分ではそれが嫌だ。怒れない性格で、報復も出来ないので、よく虐めにも遭う。

 

一番自分に似合わない国。それがロシア。そしてそれがロシアの魅力だ。

 

もし自分が今、嫌いな国は?と街頭でインタビューされたら「今はロシア」或いは「今はイスラエル」と答えると思う。だから非常に複雑である。

 

嫌いな国でいの一番に「カナダ(北米)」とはまず答えないだろう。これはたまたま、SUM41のカナダ(北米)ツアー記念の帽子が手元にあったから、しょうがなかった。しかし、カナダ(北米)嫌いの理由は本当である。

 

とはいえ人に言う程カナダ🇨🇦(北米)を嫌いでもない。正直なところ別にどうでも良い

 

 

共産主義の対義語はなんだろう?と考えた。民主主義?資本主義?EU?NATO?

 

答えは解らない。

 

では共産圏の対義語はなんなんだろう?

西側?EU?NATO?

 

共産圏という言葉には、軍事的な意味合いも含まれる。

 

共産圏の対義語は、NATOという結論が出た。西側の自分らにとって「共産圏」というのはパワーワードだが、東側の彼らにしてみれば「NATO」というのがパワーワードなのだろう。

 

共産圏にしてみればNATOが脅威なのだろう。

 

だからといって隣国を侵攻して良いという理由にはならない。

 

ウクライナ侵攻よりも5年以上前の、プという禿爺の「熊と同志」というスローガンが大好きだったが、それはもう昔の事になってしまった。その頃の熊は呆れて消滅してしまった。

 

プ爺というボケ老人の身勝手な暴走。だれかこれを引き留めてくれと思うが誰も止められない。

 

先日のコンサートホール・テロ事件の犠牲者の近親者が、テレビのインタビューに答えていたが、彼女は、プ爺=国営メディアの言うようにウクライナの仕業だと信じていて、米国や英国が裏でテロ支援をしていると本気で信じているように答えていた。

 

テレビインタビュー用の、プ爺政権向けの台詞だったのか、彼女の本音だったのかは分からない。

しかしこれを見て思ったのは、人というのは近親者をテロや戦争で失う程の、非常に哀しい体験をすればする程、このようなプロパガンダに洗脳されやすくなってしまうのではないかと思われた。

長文のご精読をありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草原にオーロラ

2023年11月16日 | 中央アジアその他

There’s not FINLAND

There’s not SWEDEN

There’s not NORWAY

There’s not ICELAND

There’s not GREENLAND,Denmark

There’s not ALASKA,USA

 

 

 

 

 

 

 

 

It’s KAZAKHSTAN

 

115日、ロシア🇷🇺シベリアの北緯50度台の諸都市とカザフスタン🇰🇿でオーロラがついに現れた🪭🎉🎊あっぱれ!

 

この写真はカザフスタンのコスタナイ州という北部の州で撮影されたもの。ロシアと国境を接している。ロシアではチェリャビンスク州やノヴォシビルスク州などでもオーロラが確認された。

 

オーロラは極光とも磁気嵐とも言われる。

シベリア北部では見られるが、シベリア南部や中央アジアでは滅多に見られないらしいです。

このインスタを上げている人は放射線を意識していた。

 

オーロラと放射線☢️関係あるのか?

 

ピンク色🩷の光が磁気嵐🌀と言われているものらしい。

 

 

中央アジアの草原とオーロラのコラボレーション

これ、本当に待ち遠しかった💗

 

中央アジアは意外と、オーロラの穴場だったりして!

アラスカとかグリーンランドとか北欧まで行かなくても、日本から5000km-7000kmぐらいと、割と近い。北欧などに比べると出現率が低いもかも知れないが、中央アジアやロシア・南シベリアの地方都市でのオーロラは、日常生活や都市、郊外などの身近な空の上に現れたオーロラという異次元の魅力がある。

わざわざ、人が滅多に行かないタイガ樹林や氷山などに行かなくても存在する。

 

中央アジアやシベリアの地方都市に磁気嵐、オーロラが現れたというニュースが、日本では余りに知名度が低いのが残念である。

 

 

この曲を聴くと真夜中の草原という情景を想像させられる。

この曲を聴きながら、草原にオーロラが出ている写真を見て下さい。凄い世界に生きているような錯覚をします。オーロラの元を駱駝🐫の商隊が列をなし、オーロラの元の夜の草原で家畜の帰りを待つ牧民。これらの写真にはそんな者は存在しないが、極光の元、そんな映画みたいなワンシーンはどこかに存在する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする