大切なお客様

一日事務所仕事の日でした。

事務所はもうすぐ夏のイベントが始まるため準備が始まっていました。
おいらはそういうイベントでは書類を作ったり注文の電話をとったりこぼれた事柄をお手伝いをしています。
月曜はいつも大好きなお客様から注文が入る日で、
電話番号を見るだけで　あ、かかってきた♪と　ウキウキ電話に出ます。

「おはようございます！」
「はい　おはようぅ～＾＾　○○番の商品ちょっと見てほしいんだけどね…」

こんな風にご挨拶をして　お客様の見てほしい商品を確認します。
「うんうん　あなたが見てどう思う？＾＾」
これがお客様の口癖です。（笑）

「そうですねー　若干の経年変化はありますが　コンディションは良いと思います。」
「日焼けとかどうかな？」
「少しありますが貫禄があるな、という許容範囲です。」
「そうなんだね。裏はどうだろうか。」
そうやって　お客様の目になって品物を見て、電話越しにお伝えするのですが
この日はたまたま商品の内容を自分の耳で聴いてしっていたので

「これはとても内容が良かったですよ。とくに二楽章は可愛らしいタッチでした。とてもおすすめです。」
「うーんそうなんだね。推薦文を読んでとても良さそうだったし　あなたがそう言うなら買おうかな＾＾」
「ありがとうございます！」
いつのまにか　お客様に自分のおすすめの品物がプッシュできるようになってる近頃のかんたろです。（笑）

この事務所で電話対応をする女性は聞かれた質問にこたえるのみのさばさば対応です。
おいらや大型Tさんのようには余計なことを話しません。
それはそれで本当を言えば正解の対応なのだと思います。

おいらが月曜に楽しみにしているこの大好きなお客様は以前は結構頻繁に返品をしてくるお客様でした。
到着した品物が自分の思っていたのと違って返品されるのです。
たぶんさばさば対応ではお客様にイメージが届かなかったか、品物の良さを伝えきれてなかったのでしょう。
でもおいらが担当になって電話に出るようになってからは、まだ一回も返品されたことがありません。
もしかしたら　おいらの対応でおいらの真心が伝わっているのかもしれません。
自分がおすすめしたお気に入りの品物が好きなお客様の元で楽しんでいただけると思うと、とてもうれしいのです。
きっと大切にしてくださるとわかっているので。＾＾