2011.02.15 ラファエロミステリー （約420字）

私は兼ねてより
ラファエロ(1483年4月6日 - 1520年4月6日)の『一角獣を抱く貴婦人』は、ジョコンダ夫人をありのままに描いた姿なのでは？と直感的に思っていましたが、ここにきて、新たなミステリーを感じることになりました。

まだ若き37歳のラファエロの死、彼はダ・ヴィンチが亡くなった翌年に、しかも誕生日に命を落としたという事実、これはどういうことなのでしょう？

色々と調べてみましたが、彼は突然の高熱で亡くなったのでは？という死因が有力視されているらしいが、本当の原因は不明だそうです。

ジョルジョ・ヴァザーリが、性愛の楽しみが過ぎた為にラファエロが死を早めたなどと、いい加減な記述を残したが為に、多くの研究者によって、ラファエロの死因は性病だったのでは？という論議も行われたそうです。

死因は特定出来ないにしても、誕生日に亡くなったという事実、この事こそが非常に不可解ですよね？

例えば、このような推理も出来ませんか？

彼は、誕生日を祝う会で、何らかの企みを持つ者達に、暗殺されたのではないか？