海音の『うつ病』療養日記 ~不定期便~

『うつ病』と診断されてからの日々を海音の視線で綴っていきます

1年目を目前にして

2006年08月04日 | Weblog
最近
病気を理由に辞めた職場のことをよく思い出す
睡眠薬の影響で寝覚めに
ココが職場なのか自宅なのか混乱を起こすこともある

楽しかった思い出も苦しかった思い出も
すごく断片的なんだけれど

寝ても覚めても仕事のことを考えていて
それでも充実していた頃

いつに間にか希望していた職種と違う仕事が中心になっていったこと
同期との確執
営業成績・毎日の営業成果の報告による上司からの言葉

思い出していくとどんどん辛かった頃の記憶ばかりが蘇る

才能がない
お前を育てる意味がない
会社にとって必要な人材だと思えない

上司から投げかけられた言葉たち

それでも10年間追い続けた夢だった仕事
諦めたくはなかった
でも
限界は半年で訪れた

うつ病と診断され
会社からは切られ
何もかもを失ってしまった

私の追い続けていたものは何だったんだろう?
私の半年間は何の意味があったんだろう?
考えてしまう

答は自分でもわかっている
私の仕事を認めて欲しかったんだ
サービス残業でも週休ゼロでもボーナスなくても
大好きだった仕事
やりがいのあったやっと手にした仕事

でも結果として残ったものは?
上司からは何ひとつ認められずに全てが終わった
そんな頃からもうすぐ1年を迎える
思い出せるようになったのは
私のうつの症状が良くなっていっている兆候?
それとも1年を振り返っての感傷だろうか?
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3 コメント

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ワタシも、、、、 (なつ)
2006-08-05 00:03:27
辞めた仕事のこと、良く思い出します。

本当は辞めたくなかった。

大好きな仕事だった。



ワタシはそこから、病気になってしまった自分のことを責めだしてしまいます。

何で病気になんかなってしまったんだろうって。



思い出すのは、何ででしょうね、、、、

良くなっている兆候だといいですね、、、、

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同じく (ぐるぐる)
2006-08-05 17:36:29
私も、会社を辞めざるを得なかった時のことを思い出します。



仕事も大好きだったし、海音さんと一緒でサービス残業もなんのその。。。くらいその仕事が好きでした。



しかし、私は同僚がものすごく仕事ができる人で、その人との比較にたえられなくなり、うつ病になりました。



それが、もう3年くらいたつかな。。。



最初は、頻繁に辛い思い出として思い出していたけど、だんだんと回数は減り、今はあまりつらい思い出としては思い出しません。



完全にうつ病は、治ってはいませんが、なんとか社会復帰もまたできてるので、良い兆候ではないでしょうか?



時が解決してくれるのかな。。。

そこのところはよくわかりませんが。。。

海音さんが、どうか楽に生活できますように。
返信する
コメントありがとうございます (海音)
2006-08-08 19:20:00
なつさん



以前の心療内科の先生が言っていました。

『仕事や環境が変わったから病気になったんじゃなんですよ。

今、ならなかったとしてもいつかは発病していたんだから』



でも、やっぱり仕事を理由に考えてしまいますよね



ぐるぐるさん



3年たってやっと辛かったことが普通の思い出へと変わっていくんですね

私はまだ半年

辛かったことも楽しかったことも

思い出になるにはまだまだ時間がかかりそうですね
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