ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」・・・ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

ほんとうに教わりたいのなら

2016年05月22日 | 価値観
【Live Information】 


「教えたいだけの人」が教えてくれることが、すべて正しいとは限らない。
「教えたいだけの人」にとっては、相手が育つかどうかは重要ではなく、教えるという作業で相手より優位に立つことが重要だからである。
そういう人が教えることは、検証されていない受け売りや、思い込みにすぎない浅いで知識である可能性が高い。
本当に教わりたいのなら、時間と費用を惜しまず、きちんした技術・知識・見識を持っている人に教わるべきである。





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「フォックス・オン・ザ・ラン」と「アクション」

2016年05月17日 | 自分的名盤名曲
【Live Information】 



 今でこそ「ヘヴィ・メタル」というと、ロック・ミュージックの中の独立したひとつのカテゴリーとして認知された感がありますが、もともとはハード・ロックを細分化した中のいちサブ・ジャンルに過ぎませんでした。
 ぼくが中学〜高校生だった1970年代中頃に、「より重厚感の増したハード・ロック」、みたいな意味合いで使われ始めた記憶があります。
 当時のバンドで言えば、ブルー・オイスター・カルトとか、ブラックサバス、それにヘヴィ・メタル・キッズなんていうバンドもありました。
 

 スウィートは、1968年にデビューした、イギリスのロック・バンドです。
 1971年に、スージー・クアトロなどに曲を提供したことで知られるヒット・メーカーのマイク・チャップマンとニッキー・チンのコンビが作詞作曲した「ファニー・ファニー」がヒット、イギリスにおける人気バンドの仲間入りをしました。
 当時の曲を聴いてみると、ポップで親しみやすいものが多く、ロー・ティーン向けのアイドル・バンドのような存在でもあったようです。


 その後も「リトル・ウィリー」「ウィグ・ワム・バム」「ブロック・バスター」「ヘル・レイザー」「ボールルーム・ブリッツ」「ティーンエイジ・ラムペイジ」「初恋の16才」など、イギリスのチャートでベスト10に入るヒット曲を連発していますが、次第にバンドと、チャップマン&チンのソング・ライティング・チームの間には溝が広がっていったようです。
 バンドからしてみると、自分たちのやりたいスタイル、あるいは音楽で活動してゆきたいと思うようになったのでしょう。技術も音楽性もない、操られるだけのダミーのようなバンドなら、言われたまま活動して人気が出ればそれにこしたことはないのでしょうが、それなりの実力のあるスウィートのメンバーは、チャップマン&チンから離れて自分たちの音楽を創りたいと思ったようです。
 それでも、チャップマン&チン時代の後半には、すでにハード・ロック色が強まっていました。


 当時のスウィートのメンバーは、
 ブライアン・コノリー(vocal)
 アンディ・スコット(guitar)
 スティーヴ・プリースト(bass)
 ミック・タッカー(drums) の4人です。


 バンドが主導権を握った1974年には、音楽性が完全にロック・ミュージック志向にシフトされた感がありますが、音楽的には驚くような急激な変化があったわけではないので、爽快なロック・サウンドとアイドルぽいビジュアルで、相変わらずティーン・エイジャーの間では高い人気を得ていました。
 そして当時のイギリスでは、スレイドなどと「ヘヴィ・メタル・ロック」の旗手と見なされるようになったわけです。
 そのほか、日本では当時人気急上昇中だったクイーンのライバルとされてもいましたね。
 この頃の音楽雑誌(「ミュージック・ライフ」とか「ガッツ」とか)には、かなりの頻度でスウィートをはじめとする若手ロック・バンドの記事が掲載されていたような気がします。


 「フォックス・オン・ザ・ラン」が発表されたのは1975年。これは米ビルボードで5位、ミリオン・セラーを記録する大ヒットになりました。

 
 【フォックス・オン・ザ・ラン(Fox On The Run)】
  [発  表] 1975年
  [作詞作曲] ブライアン・コノリー、アンディ・スコット、スティーヴ・プリースト & ミック・タッカー
  [チャート] 全米5位、全英2位
  ♪歌 詞
  ♪You Tube
  


 イントロで使われているシンセサイザーが新境地を開拓しようとしたバンドの心意気を物語っているようです。
 ミディアム・テンポの8ビートですが、「ヘヴィ・メタル」という言葉がぴったりな、重厚なグルーブはまさにハード・ロックの醍醐味ですね。
 シンプルなコード進行ですが、メロディは分かりやすく、とてもノリやすいです。
 当時のぼくらにとって、シングル・レコード1枚に500円遣うのはかなり度胸が必要でしたが、逆に限られた小遣いで買うレコードはどうしても欲しいものばかりでした。
 ロック好きの友だちはけっこう「フォックス・オン・ザ・ラン」のレコードを持っていて、それは当時のスウィートの躍進ぶりを示してもいたということですね。


 「フォックス・オン・ザ・ラン」でスウィートの名はぼくらの間に一気に広まりましたが、勢いに乗って引き続きリリースされたのが「アクション」です。


 【アクション(Action)】
  [発  表] 1975年
  [作詞作曲] ブライアン・コノリー、アンディ・スコット、スティーヴ・プリースト & ミック・タッカー
  [チャート] 全米20位、全英15位
  ♪歌 詞
  ♪You Tube
  


 チャート的には、「フォックス〜」に届きませんでしたが、ヨーロッパ各国では大ヒット(ドイツ2位、スウェーデン2位、ノルウェー2位、オーストリア3位、スイス4位、オランダ5位 etc)しています。
 だからというわけではありませんが、ぼくにとっては「アクション」も「フォックス〜」になんら遜色のないロックの名曲なのです。
 劇的で音楽性の幅広さを感じさせてくれる曲作り、重厚なコーラス、野性味のあるボーカル、多彩なギターのフレーズ、スピード感あふれるテンポをキープする安定したベース、適度にヘヴィで小気味のよいドラム、どれをとっても言うことなし、です。
 1994年にはデフ・レパードがカヴァーし、全英チャートの14位に送り込むヒットを記録しています。


 1976年に発表したアルバム「甘い誘惑(Give Us A Wink)」は、メンバー4人が共作したオリジナル曲が大半を占めています。
 大きな飛躍を期待されたバンドでしたが、これ以降不思議なことに伸び悩みが続きます。
 スウィートは1981年に解散、のち再結成して1985年〜1991年に活動しましたが、ブライアン・コノリーが1997年に、ミック・タッカーが2002年に亡くなっています。
 現在はアンディ・スコットが「Andy Scott's Sweet」、スティーヴ・プリーストが「The Sweet」として活動を続けています。


 全盛期は短く、大成したとは言い難いスウィートですが、ぼくにとっては忘れることのないロック・バンドです。
 


  


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「すみません」か「ありがとう」か

2016年05月05日 | 価値観
          ♪初対面でも、楽器さえあれば楽しく会話できるのが、ジャム・セッション。厳しいものから和気藹々のものまでいろんな雰囲気のセッションがあります。



【Live Information】 



 たとえばジャム・セッションでの演奏のあと。
 ほとんど必ず「すみませんでした」と言ってくれる方々が現れます。
 「何が『すまなかった』の?」と尋ねると、
 返ってくる答えは、ほぼ
 「下手ですみません」か、
 「失敗してすみません」のどちらか。


 「すみません」を、いわゆる「謝罪」の言葉、だとすると、
 下手なことは「悪いこと」ということになってしまう。


 下手なことや、間違えることは、「悪いこと・謝らねばならないこと」ではないです、決して。
 どんな人でも、最初は下手で、未熟で、たくさん失敗します。
 たしかに、人前で下手な演奏をするのは恥ずかしいかもしれません。
 でも、セッションなんだもん、経験不足のひとが遠慮なく出ていって、たくさん失敗すればいいと思います。
 どんどん経験を積めばいいのです。
 そのためのセッションではないですか?

 
 全力で演奏したのなら、それでいいのです。
 その時に出た音は、
 「未熟」で「悪い」音なんかじゃなく、
 「自分の課題を自分に教えてくれる」音です。


 ぼくも昔は「すみませんでした」って言ってました。
 でもそれは、今思い返すと、本当に申し訳なかったと思っていたのではなく、
 「先に謝って怒られないようにすること」か、
 「下手なことを理由に、逃げ道を作っておくこと」か、
 「頭を下げる謙虚な自分アピール」
 に過ぎなかった。


 一緒に演奏してくれた方々が、下手なことや失敗したことで怒って離れていくなら、それはそこまでの人なのです。
 たいていの人は、一緒に一生懸命演奏してくれています。
 そういう方々には、笑顔で
 「ありがとうございました」
 と言えば、それで伝わると思います。


 セッションでは、「下手」だったり「未熟」だったりする今の自分を、恐れずに出してみましょう!(^^)
 
 



  


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2016年5月のライブ予定

2016年04月25日 | ライヴ情報
                                    ♪そろそろ鯉のぼりの季節です。ちらほら見かけるようになりました。


【Live Information】 


 
 5月3日(火・祝日) 
  第4回しまなみ音楽祭 〜音楽と風景 in 尾道 2016〜

  音楽と風景Facebookページ
  ♪Too Bad Gentlemen [三浦 whoomin' 史雄(mouth-harp, vocal)、皆木秀樹(bass)]
  【演 奏】12:30〜 Bar8ページ(広島県尾道市土堂1-5-12 tel 0848-23-6101)
       19:00〜 尾道駅前広場


 5月7日(土)夜
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪内村奈実(piano)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】19:00〜、20:00〜 (2回ステージ)


 5月13日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪森啓子(vocal)、古山修(guitar)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】20:30〜、21:30〜(2回ステージ)
   ※シットイン可


 5月20日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪MMQ [美淋つゆ子(piano)、長崎キンターナ(percussion)、皆木秀樹(bass)]
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】20:30〜、21:30〜(2回ステージ)
   ※シットイン可


 5月22日(日) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  〜Chez*Kumari(シェ*クマリ)のお菓子と日曜午後のティー・パーティー・ライブ〜
  お菓子作成 赤坂真里(「シェ*クマリ」主宰)
  ♪14:50〜 皆木秀樹(bass) & 中村哲(percussion)
  ♪15:40〜 藤原和泉企画 [藤原和泉(vocal)、山本俊(mandolin)、銭本清美(flute)]
  ♪16:35〜 幸重洋平(guitar) & きどよしこ(vocal) 
  【料 金】3000円(「シェ*クマリ」のお菓子付き。ドリンク代別途) 
  【時 間】14:30開店、14:50開演


 5月25日(水) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪Sachiko(vocal)、古山修(guitar)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00〜、21:00〜、22:00〜 (3回ステージ)


 5月26日(木) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪秋山文緒(piano)、船越稔(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00〜、21:00〜、22:00〜 (3回ステージ)


 5月28日(土) 姫路ベンハウス (姫路市南条637)
  〜第14回リバーサイド・ジャズ〜  
  ♪籔慶子(piano)、是川博美(vocal)、廣田秀雄(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】無料
  【演 奏】16:00〜


    

   

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正義感

2016年04月24日 | 価値観
 
 【Live Information】 



 人を責めるだけの正義感は、無いほうがいい。
 
 
 芸能人のスキャンダル、政治家の言動、天災などなどのたびに、「悪」を糾弾する声があふれる。
 その大半は、問題発言・行動を非難し、誤りを厳しく指摘し、「間違った言動を正せ」と断罪している。


 いろんな考え方がある。
 その人なりの、人の数だけの、いろんな考え方が。
 しかしその全ては、人間が、それぞれの立場で決めたもの。
 正邪や善悪の概念すら、人間が決めたもの。そしてその物差しは各人によって違う。むしろ違うのが当たり前。
 相手を「悪」という前提で見て、その考え方を正そうとするのは、別な見方をすれば、他人を自分の考え方に従わせようとしているだけではないだろうか。
 そういうのを、「自分は正の立場」という前提で物申している人は「ファッショ」と呼んでいるのではなかったっけ。


 いろんな意見が出てしかるべきだし、それが民主主義の良いところでもあるけれど、いくら正論であっても「馬鹿」だの「死ねばいい」だの「糞」だの、あるいはそれに類する汚い言葉で相手を罵倒するのは、相手を自分に従わせようとしたいだけ、相手を「悪」ということにして自分の「正しさ」をアピールしているだけではないだろうか。
 すべては「善悪」とか「正邪」だけで計られるものだろうか。
 だれかを責めるだけでは、事態は何も変わらない。
 自分の意見はおおいに言えばいいと思う。
 しかし、意見と罵声は違うんじゃないかな。
 罵声には罵声が返ってくるだけ。
 罵声を「銃弾」に置き換えた状態をなんと言うんだろう。


 だれかを責めるだけの正義感は、何も改善しない。
 だれかを責めるだけの正義感なら、いらない。
 




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平井康嗣氏の岡山ジャズ回想録、出版へ

2016年04月23日 | 音楽の現場で
                          ♪平井康嗣氏。スー・ラニー(vocal 左上)、梅津和時(sax 左下)、エヴァン・パーカー(sax 右下)の各氏と。


【Live Information】 

 
 日本におけるジャズの特異な点のひとつに、どの町へ行っても必ずといっていいほどジャズ専門のお店があり、ディープなファンが存在する、ということがあげられます。
 音楽シーンの中におけるファンの絶対数は他のジャンルより少ないのかもしれませんが、一度その魅力にとりつかれたジャズ・ファンは、その追求のために生きるようになる、といっても過言ではないと思います。ただただ素晴らしい音を浴びることを生きがいとして。
 
 
 平井康嗣さんは、かつて岡山市野田屋町で異彩を放っていたレコード店「LPコーナー」の元店長であり、現在もイベントの企画・プロデュースなどに関わって、地元岡山とジャズとの繋がりを深めるべく地道に活動を続けています。
 ライブ会場に顔を見せることも多く、直接間接問わず平井さんの影響を受けたり、恩恵を蒙ったりした音楽ファンは、岡山の音楽愛好者の中でもかなりの割合を占めることでしょう。
 かくいうぼくも、いち地方ミュージシャンとして平井さんから何度か温かい感想をいただいたことがあり、それが今でも励みになっています。
 
 
 ぼくは倉敷市の出身ですが、高校時代、気が向くと(ある意味気が乗らないと)午後の授業をサボって、17kmの道のりを自転車で隣の岡山市へ向かい、LPコーナーを覗いて、やや背伸びをしてマニアックなレコードを物色したことを思い出します。スリー・ドッグ・ナイト、コラシアム、ブラッド・スウェット&ティアーズなど、当時ここでたくさんレコードを買いました。
 平井さんは、お店の片隅にいて、ほとんど口もきかず、鋭い視線とともに会計の時に低い声でボソッとお礼を言うだけでした(当時のぼくにはそう感じられた)が、音楽通の常連客が来た時には音楽論を熱く交わしていたことは、強く印象に残っています。
 
 
 その平井さんの、地元岡山に密着した音楽人生には、今となっては貴重な文化的財産となっている出来事も数多く、岡山市が全国の地方都市の中でもとりわけしっかりジャズが根付いた街に育った理由のひとつが、平井さんの地道な活動にあるとも言えます。
 そんな岡山ジャズ史の生き証人である平井さんの回顧録を出版し、残していこうという動きがあります。
 
 
 大手メディアが伝えることは必ずしも音楽の本質ではありません。むしろ、流行や話題に左右されず、自分たちの感じることを大切にした結果育ったものが本物の地方文化だと思います。
 その地方文化の、栄誉や賛辞とは無縁ながらも偉大な遺産のひとつであるジャズについて振り返り、伝えてゆくことは、今の自分たちの音楽をも大切にすることではないでしょうか。
 
 
 平井さんの回顧録は、クラウドファンディングで出版されます。
 主旨に賛同した方は賛助金一口2000円を出資し、本の完成にあたって一冊を受け取れる、という仕組みです。
 多くの方の賛同をいただければ、と思い、個人的にお知らせさせていただきます。
 
 
 お問い合わせは
 「平井康嗣出版準備会事務局」
 (岡山市北区表町2-5-23 ニュー表町プラザ2F ジャズ喫茶JORDAN 古川三郎 tel 086-237-2012)
 までよろしくお願いいたします。


 





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G3

2016年04月18日 | ネタをたずねて三千里


【Live Information】 


 


 最近の驚愕。
 
 
 知り合いのみきちゃんはピアノのセンセをしているのです。
 先日みきちゃんと話していたら、
 「新たに出張レッスンが一件増えました〜(^^)」
 とのこと。
  

 「70代の女性で、部屋がいっぱいある大きなお屋敷にひとりで住んでるんですよ。
  それで、お宅にはなんとなんとG3(グランド・ピアノのサイズ。G1〜G5まである)のグランド・ピアノがあるんですよ〜〜 
  すごくないですか?」
 


 
 ば ー さ ん が じ ー さ ん を 弾 く ん か ・・・(゚Д゚;)





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川の流れのように

2016年03月21日 | 自分的名盤名曲

【Live Information】 


 昭和を代表する歌手、美空ひばり。
 その名は、日本のポピュラー音楽史に、いつまでも燦然と輝き続けることでしょう。
 「川の流れのように」は、美空ひばりの晩年の名曲です。


 作詞の秋元康は、「おニャン子クラブ」や「AKB48」などを手掛けた、今ではもはや説明の必要もないほどの歌謡界の重鎮。
 作曲の見岳章は、「すみれSeptember Love」のヒットを持つ「一風堂」のメンバーで、解散後はソロ、作曲家として活動していました。


 「川の流れのように」は、もともとは1988年12月に発表されたアルバム「川の流れのように〜不死鳥パートII」に表題曲としてに収録されていました。
 自分の人生とオーバーラップするこの曲に対し、ひばりさんは当初から強い思い入れを持っていたようで、シングルカットを強く希望したと言います。
 昭和天皇崩御の4日後の1989年1月11日、まるで昭和に別れを告げるかのようにリリースされました。結果的に、これがひばりさんの生前最後のシングルとなります。
 そして、この歌で自ら人生の幕を引くようにして、この年6月24日に52歳で亡くなりました。


 まさに日本における「マイ・ウェイ」、あるいは「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」と言っていい名曲だと思います。
 栄光の陰で多くの苦難に向き合ってきたひばりさんが歌いきった歌詞だからこそ、人生の中盤から終盤に差し掛かっている人々の共感を呼んだのではないでしょうか。
 この曲が世に出たばかりの頃、当時まだまだ若かったぼくには、この歌詞の持つ意味や重さは分かっていませんでした。
 しかし25年以上を経たいま、歌詞を読むだけで、わが身を振り返って思うしみじみとした感情に包み込まれます。


 細く、長く、でこぼこして、曲がりくねった道。
 地図すらない。
 まさにそれが「旅」という名の人生です。
 多くの苦難もあるでしょう。
 しかし、人生とは辛いだけのものでしょうか。


 この曲をひばりさんが歌うのを、一度だけテレビで観たことがあります。
 それは、身震いするほどの迫力と優しさを併せ持った、感動的な歌でした。
 今から思えば、その頃すでに歩くのも困難だったはずですが、テレビで見る限りそのような様子は微塵も伺えませんでした。そして、圧倒的な歌唱力と、すんなりと心に入り込んでくる歌に込められた思いは、ぼくの「単なる懐メロ歌手」「かつてのスター歌手」という美空ひばりに対する捉え方を根っこからひっくり返してくれました。
 そして、聴き終ったあとの、なんて晴れやかな気持ち。


 


 いろんな方がいろんなところで語り尽くした感がありますが、歌の巧さはやはり抜きんでていると思います。
 声量、抑揚のつけ方、感情の入れ方。
 そして、改めて感じるのが、「なぜこんなに伝わってくるのか」ということです。
 やはり、一音一音ていねいに歌っていること、そして歌詞の発音が非常に明瞭であることではないでしょうか。
 フィーリング重視、あるいは勢いだけで歌ってしまっている歌手がとても多いなか、これだけ歌詞の内容を伝えられる歌手は、そうそう見当たらないと思います。
 また、バックバンドを支配している、とでも言えばいいのか、「わたしの歌に対して必要な演奏はこうなのです」と歌で指示を出しているように聴こえます。バンドに歌わせてもらっているのではなくて、歌唱力でバンドを自在にコントロールしているのだと思います。これがあるべき歌手の姿なのではないでしょうか。


 「川の流れのように」は、ひばりさんの死後の1989年12月、第31回日本レコード大賞で、特別栄誉歌手賞、金賞、作曲賞を受賞しました。
 その後、今に至るまで、国内外問わず多くの歌手に歌い継がれています。
  


 【川の流れのように】(1989年)
  [作 詞] 秋元 康
  [作 曲] 見岳 章
  [ 歌 ] 美空ひばり
  [最高位] オリコン8位(1989年度オリコン年間35位、1990年度オリコン年間78位)

       ♪歌 詞

 

  





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2016年4月のライブ予定

2016年03月20日 | ライヴ情報
                               ♪温かくなって、いろんな花が咲き始めると、世界がいっぺんに明るくなった気がします。


【Live Information】 


 
 4月10日(日) 
  岡山 喰助
 (岡山市北区表町2-5-40 tel 086-238-6900)
  ♪田邊博将(drums)、山本ヒロユキ(piano)、遠藤マリ(voval)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】
  【演 奏】


 4月16日(土)夕方 
  岡山Sayuri LA cachette(サユリ・ラ・カシェット)
 (岡山市南区西高崎71-13 2F tel 086-363-5390) 
  ♪Too Bad Gentleman [三浦"Whoomin'"史雄(vocal, mouth-harp)、皆木秀樹(bass)] ほか
  【料 金】
  【演 奏】16:00開演


 4月16日(土)夜
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪美淋つゆ子(piano)、皆木秀樹(bass) 
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】19:00〜 (2回ステージ)


 4月17日(日) 
  岡山ののさま*あん
 (岡山市南区藤田1633 tel 080-4265-3058)
  ♪Too Bad Gentleman [三浦"Whoomin'"史雄(vocal, mouth-harp)、皆木秀樹(bass)]
  ♪金太郎一座
  ♪めたぼりっくす
  ♪フラ&あ、ぱっち
  【料 金】1500円(カレー+お茶付き)
  【演 奏】12:00開店 13:00開演


 4月21日(木) 
  岡山MO:GLA
 (岡山市北区中央町3-17 tel 086-235-3277)
  ♪天野SHO(bass, vocal)  
  ♪Too Bad Gentleman [三浦"Whoomin'"史雄(vocal, mouth-harp)、皆木秀樹(bass)]
   ほか
  【料 金】前売2500円、当日3000円(飲食代別途)
  【時 間】19:00開演、19:30開場


 4月22日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪角堂りえ(piano)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】20:30〜、21:30〜(2回ステージ)
   ※シットイン可


 4月23日(土) 
  岡山GROOVY
 (岡山市北区田町2-5-23 tel 086-221-7721)
  ♪山本ヒロユキ(piano)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】3000円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00〜 (2回ステージ)


 4月27日(水) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪Sachiko(vocal)、古山修(guitar)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00〜、21:00〜、22:00〜 (3回ステージ)


 4月29日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪山本ヒロユキ(sax)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】21:00〜、22:00〜(2回ステージ)
   ※シットイン可


 4月30日(土)
  花・緑ハーモニーフェスタ in 西川 「ジャズ・イン・西川 2016 Spring」
  岡山 下石井公園ステージ (岡山市北区幸町10-16)
  ♪山本ヒロユキ(piano)、吉田和美(sax)、龍野豊子(drums) & 皆木秀樹(bass) 
  【料 金】無料
  【演 奏】



    

   

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腹話術・・・?

2016年03月15日 | Weblog〜雑記
【Live Information】 


 運転中に熱唱している顔を見られたくないので、
 できるだけ口を開けず、
 そして唇を動かさず歌っていたんだけど、
 これがたまたま腹話術の基本になっていたらしい。
 
 
 このまま上達すれば、
 いずれは念願の腹話術でのMCを披露できる日も近い、かもしれんwww
 
 
 以前、ちょっと練習していたんだけど、
 マイクにうまく声が乗らなかったから断念したのです。(汗)

 
 
 
 こんなことばかり考えているうちに春が来てしまいました(^^;)
 アホなことに気を取られている場合ではないですね〜
 練習しよ。
 




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ジェファーソン・エアプレイン 「飛行記録 1966〜1976」

2016年03月06日 | 自分的名盤名曲


【Live Information】 



 【飛行記録’66〜’76 (Flight Log 1966〜1976)】
  ジェファーソン・エアプレイン Jefferson Airplane
  [リリース] 1976年1月
  [最高位]  ビルボード37位



 ロックやポップスの黄金時代を創りあげてきた、ぼくたちにとっては憧れだったミュージシャンの訃報が続きますね。
 デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、モーリス・ホワイト・・・。 
 今年(2016年)1月28日には、1960〜70年代のアメリカのロック界を席巻したバンド、「ジェファーソン・エアプレイン」に関わりのあるふたりのミュージシャンが亡くなりました。
 創設メンバーのひとり、ポール・カントナーと、初代女性ボーカリスト、シグニ・トリー・アンダーソンです。
 ふたりとも74歳でした。


 ジェファーソン・エアプレインをはじめて聴いたのは、ぼくがまだ高校に通っていた30年以上も前のことです。
 NHK−FMだったと思うけれど、渋谷陽一さんがパーソナリティを務めていた音楽番組で「あなただけを(Somebody To Love)」を聴いたんです。
 「スタジオ録音のオリジナル・ヴァージョンよりこっちの方がいいから」ということで、渋谷さんは、あえてライヴ・アルバム「フィルモアのジェファーソン・エアプレイン」に収録されていたものを放送してくらたんです。
 いま聴くいてみると、粗削りではありますがとても瑞々しく、それでいて存在感たっぷりで、ライヴ会場の雰囲気ごとパッケージされた感じが熱気となって伝わってきます。


  
  「フィルモアのジェファーソン・エアプレイン (Bless It's Pointed Little Head)」(1969)


 こうして、手当り次第にいろんなロックを聴き漁っていた当時のぼくの脳に「ジェファーソン・エアプレイン」は深く刻まれました。


 ジェファーソン・エアプレインは、1965年に結成されたサンフランシスコ出身のロック・バンドです。
 創設メンバーは、

 マーティ・バリン(vocal)
 シグニ・トリー・アンダーソン(vocal)
 ポール・カントナー(guitar, vocal)
 ボブ・ハーヴェイ(bass)
 ジェリー・ペロクィン(drums)

 ですが、1966年に発表されたデビュー・アルバムでは

 マーティ・バリン(vocal)
 シグニ・トリー・アンダーソン(vocal)
 ポール・カントナー(guitar, vocal)
 ヨーマ・コウコネン(guitar)
 ジャック・キャサディ(bass)
 スキップ・スペンス(drums)

 となり、翌1967年にはアンダーソンの代わりにグレース・スリック(vocal, piano, organ)が、スペンスの代わりにスペンサー・ドライデン(drums)が加入して、バンドのサウンドが固まってゆきます。


  
  グレース・スリック。ジャニス・ジョプリンと並ぶ、女性ロッカーの草分け的存在。


 ジェファーソン・エアプレインは、反戦・反体制・ドラッグなど、当時のヒッピー文化を代表するバンドのひとつで、「カウンター・カルチャーの申し子」とも言われて絶大な支持を集めました。
 音楽的にはドラッグ体験から来るサイケデリックなフォーク・ロックを基調としていましたが、当時のメンバーであるマーティ・バリンはポップスやR&B、ポール・カントナーはフォーク、ヨーマ・コウコネンはブルースなど、内側には多様な音楽性を秘めていたので、単なるサイケデリック・ロックの範疇にはおさまらない、スケールの大きなバンドに成長しました。


  


 「飛行記録(Flight Log 1966〜1976)」は、ジェファーソン・エアプレインのベスト・アルバムです。当時はアナログ盤2枚組で、新品だとおそらく高校生には手が出せなかったと思いますが、中古レコード店で見つけて、それでも思い切ってレジに持っていった記憶があります。
 収められているのはジェファーソン・エアプレインの作品のほか、在籍メンバーによる別ユニット(ポール・カントナーのソロ作品、ポール・カントナー&グレイス・スリック名義作品、ヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディが作ったブルース・バンド「ホット・ツナ」の作品、ジェファーソン・スターシップの作品、ポール・カントナー、グレース・スリック&デヴィッド・フライバーグ名義の作品、ヨーマ・コウコネンのソロ作品)の曲も含まれています。


  


 最初に聴いた時は、曲に染みついている仄暗い雰囲気や、うっすらとまとった毒々しさが新鮮に聴こえましたが、そういうサイケデリックな感覚よりも、「あなただけを」や「ヴォランティアーズ」のような、当時のぼくに分かりやすい曲の方を好んで聴いていました。


 ベトナム戦争を描いた1986年の映画「プラトーン」で、チャーリー・シーン演じる主人公が夕闇に近い日暮の中で佇んでいるシーンの場面にエアプレインの「ホワイト・ラビット」が使われていましたが、曲とボーカルのどこか虚無的なところがその場面にこれ以上ないくらいぴったりしていて、エアプレインの魅力を改めて感じ取ることができました。


 レコードで持っていた「飛行記録」は引っ越しの時に紛失してしまいました。カセット・テープだけは大事に取ってありましたが、CDとして再発されているのに遅まきながら気づいたので、先日無事に購入することができました。
 レコードとCDの違いはあっても、25〜30年ぶりくらいにようやく「再会」することができました。
 

   





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アクシデントも考えようで。。。

2016年03月03日 | 価値観


【Live Information】 



 演奏中に、コントラバスの駒が突如外れて文字通り吹っ飛び、、、
 共演者に手伝ってもらってセットし直し、弦を張っていたら、またまた駒が吹っ飛んだばかりか、今度は駒そのものが割れ、、、
 しかも駒が吹っ飛んだ衝撃で、コントラバス内部にある「魂柱」(これがないと楽器から出る音がうまく響かない)も外れて。。。




 
 昨日は修理をお願いした大阪の楽器店に向かい、コインパーキングに停めて車から降りようとしたらジャンパーを忘れているのに気づき(´△`;)
 まあまあ暖かい日だし長時間外にいるわけでもないので気を取り直して、約束の時間にまだ間があるからとATMでお金をおろそうといつも財布を突っ込んでいる尻ポケットをまさぐると、、、、、、、、
  


 
 な  い 

  
  
 財 布 が ・ ・ ・
 
 

   (((゜Д゜;))))
  
  


 ヤヴァイ、金がないと車をパーキングから出すことすらできん!!
 財布を忘れたから電車にも乗れん=車がないと帰れん・・・


 ・・・光の速さで車を出庫しましたよ。いや〜なんとか事なきを得ました。。。
 楽器店へのお支払いは来週楽器を受け取りに行く時なので、これもひとまず安心・・・(T▽T)

 
 ここ数日はもう踏んだり蹴ったり、、、と
 数年前ならガックリしてたでしょうけど、
 
 
 1.おかげで久々に楽器店のご主人に会えた
 2.おかげで駒が新しくなり、どんな音色になるんだろうワクワク
 3.財布を忘れたのでコンビニ等でアホなムダ遣いをせずに済んだ
 4.ゆえに精神的なダメージなし!むしろhappy!
 



  
 ほんまに、「考え方」「受け取り方」ひとつで、気分は全然違ってきます(^^)b





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2016年3月のライブ予定

2016年02月28日 | ライヴ情報
                 ♪梅に鶯。もうそんな時期なんですね。3〜4月は年度末年度始でもあるので、感慨深かったり慌ただしかったりで、もうてんてこ舞いです。


【Live Information】 


 
 3月4日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪村上知加恵(piano)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】20:30〜、21:30〜(2回ステージ)
   ※シットイン可


 3月6日(日) 
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪美淋つゆ子(piano)、皆木秀樹(bass) 
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】18:30〜、19:30〜 (2回ステージ)


 3月18日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪赤田晃一(sax)、吉田和美(sax)、古山修(guitar)、中野まちこ(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】21:00〜、22:00〜(2回ステージ)
   ※シットイン可


 3月19日(土) 
  岡山Ark
 (岡山市北区番町1-14-29 キマチビルB1F tel 086-234-0130)
  ♪赤田晃一、皆木秀樹(bass)
  【料 金】
  【時 間】


 3月23日(水) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪Sachiko(vocal)、古山修(guitar)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00〜、21:00〜、22:00〜 (3回ステージ)


 3月24日(木) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪秋山文緒(piano)、船越稔(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00〜、21:00〜、22:00〜 (3回ステージ)


 3月25日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪皆木秀樹(bass, piano etc) ソロ&セッション
  【料 金】セッション参加者のみ1000円(飲食代別途) 
  【演 奏】21:00〜、22:00〜(2回ステージ)

]
 3月27日(日) 
  玉野防風林
 (玉野市宇野1-24-25 tel 0863-31-6255)
  ♪Too Bad Gentleman [三浦"Whoomin'"史雄(vocal, mouth-harp)、皆木秀樹(bass)] 
  ♪marco ほか
  【料 金】
  【開 演】16:00開演


   

   

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井上智 & 北川潔 ライブ@岡山蔭涼寺

2016年02月28日 | 音楽の現場で


【Live Information】 
 
 
 井上智(guitar)と北川潔(bass)は、アメリカでも長年活躍しているジャズ・ミュージシャンだ。
 井上氏がジャズ雑誌に連載していた記事は愛読していたし、北川氏は尊敬するベーシストのひとりである。もちろん面識はないが、このふたりが12年ぶりにデュオ・アルバムをリリースするという記事は、一種の親近感を持ってぼくの目に入ってきた。
 そのうえ、CDリリース記念ツアーが2月下旬からスタートするというのだが、なんとそれはぼくの住む岡山市から始まるという。
 北川氏のプレイに対しては、一歩でも近づきたいという憧れのようなものを持っているうえに、普段アメリカで生活している北川氏の日本でのライブは地域や本数が限られているので、岡山で氏のプレイが聴けるのはまさに天の配剤。ツアーのニュースを知ったのは、2月も中旬だったので、即座にライブ会場の岡山市蔭涼寺に予約の連絡を入れた。
 早く生で聴いてみたい気持ちが強かったので、ライブまでの一週間はけっこうニヤニヤして過ごしたと思う。
 
 
 会場の蔭涼寺は、建物そのものの音響が素晴らしく、内外のミュージシャンのライブがしばしば行われている。
 住職の篠原氏自らがPAとライティングを担当するのだが、極力生音の良さを生かすことをイメージしているため、音色がとても温かく聴こえる。これは、リスナーとしては嬉しいことだ。
 篠原氏は、お寺には様々な人が集まってきてかまわないし、そうあってほしい、という考えをお持ちなので、毎週のように音楽をはじめとする様々な催し物が行われていて、岡山のカルチャー・シーンにも少なからぬ影響を与えている。
 


 ライブがあったのは2月23日(火)。開演は19時30分。
 客席から見て左にギター、右がベース。
 座席は30〜40ほど用意されていただろうか。
 最前列は少し恥ずかしかったので、2列目に陣取る。
 ただし、北川氏の弾く姿をしっかりと見たいので、こころもち真ん中より左に座ったが、ここが最前列の方の頭と頭の間からよく北川氏の見える、自分的な特等席だったので、ひとりでワクワクホクホクしてしまった。
  

  
 井上・北川の両氏が現れたのは、ほぼ定刻。
 小曽根真やジョン・ファディス、ケニー・バロンという、名だたるミュージシャンのベーシストを務めてきた北川氏の姿をやっと見ることができて、ぼくの心は一瞬にして温度が上がった気がする。
 子供が、憧れのプロ野球の大スターに会った時の気分って、こんなんだろうと思う。


 チューニングのあと、おもむろに北川氏がミディアム・テンポでイントロを弾き始める。ゴキゲンにスウィングするベースに井上氏のギターが乗ってきて奏でられ始めたのは、「The Surrey With The Fringe On Top(飾りのついた四輪馬車)」。
 レイドバックした雰囲気で、ブルージーに、どことなくユーモラスに曲は進んでゆく。
  

 
 ライブは、井上&北川デュオのCDリリース・ツアーなので、セット・リストは当然ニュー・アルバム「Second Round」から。それに加えて「Waltz New」「No More Blues」を聴かせてくれた。
 
  
 ふたりとも関西の出身で、付き合いは30年以上。渡米してからの年月も、ふたりとも25年以上になるという。
 長年のキャリアの影響もあるのだろう、気負ったところもなく、ふたりの間の楽器による意志の疎通もスムースであるように聞こえる。
 雰囲気的には井上氏が温厚柔和で面倒見のよい兄、北川氏がどことなくイタズラっぽいヤンチャな弟。
 MCでは穏やかな笑みを浮かべるふたりだが、いざ演奏がはじまると表情が一変、全精力を自分の音楽に費やしているのが清々しい。
 
  
 ジャズ・ギターの巨匠ジム・ホールの愛弟子である井上氏のギターのトーンはひたすら心地良い。訥々と歌っているように聞こえるフレーズの数々には、井上氏の顔に刻まれたものと同じ年輪が刻み込まれているのだろう。
 北川氏のベースは、ウォーキングでは小気味よいグルーブ感が遺憾なく発揮されていて、それだけでぼくの体は心地よく揺れる。ベースソロでは時折「ウッ」とか「ア〜」とうめき声をあげていたが、それが却って、氏のソロには切ればほとばしようなアツい血が通っていることを改めて教えてくれていた。
  

 
 各々のソロあとの拍手がやや短いように感じたが、これは演奏が物足りないのではなく、客席が固唾を呑んで聴き入っていて拍手のタイミングを逃したり、長く拍手すると次のソロの頭を聴きもらしてしまうからだと思う。実際客席はみな目がステージに釘づけで、最後まで張りつめた空気が漂っていた。
 
 
 終演後、購入したCDにサインをいただけたが、その時に北川氏と話せて、嬉しさのあまり舞い上がってしまった。緊張してよけいなことばかり口走ってしまったような気がする(^^;)。
 ほんとうは、「あなたのCD「アンセストリー」や「プレイヤー」は自分の愛聴盤である」とか「昔から憧れていた」とか「素晴らしい演奏だった」とか言いたかったのになあ。
 でも、そんなことも、きっといい思い出になることだろう。
  


 北川氏は、今年はケニー・バロン・トリオとしての新譜が出たり、ご自身のバンド「Walkin' Ahead」のツアーがあったりで、ファンとしては目が離せない。
 次のチャンスもまたぜひ聴きに行きたいと思っている。   

 

  

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懐かしの「カセット・テープ」

2016年02月14日 | Weblog〜雑記
 ♪ラジカセにカセット・デッキ。これがあったから青春時代の楽しさも増したんだと思います。


【Live Information】 
 
 
 世はデジタル時代。
 部屋で楽しむ音楽も、その影響の大波を受けています。
 音楽を聴くのに、パソコンなしでは不便な状況さえあります。
 
 
 昭和の時代に青春時代を過ごしたぼくらにとって、音楽に親しむのにレコードとカセット・テープは欠かせないアイテムでした。
 ただし当時は、レコード1枚LP2500円、シングル(EP)600円〜700円で、これは高校生のお小遣い事情から見るとかなり高価。ですから友達同士で貸し借りしたり、中古レコード店に足しげく通ったり。それもまた思い出のひとつです。


 FMラジオからのエアチェックも欠かせない作業でした。
 AMでかかる曲は途中でフェード・アウトしたり、パーソナリティのしゃべりとかぶったりするので、ノー・カットで放送してくれるFM局の音楽番組は、高校生にとって強い味方でした。
 その頃は、「週刊FM」「FMファン」「FMレコパル」などという雑誌があって、情報収集におおいに助かっていたものです。
 いつの間にかよく聴いていたリクエスト番組のパーソナリティのファンになって、FM好きの友達同士で「自分は○○さんがいいな〜」「いや、ぼくは絶対○○さん!」なんていう他愛もない会話を交わして盛り上がったりしていましたね。


 買ったり借りたりしたレコードや、FMでチェックした曲は、カセット・テープに録音します。
 カセット・テープにはカセット・デッキや、ラジオと一体になっているラジオ付きカセット・テープ・レコーダーで録音します。
 ちなみにカセット・テープ・レコーダーは「カセット・テレコ」、ラジオ付カセット・テレコは「ラジカセ」と呼ばれておりました。
 ぼくの家にラジカセが来たのは、忘れもしない昭和48年。
 テレビにひっつけるようにしてラジカセを置き、息をひそめて歌番組のお目当ての歌を録音したりするんですが、そういう時に限って親がズカズカ部屋に入ってきたり、「電話よ〜!」と大声で呼ばれたり。。。


 中学生の頃は、レポート用紙に曲名と演奏者名を書き、それをカセット・テープのケースに合うように切った、自分用インデックスをいちいち作っていました。



 これがどんどんエスカレートしていきます(汗)
 インデックス背中部分やカセット・テープ本体には活字の謄写シールできちんとミュージシャン名などをプリントします。



 この謄写シール、どこにでもあったわけではなくて、当時岡山市中山下にあった紀伊国屋書店に必ず買いに行っていました。同じメーカーのもので統一したかったからです。これが1枚200円とかそんな値段で、きれいにレイアウトできるから重宝していました。やはり母音、とくに「A」「I」「E」と、「C」がすぐになくなるので困ったのも懐かしい記憶です。



 カセット・テープのケースに最初から入っているインデックス・カードには曲名やミュージシャン名をあらためて英語で書き写したり、そのミュージシャンの写真を雑誌から切り抜いて貼ったり。



 FM雑誌についていたインデックス・シールもありがたく活用していました。


 
 
 のちには「ダブル・カセット」が当たり前になりました。
 そのラジカセには2本のカセット・テープをセットでき、そのままダビングできるのが売りだったんです。
 あっという間に広まったのを覚えています。
 

 大人になってCDを買い直したカセット・テープは、置き場所のこともあってどんどん捨てていったので、いまカセット・テープは数十本が残るのみです。
 先日も20年以上ぶりにCDとして手に入れた音源があったので、テープで保存してあったものは処分しました。
 でも、あらためて当時のカセット・テープをまじまじと見ていると、「よけいな物はどんどん捨てよう」と決めてはいても、寂しかったりします。


 CD−Rが流通しはじめてからカセット・テープはすっかり影をひそめてしまいましたが、近年カセット・テープの存在が再評価されているようです。
 なんとなく嬉しいような、そんな気持ちになりますね。





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