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「視察」と「観光」の違い

2011年10月10日 14時31分54秒 | (Community Development)まちづくり
 こんにちは。
 なんだか眠くなってきたkanessy(カネッシー)です。

□県議会の海外視察、是非は?(2011.10.10 中国新聞)
 広島県議会の6特別委員会のうち3特別委が11月下旬をめどに、中国や韓国の海外視察を計画している。中国地方5県議会では山口、岡山、島根が海外視察を凍結、自粛する中、広島県議会内には公費での視察を疑問視する声がある。
 海外視察するのは、観光振興・交流基盤整備対策(高橋雅洋委員長、11人)▽人づくり強化・国際貢献対策(天満祥典委員長、10人)▽産業活性化対策(山木靖雄委員長、10人)―の3特別委。
 人づくり強化・国際貢献対策特別委は2泊3日で中国・広東省と香港を訪れて大学の人材育成策などを、産業活性化対策特別委は3泊4日で四川省や上海市を訪れ、県産農水産物の販路拡大の課題などを、それぞれ探る。
 日程調整や費用の積算はこれから。天満委員長は「視察結果を地元に還元する。費用は最低限に抑える」とし、1人当たり十数万円にする考えを示す。
 県議会事務局によると、設置期間を1年とする特別委の海外視察は1997年以来、14年ぶりとなる。公費を使う海外視察は県議会ではこのほか、4年間の任期中に1人1回、議会が派遣する制度がある。上限額は90万円。
 広島県議会の一部議員は相次ぐ海外視察を「費用に見合った成果を出せるのか」「有権者の理解は得られない」と批判する。林正夫議長は「議会も県の国際化への対応力を高める必要がある」と理解を求める。


 基本的に、視野を広げる意味で、海外を見に行った方がいいと思っているので、行くことについては否定しません。
 業界代表の意味合いで出ている地方議員は、業界のことは(不必要なまでに)理解していますが、その他のことは全くもって無関心です。
 でも、シングルイシューで当選してしまいます。
 また、過疎地域代表の意味合いで出ている地方議員についても同様のことが言えます。
 「その地域で調整して選出する必要がある人間」という意味合いだけで当選してしまっているので、何か特別な調整力などがあるわけではありません。(調整している人間は議員にはなりません。「神輿は軽い方がいい。」というやつです。)
 そういう人たちは、支持者との慰安旅行には行きますが、あえて海外に出て視野を広げようなんてことは思いません。
 スケールの大きいものを見せて、頭を金槌で殴られたような感覚にさせなければ、「自分の業界」や「自分の地域」へ利益をいかに誘導するかという観点のまま、ずーっとその程度の仕事ぶりしかできないことになります。

 もちろん、「観光」ではなく「視察」ですから、内容の充実と遊びの要素の排除(少しは可)が必要です。
 少なくとも、ゴルフはアウトです。
 観光はゆったり楽しむものですが、視察は「殺人的スケジュール」かつ「ヒアリング重視」で、とにかく勉強的要素を詰め込むのが本来の姿です。
 もちろん、事務方が作った報告書だけだったり、そのまる写しをするのではなくて、各自が漏れなく提出する必要があるでしょう。
 各々の視点から出てきたバラエティーに富んだ意見を整理することで、まさに、地元に還元される、非常によい視察報告になります。

 ・・・って、そんなことは絶対にしないんでしょうけど。(^_^;)

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