かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

ユースウィンドオーケストラのコンサート

2005年05月14日 | 日記
今日は座間市のハーモニーホール座間までユース・ウィンド・オーケストラのコンサートに行って来ました。
私は今年の1月のコンサートに初めて行ったんですが、普段なかなか聴く機会の無い吹奏楽なのでとても新鮮でした。
かねぴ~の中学校には吹奏楽部が有ったので、考えてみたら吹奏楽を聴くのは実に17年ぶりという事に気付きました。年取ったな~と改めて感じてしまいました。

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NHKマイルカップ回顧 ラインクラフト差し切り勝ち

2005年05月08日 | 競馬
今日は競馬のNHKマイルカップが東京競馬場で有りました。先週の天皇賞(春)に続いて実力伯仲の混戦で、予想が難しいレースでした。
1番人気はペールギュントになりました。ラインクラフトが2番人気だったんですが、私は桜花賞馬と皐月賞6着馬の力関係を考えるとラインクラフトが1番人気になると思っていたので、意外な感じがしました。桜花賞馬がこのレースに出走するのは初めてでしたが、初輸送・初の左回りなどの不安材料で嫌われたのかも知れません。
レースはスタートで逃げると思われていたコスモフォーチュンが出遅れた事により、意外な程落ち着いたペースで推移しました。エイシンヴァイデンが引っ張る展開で離れた2番手にビッグプラネット、ラインクラフトは4~5番手、デアリングハートがその後ろの位置取りで、ペールギュント・マイネルハーティー・セイウンニムカウ・シルクトゥルーパーあたりは後方の位置取りでした。前半1000m通過は59.4秒と遅かったので、上がりの勝負になりました。直線坂下から先頭に並んだエイシンヴァイデン・ビッグプラネットの外側からデアリングハート・アイルラヴァゲインあたりが伸びて来て、内をすくってラインクラフトが抜け出して来ました。ペールギュント・セイウンニムカウが外から伸びてきましたが、位置的に明らかに届きそうもありません。結局1:33:6で1馬身3/4差でラインクラフトが優勝。デアリングハートが2着、首差の3着にアイルラヴァゲイン、ペールギュントは2馬身差の4着、マイネルハーティーは見せ場無く12着でした。
1着のラインクラフトにはスローペースの上がり勝負という展開が向いたんでしょう。レースの上がり3ハロンのタイムが34.2秒だったので、好位に付けて抜け出すのには絶好の展開でした。この馬が33.6秒の上がりタイムを記録したら、他の馬が追い込んでも届かないでしょう。牝馬特有の切れ味が最大限生かされるレースだったと思います。心配された輸送も馬体重増減無しで問題無く乗り切って、初の左回りも無難にこなしたという事でしょう。桜花賞との変則2冠達成おめでとうございます。この後、秋まで休養に当てるようですが、もしこの馬が安田記念に出走しても十分勝負になるレベルなのではないでしょうか?今後もラインクラフトの動向には注目したいと思います。
2着のデアリングハートはラインクラフトの後ろに付けて直線に向いたので、1着との着差は位置取りと内外の差が出たと思います。桜花賞と同じようにラインクラフトより前に位置取りを取れれば接戦に持ち込めたと思います。減り続けていた馬体重が輸送が有ったのに多少ながら増えていたのも良かったと思います。桜花賞3着はデムーロ騎手の手腕が大きかったと思い込んでいましたが、後藤騎手に乗り変わっても成績には全く影響無かったので、この馬はかなりの実力を秘めている馬なのでしょう。
3着のアイルラヴァゲインは中団の位置取りだったので、位置取りの差が最後まで埋められなかった感じでした。それでも2着馬と首差まで詰めているので、実力の一端は見せられたと思います。馬体重が-6キロだったので一杯の仕上がりだったと思います。次走以降は多少割り引いて考えた方が良いかも知れません。
1番人気で4着のペールギュントには位置取りが悪過ぎました。さらに進路が詰まる不利も有っては勝負になりませんでした。それでも追い込みで4着まで詰めて来たあたり、マイル適正は高かった証拠でしょう。陣営がダービーではなくマイルに出走したのは英断だったと思います。ただ減り続けている体重は今回も減ってデビュー以来最低の498キロになっていました。次走までに馬体が戻るかどうかも注目する必要が有りそうです。
2番手で先行して7着に敗れたビッグプラネットは、レース経験の浅さが出てしまったようです。スローペースで展開は向いたのでしょうが、今まで3走が逃げ一辺倒だったので、2番手から直線で抜け出せる程の器用さがまだ無かったと思います。せめて1度でも控えるレースの経験が有れば結果は違ったと思います。
マイネルハーティーは12着と思わぬ大敗でした。追い込み不向きの展開だったにしろ、ちょっと負け過ぎな印象が有ります。前走は中山で追い込んで快勝していましたが、今の東京は中山に比べて追い込みが決まり辛い馬場になっているのかも知れません。それとこの馬は今回でデビューから11走目というのも結果から言えば走らせ過ぎだったと言えるのではないでしょうか。

今回のNHKマイルカップのかねぴ~予想は、
◎ラインクラフト
○マイネルハーティー
▲アイルラヴァゲイン
△ペールギュント
△シルクトゥルーパー
△デアリングハート
注ビッグプラネット
で、◎-○-▲の馬連・馬単1000円ボックスと、◎-△・注に馬連・馬単1000円流し馬券で的中しました!
3連複も各組買っていたので127倍を500円的中で、今年初の万馬券的中となりました。3連単は抜け目で631倍は取り逃してしまいました。牝馬同士の決着は本線ではなかったので仕方無いです。3連単的中を次回への課題にしたいと思います。
今回は連敗ストップを狙って買い目を増やしたのが良かったようです。次からは点数を絞って当てられるように頑張りたいと思います。

第10回NHKマイルカップ(GI)

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NHKマイルカップ出走馬確定

2005年05月07日 | 競馬
8日に東京競馬場で行われるNHKマイルカップの枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

枠・馬番・馬名・性令・騎手・厩舎の順
1-1 エイシンヴァイデン(牡3・武幸四郎・瀬戸口勉)
1-2 ペールギュント(牡3・武豊・橋口弘次郎)
2-3 セイウンニムカウ(牡3・安藤勝己・上原博之)
2-4 アイルラヴァゲイン(牡3・横山典弘・手塚貴久)
3-5 コパノフウジン(牡3・佐藤哲三・宮徹)
3-6 パリブレスト(牡3・田中勝春・小島太)
4-7 コスモフォーチュン(牝3・松岡正海・宮徹)
4-8 バブルエスティーム(牡3・小牧太・鈴木康弘)
5-9 ディープサマー(牡3・藤田伸二・山内研二)
5-10 シルクトゥルーパー(牡3・上村洋行・大久保正陽)
6-11 マイネルハーティー(牡3・内田博幸・中村均)
6-12 ラインクラフト(牝3・福永祐一・瀬戸口勉)
7-13 デアリングハート(牝3・後藤浩輝・藤原英昭)
7-14 ビッグプラネット(牡3・蛯名正義・南井克巳)
7-15 マルターズビクター(牡3・勝浦正樹・手塚貴久)
8-16 ストラスアイラ(牡3・吉田豊・小島茂之)
8-17 イヤダイヤダ(牡3・柴田善臣・音無秀孝)
8-18 インプレッション(牡3・松永幹夫・沖芳夫)

私にとっては、天皇賞(春)に続いて難解なレースです。
NHKマイルカップと言えば昔は「外国産馬のダービー」と化していましたが、近年では内国産馬が勝てるところまで来るようになって来ました。日本競馬の将来を考えると喜ばしい傾向だと思います。
今年は桜花賞馬のラインクラフトが、距離適正でオークスに向かわずにNHKマイルカップに出走することになりました。1600mを1:33.5で勝っているうえに、斤量も前走と同じ55キロで出走できるので有利です。牝馬とは言え今までに出走した牝馬(例えばスギノキューティー・レッドチリペッパーなど)と比べると有力と言えると思います。むしろこの馬はシーキングザパール級の評価が出来ると思いますので、当然ここでも勝ち負けになると考えています。あとは初コース・初の左回り・初輸送の影響がどう出るかだと思います。今までの柔軟なレースぶりを見る限り、東京コースへの対応には問題無いと思いますが、当日の馬体重をチェックしてみないと不安が有ります。
武豊騎乗で1番人気が予想されるペールギュント。サンデー×桜花賞2着馬のツインクルブライドという血統だけに距離の向くマイルへの出走だけに人気を集めそうです。ただ前走の皐月賞でデビュー以来最低体重の500キロまで減っていたので、前走からの上積みを望むのは難しそうです。前回東京スポーツ杯2歳Sで輸送した際にマイナス12キロで敗れているだけに、この馬の馬体重も要チェックです。
トライアルのニュージーランドトロフィーを最後方から差し切ったマイネルハーティー。マイネルラヴ産駒という事でマイル戦では非常に魅力が有ります。出遅れ癖が災いして追い込み一辺倒のレースぶりですが、前走で直線の短い中山で差し切った事は大きいです。直線の長い東京に移って末脚が生きるのは間違い無いので、あとは内田博幸騎手の手綱さばきに掛かっているのではないでしょうか。
皐月賞では逃げて13着に敗れたビッグプラネット。桜花賞2着のロンドンブリッジの産駒だけに、マイルの方が向くのは確実です。逃げ一辺倒のレースぶりなので、東京の長い直線がどうかというのが問題ですが、姉のダイワエルシエーロがオークスを勝っているだけにマークする必要が有ると思います。
前走マーガレットSを好タイムで差し切り勝ちしたアイルラヴァゲイン。今までの勝ち鞍は1200~1400m戦に限られていますが、エルコンドルパサー産駒なのでマイルは問題無くこなすと思います。先行しても34秒台の上がりが繰り出せるこの馬の末脚には注意が必要です。
桜花賞でラインクラフトと僅差の競馬で3着だったデアリングハート。前走はデムーロ騎手の好騎乗だった事も否めませんが、小柄な牝馬だけにモマれない東京コースの方が向く事は確実です。ただ今年に入って5戦目、使い詰めのローテーションに不安が有ります。桜花賞の時に藤原調教師も「ベストは1400m」と言っていただけに、最後の200mを乗り切れるかどうかに掛かっていると思います。その辺は乗り替わりの後藤騎手の手腕に掛かっているのかも知れません。
ニュージーランドトロフィーで13着と思わぬ大敗を喫したセイウンニムカウ。他馬との接触で気難しい面を出してしまいましたが、朝日杯などの戦績を見る限り一戦だけで見限るのは早いと思います。鞍上も安藤勝己騎手に戻るので見直す必要がありそうです。
500万-橘S連勝したシルクトゥルーパー。1600m以下では3戦3勝の戦績を残しているので、今回の人気薄の穴馬はこの馬になりそうです。過去のNHKマイルCでは毎日杯出走馬の良績が目立つので、この馬には注意が必要です。ただ過去にマイルCでは前走1200m戦に出走していた馬が連対した例が無いので、不利なデータが有るのも確かですが…
その他にもNZT2着馬のイヤダイヤダ、3着馬でシェイクハンドの子インプレッション、クリスタルC勝ちのディープサマーなどが出走します。

今回のNHKマイルカップのかねぴ~の予想は、
◎ラインクラフト
○マイネルハーティー
▲アイルラヴァゲイン
△ペールギュント
△シルクトゥルーパー
△デアリングハート
注ビッグプラネット
と、明らかに当てに行っている予想です。
連敗を止めたいので、3頭ボックスと△注各馬への流し馬券にしたいと思います。当日の馬体重をチェックして是非当てたいと思います。

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憲法改正論議を考えて 朝日新聞社説への疑問

2005年05月03日 | コラム
毎朝、朝日新聞に目を通していながらほとんど社説には目を通していませんでした。あまりにも偏った意見で一般紙としては不適当だと思うからです。
憲法記念日である今日の社説にも相当疑問を感じてしまいました。後々まで残す意味でも今日は敢えて全文引用しておきたいと思います。

世直し気分と歴史の重さ 改憲論議を考える(朝日新聞5月3日社説)

(以下朝日新聞社説5月3日より引用)
「あなたは改憲ですか、護憲ですか」と街頭インタビューで聞かれた30代の男性は「どっちかって言うと改憲な感じです」と答えた。
憲法をゼミで学ぶ大学生はこう言った。「護憲ってダサいし、就職にも不利っぽいかも」
憲法といえば、かつては思想や民主主義をめぐる路線がぶつかりあう硬いテーマだった。ところが最近は気分やスタイルの問題みたいな雰囲気が漂う。
朝日新聞の世論調査で「改憲」という言葉のイメージを聞いたところ、「現実的」29%、「未来志向」28%と肯定的な意見が多く、かつての改憲につきものだった「復古的」というイメージを答えた人は8%に過ぎなかった。
●憲法イメージが転換した
憲法の出発点でもあった戦争の記憶は薄れつつある。いま戦争といえばイラクであり、北朝鮮の核・ミサイル問題や拉致問題も頭に浮かぶ。潜水艦が石垣島沖を横切ったりする中国の大国化も気にかかる。こうした「いま」の出来事が、平和主義を唱えるままでいいのか、と人々の気持ちを揺らしているのだろう。
加えて、90年代の「失われた10年」に象徴されるような閉塞(へいそく)状況を打破したいという空気もある。今回の調査でも日本社会の行き詰まりを感じる人が85%もいた。「世直し」を求める気分に改憲はすっぽりとはまる。「改憲」イコール「改革」という図式の中では「護憲」は「守旧」となりやすく、どうも分が悪い。
しかし、では憲法のどこをどう変えるのかとなると、議論はたちまち拡散する。軍隊を持つべきだという論もあれば、「権利意識ばかりが幅をきかせて」と戦後社会のありようへの腹立ちをぶつける論、愛国心、プライバシー……。
それらが重なり合って、憲法改正の賛否を問えば「賛成」が過半数を超える。焦点が絞られないまま、漠とした世直し気分が改憲論を押し上げている。
●永田町と世論とのずれ
だが、このムードは現実の改憲に結びつくのだろうか。憲法施行から58年たった今年、それが容易ではないことを示す出来事がふたつあった。
ひとつは、5年間にわたる審議をまとめた国会の憲法調査会の最終報告書である。ゼロから憲法を書き直そうとする改憲派の全文改正の試みは、機運を盛り上げはしたものの、結局、あれも入れたい、これも欲しいと議論が百出し、収拾がつかなくなってしまった。
集団的自衛権の行使をはじめとする9条の論点などでは、さまざまな意見が併記された。改憲の発議には衆参両院で3分の2の賛成が必要なのに、ひとつの案にまとめるのは至難の業だろう。
しかも、国会議員が永田町で熱くなっているほど世論の関心は高くない。
朝日新聞の調査では、憲法調査会のことを「知らない」人が71%だ。最終報告書の内容を「知っている」人となると3%に過ぎない。焦点の9条改正には慎重な声が多い。むしろ世論の関心は環境権やプライバシーなどいわゆる新しい人権の方にあった。政治家と世論の間には大きなずれがある。
もうひとつの出来事は、この春、中国や韓国で噴き出した激しい日本批判だ。それぞれに誤解や国内事情があるにせよ、底流にはかつて日本が仕掛けた戦争や植民地支配に対する責任と反省への問いかけがあるのは確かだ。
9条改正論の中には、いまの自衛隊をきちんと憲法に位置づけ、海外での活動にもはっきりと根拠を与えるべきだという今日的な主張もある。
しかし、9条の平和主義は、過去の過ちは繰り返さないという日本の不戦の証しでもある。これがあるからこそ、和解への取り組みが不十分でもなんとかやってこられた。もし9条を変えるのなら、その前にきちんとしておくべきことがあるのではないか。
●平和ブランドをどうするか
旧西ドイツは戦後10年ほどの間に憲法を改め、再軍備に踏み切った。東西冷戦の最前線に位置し、西側陣営の圧力があってのことだが、それには徹底したナチスの断罪と隣国との和解が大前提だった。米国と仲良くやってさえいればよかった日本とは根本的に異なっていた。
ところが日本ではいま、過去を正当化しようとする議論がまかり通る。A級戦犯を合祀(ごうし)した靖国神社に小泉首相は参拝を続け、それが近隣諸国の不信を招いている。その一方で9条まで変える、まして堂々と軍隊を持つとなれば、さらに不信をふくらませかねない。
自衛隊は一流の装備を持ちながら海外ではきわめて抑制的に振る舞い、武力行使はしない。愚直なほどに原則にこだわり続ける姿勢が、国際社会における日本の「平和ブランド」をつくってきた。戦後日本が築いた資産のひとつだろう。9条を変えるなら、それを捨て去るのかどうかの議論が欠かせない。
憲法を改めることで暮らしよい世の中になり、日本が国際的にも尊敬されるなら拒む理由はない。政治に求められるのは、単なる世直しムードを超えて、改憲することの利害得失を大きな視野で見極めることである。
(引用ここまで)

…相変わらずというか、どこに議論を誘導しようとしているかミエミエな文章です。
冒頭から先日疑問を呈した「朝日のアンケート」から始まっています。どうやら今回も朝日の都合の良い数字を並べて、いかに現在の改憲論が意見ではなくてイメージだけなのかを強調したいようです。
永田町で議論されている改憲論と、国民の間で議論される改憲論は、ずれていて当然です。いざ有事という時に駆り出されて戦場に行く立場の人間とそうでない人間の意見が同じである筈が有りません。そんな無意味な事を持ち出してまで改憲派の足並みが揃っていない事を際立たせて、憲法改正時期尚早という方向に持って行きたいのでしょう。
朝日新聞に言われるまでも無く、私は日本国憲法第9条は「世界に冠たる平和憲法」だと思います。第9条第1項は安易に変えるべきでは無いと考えます。ですが、「国を守る為の戦力」を持たずに国を守るのは不可能です。日本の国を守ってくれている自衛隊をこのまま違憲状態にしておく訳には行かないと思うのです。自衛隊が居なかったら、誰が日本を守るのでしょうか?(米軍というツッコミが多数有りそうですが)
第9条第2項の「戦力の不保持」と自衛隊は明らかに矛盾しています。本来は自衛隊(警察予備隊)の発足時の1952年に憲法を改正していなければいけない内容だったと思います。
古来、軍隊を持たずに国が栄えた例は有りません。国で有る以上は軍隊保持というのは避けて通れない道です。戦力不保持というのは周辺諸国全てとの良好な友好関係でも構築出来ない限りは絵に書いた餅でしかありません。現在の日本と周辺諸国との関係を考えれば尚更でしょう。
いざ周辺有事となった場合に我々の生命と財産を守るのは自衛隊です。50年以上も国を守ってもらって置きながら、憲法改正となると「自衛隊は軍隊ではない」という解釈で逃げるのはどうかと思います。明らかに拡大解釈であり、このまま続けていると憲法を逸脱した行為も解釈次第で可能になってしまいます。
新しい憲法条文に「専守防衛」という内容を盛り込むのであれば、私は自衛隊を合憲にする為に憲法を改正するべきだと考えます。有事の際に防衛の為に戦えないような実の無い憲法は改正すべきだと思います。そのうえで憲法に明文化されている事のみ可能としなければ解釈次第で憲法自体が骨抜きになってしまいます。
某自民党幹事長代理の訪米の際のスピーチのような国連常任理事国入りを目指した「国際貢献」の為の憲法改正論こそ時期尚早です。彼の次期総理候補らしからぬ右傾化した考え方は非常に危険です。日本の国際貢献が軍隊派遣である必然性が現段階では有りません。まだ軍隊派遣以外での国際貢献の方法が議論されていない段階から憲法改正を勝手に「民の声」にされては困ります。彼には別な「神の声」が聞こえてしまっているのではないでしょうか?
日本国憲法が施行されてから58年になります。そろそろ真剣に改正すべき部分を議論しなければいけない時期に来ているのではないでしょうか?今回の憲法改正論の高まりが良い方向へ向かう事を期待します。

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リュウは春眠中です

2005年05月02日 | 日記
今日は日当たりが良かったので、うちの犬が庭で無心に寝入ってました。
ぐっすり眠っていたようで近付いても気付かなかったので写真を撮って見ました。
あんまりぐっすり寝ていると心臓肥大を患ってる犬だけに心配になってしまいますが、毎日5キロ以上散歩で歩いているので元気一杯のようです。

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天皇賞(春)回顧 伏兵スズカマンボ差し切り勝ち

2005年05月01日 | 競馬
今日は競馬の天皇賞(春)(GⅠ)が有りました。今年の天皇賞はゼンノロブロイやタップダンスシチーが出走しなかったので、史上稀に見る本命不在の混戦となりました。
レース直前に1番人気は5.4倍でリンカーンになりました。前走で復調を感じさせるレースをしていたとは言え、前年13着に敗れている馬が1番人気になるあたりに今年の混戦ぶりが象徴されていたと思います。
スタート前から雨が降り出した中でスタート。ビッグゴールドが先頭に立ちましたが、それを交わしてシルクフェイマスが先頭に立って引っ張る展開になりました。かねぴ~はレース前に雨が降り出した段階で、この馬が逃げることを予想していました。良馬場条件だった馬だけに、馬場が渋った場合は捨身の逃げしか活路は無いので、四位騎手は勝ちを諦めていなかったという事でしょう。馬が抑えられなかっただけという感じも否定出来ませんが。
差の有る2番手にビックゴールド、好位の内にザッツザプレンティ、外側にヒシミラクルが付けましたが、ヒシミラクルは明らかに折り合いを欠いていました。この段階でヒシミラクルを本命にしたかねぴ~の馬券はダメだと思ってました。
アイポッパーが好位の後ろあたりに付けて良い位置取りに見えましたが、マカイビーディーヴァは後方の位置取りでリンカーン・ハーツクライあたりは最後方でしたので、いくらなんでも届かないと思えました。
シルクフェイマスのペースは淀みなく進み、3コーナーあたりから馬群が一団に固まり、シルクフェイマスに替わってビッグゴールドが先頭に立って4コーナーに入りました。
好位に付けていたヒシミラクル・ザッツザプレンティは後退して、ビッグゴールドが抜け出しました。その内側からスズカマンボが伸びてきて先頭に並びかけて、アイポッパー・トウショウナイト・リンカーン・ハーツクライあたりが上がってきました。
結局13番人気のスズカマンボが3:16:5のタイムで1着でゴールイン。2着は1馬身1/2差で14番人気のビッグゴールド・ハナ差の3着がアイポッパー。3連単は193万馬券の大波乱になりました。
その他の人気馬ではリンカーン6着、マカイビーディーヴァ7着、ヒシミラクル16着、シルクフェイマスは最下位の18着でした。

1着のスズカマンボは3歳時に古馬混合の朝日チャレンジCを制していますが、2000mのレースで相手に恵まれた感が有りました。その後も菊花賞6着・鳴尾記念2着・前走の大阪-ハンブルグCではビッグゴールドの3着に敗れていました。正直、今になってもこの馬が好走した理由が見当たらない感じがしています。安藤勝己騎手のラチ沿いキープの4角イン攻めが効を奏したという事でしょうか。
2着のビッグゴールドは、今回の出走馬の中でブリットレーンと2頭だけが連勝して本番を迎えた馬なので、連勝の勢いがGⅠでも通用したと言う事でしょう。シルクの逃げが離して逃げていたので、ビッグゴールドにとっては2番手でも逃げ同然で展開が向いたとも言えますが、ラップが12秒台で推移して上がり3ハロンが全て11秒台のレースで2着に踏ん張ったのは評価出来ると思います。和田騎手の好騎乗と言えるのではないでしょうか。宝塚記念に出走出来れば面白い存在になると思います。会社の先輩が「JRAのCMでBIGTIMEって言ってるからビッグゴールド」という言葉を聞き流していた事が悔やまれます。
3着のアイポッパーは勝ち馬とほぼ同じ位置取りでしたが、4コーナーの内外の差が最後まで効いたようです。サッカーボーイ産駒の末脚がサンデーサイレンス産駒程では無いという事かも知れません。今回は重賞未勝利で3着ですから善戦と言えるでしょう。
リンカーンは去年に比べれば見所の有るレースだったと思いますが、いかんせん道中の位置取りが後ろ過ぎました。切れ味だけでは他馬を圧倒する程の力は無いと思います。
マカイビーディーヴァは前走に比べれば日本競馬に対応出来ていました。メルボルンCとの10秒のペース差が埋められなかったのと、馬体重が戻らなかったのが敗因でしょう。もっと早く雨が降り出していたら違う結果になっていたかも知れません。
ヒシミラクルはスタートから騎手との折り合いを欠いて大敗してしまいました。やはり叩き良化型だけにトライアルを使えなかった事が悪い方に作用していたと思います。それと今回のレースが上がり勝負になった時点でこの馬に勝機が無かったと言えます。

今回かねぴ~の天皇賞(春)予想は、
◎ヒシミラクル
○アイポッパー
▲マカイビーディーヴァ
△ザッツザプレンティ
△シルクフェイマス
△リンカーン
でしたので、全くカスりもしませんでした。面目無いです。
今年の春のGⅠは難しいレースが続いていますね。次のNHKマイルカップも難しそうですが、なんとか当てて取り戻したいと思っています。

第131回天皇賞(春)(GI)

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