かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

サッカー元日本代表 前園真聖引退

2005年05月23日 | サッカー
19日にサッカー元日本代表の前園真聖選手が引退を表明しました。Jリーグ草創期のスター選手がまた一人ユニフォームを脱ぐ事になりました。サッカー選手の活躍できる期間の短さを改めて思い知らされた感じがします。
前園と言えば96年のアトランタ五輪のキャプテンとして28年ぶりの五輪出場を果たした頃が懐かしく思い出されます。中田英・川口・城彰二などのメンバーと「マイアミの奇跡」を演じ、次代の日本代表を担う存在になる選手だと思っていました。オリンピック代表の頃は中田英が脇役に思えるほど前園は輝きを放つプレーをしていました。思えば横浜フリューゲルスに居た頃の彼が全盛期だったという事なのでしょう。フリューゲルスサポーターだったかねぴ~には前園の輝いていた頃が忘れられません。
オリンピック後にスペインリーグ(セビリア)移籍の話が出ましたが合意に至らなかった事が彼のモチベーションを下げてしまったのでしょうか、ヴェルディ川崎に移籍して以降の彼は度重なるケガも有り、以前の輝きを失ってしまいました。元々ドリブラーとして活躍していましたが、前園選手はフィジカル面で優れていると言うよりも「体のキレ」で勝負するタイプでした。この体のキレというのが曲者で、一度落ちてしまうと簡単には取り戻せないという事が彼を見ていて痛感させられました。
98年にブラジルのサントスFCに移籍してから2年間ブラジルでプレーし、2000年はJ2湘南ベルマーレでプレーしていました。この年にたまたま試合を見る機会が有ったんですが、背中に「NAKATA.NET」の文字を背負ってプレーする彼を見て寂しい思いを感じたものです。アトランタ後に輝きを増して行った中田英の陰で輝きを失って行った前園の姿でした。
報道ステーションが始まったばかりの頃に中田英がゲスト出演していた事が有りましたが、日本代表で一緒に中盤を組みたい選手は?と古館さんから問われた時に、「前園さんです」と応えていたのが印象的でした。中田英にとってはアトランタで一緒にプレーした前園が一番インパクトを残していたのでしょう。

31歳、まだまだこれから活躍出来る年齢での引退という事になってしまいました。日本代表に欲しいドリブラーだけに非常に残念です。前園選手、今まで長い間お疲れ様でした。今後は未定のようですが、是非指導者として第2の前園を育てて欲しいと思います。

昨日のキリンカップのペルー戦で三浦淳宏選手がスタメン出場して頑張っていました。前園選手の引退でまた一人横浜フリューゲルスの選手が減ってしまいましたが、その分も三浦淳には今後も頑張って欲しいと思います。

前園が引退 普及活動に携わる方針

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