かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

オークス出走馬確定

2005年05月21日 | 競馬
5月22日に東京競馬場で行われるオークスの枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

今回の予想
◎4シーザリオ
○5エアメサイア
▲9ディアデラノビア
△7レースパイロット
△6アドマイヤメガミ
△18ジェダイト

枠・馬番・馬名・騎手・厩舎の順
1-1 エリモファイナル(内田博幸・大久保正陽)
1-2 ブリトン(田中勝春・武邦彦)
2-3 コスモマーベラス(柴山雄一・中村均)
2-4 シーザリオ(福永祐一・角居勝彦)
3-5 エアメサイア(武豊・伊藤雄二)
3-6 アドマイヤメガミ(池添謙一・松田博資)
4-7 レースパイロット(蛯名正義・松田国英)
4-8 アスピリンスノー(小野次郎・森秀行)
5-9 ディアデラノビア(デザーモ・角居勝彦)
5-10 ライラプス(後藤浩輝・松田国英)
6-11 エイシンテンダー(武幸四郎・武邦彦)
6-12 ピューマカフェ(須貝尚介・小島太)
7-13 ランタナ(江田照男・大江原哲)
7-14 ジョウノビクトリア(横山典弘・森秀行)
7-15 ヤマニンアリエル(柴田善臣・浅見秀一)
8-16 ビッグフラワー(北村宏司・中尾正)
8-17 ショウナンパントル(吉田豊・大久保洋吉)
8-18 ジェダイト(藤田伸二・池江泰郎)

過去に馬券的にはあまり相性が良くないオークス。ここまで春のGⅠブログ予想は2勝2敗なので、ここを当てて一気に春競馬プラス決算を確定させたいものです。
今年のオークスの注目は、やはり角居厩舎の2頭、シーザリオ・ディアデラノビアだと思います。
桜花賞で道中モタつきながらも僅差の2着に入ったシーザリオ。名前の由来はシェークスピアに登場する「男装の麗人」の名前だそうですが、2戦目の寒竹賞で牡馬のクラシック有力馬を破っているあたりは男勝りと言った感じです。その寒竹賞で2000mをこなしているのでこの馬は距離面の不安も無さそうですし、関東への輸送も3度目で経験豊富なのも好材料です。東京コースは初めてになりますが、父スペシャルウィークという血統面から考えて問題は無いと思われます。ただラインクラフト・デアリングハートの2頭が不出走になった事で人気が実力以上に過剰に集まっているような気がします。オークスと言えばテイエムオーシャンですら敗退しているレースですので、あまり人気が集まるようだと馬券的妙味は少なそうだと思います。
フローラSで上がり3ハロン33.8秒の豪脚で差し切ったディアデラノビア。サンデーサイレンス産駒で母親がアルゼンチンのオークス・ダービーを勝っているポトリザリスという血統です。アルゼンチンの血統と言っても私はアルゼンチンタンゴぐらいしか知りませんので、予想に頭を悩ましています。折り合いを欠いたチューリップ賞を除くと常にレース最速の上がりタイムを記録しているだけに、東京競馬場での末脚勝負には非常に向いていると思います。前走で東京コースを経験し、輸送もクリアしているのは大きいです。ただ420キロ前後の小柄な牝馬でありながら、桜花賞出走を目指してトライアルレースで無理に連闘したダメージが抜けているのかが問題です。ただでさえ繊細なサラブレッドですから、短い期間で本当に体調が回復しているのかを確認しないと馬券は買い辛いと思います。
桜花賞4着で今回は人気を集めそうなエアメサイア。母が98年オークス2着のエアデジャヴーで、武豊騎乗という事も後押しになっているようです。この馬は上がり34秒台を確実に繰り出して来ますが、一瞬の切れ味というよりも長く良い脚を使うタイプです。それだけに切れる馬との勝負になると歩が悪そうに思えます。今回は初めての輸送競馬になる上に、サンデーサイレンス×ノーザンテースト牝馬という組み合わせの産駒のクラシック成績不振を含めて考えると少なからず不安要素は有りそうです。武豊騎乗で実力以上に人気が集まるようだと買うのが難しい選択になりそうです。
フローラS2着で出走権を獲得したレースパイロット。サンデー産駒でキングカメハメハの半妹という血統でデビュー前から注目されていましたが、前走では先行抜け出しの横綱相撲で僅差の2着でした。一瞬の切れ味では見劣りしますが、一番強い競馬をみせていたと思います。ミモザ賞1着→フローラS2着は平成13年の勝ち馬レディパステルと同じ臨戦過程で期待出来ます。ただ中間で軽度の繋靭帯炎を発症したようで、調整が順調さを欠いているようです。坂路調教で好タイムを出しているので心配無いかも知れませんが、兄も故障で引退しているだけに注意が必要です。まあレースに出走しているサラブレッドで不安要素も無く全く無傷という馬は居ないでしょうが。
スイートピーSを制して桜花賞12着から立て直して来たライラプス。フレンチデピュティー×フサイチエアデールという組み合わせの血統から考えると2000m前後の馬に思えます。ただ東京コースは2戦2勝と相性が良いのでマークが必要です。骨折で四位騎手から後藤騎手に乗り替わりになりましたが、先週の京王杯を制した後藤騎手の手綱捌きに注目したいと思います。ただ最近10年でスイートピーS組の連対例は一度も無いので、桜花賞直行組に比べて割り引いて考える必要が有ります。
桜花賞6着のエイシンテンダー。チューリップ賞勝ちの実績が有り、桜花賞は位置取りが後ろになったのが敗因でした。今回はすんなり先行が期待できるので人気になっています。ただこの馬はデビュー戦から2戦続けて1200mを使われているので、母の父がタイムフォーアチェンジという血統面からも適距離としては短~中距離の馬だと思われます。スローペースの上がり勝負という条件が揃えば面白い存在です。
桜花賞9着だったアドマイヤメガミ。エルコンドルパサー×サンデーサイレンス牝馬という血統面も魅力で2000mを走った経験が有り重賞連対実績が有るので人気になっています。まだ1勝馬で取りこぼしが多いですが、一発はまれば面白い存在です。
その他にもフローラS3着でスキーパラダイスの子アスピリンスノー、忘れな草賞勝ちのサンデー産駒ジェダイト、ウインマーベラスの妹ジョウノビクトリア、2歳女王ショウナンパントルなどの有力馬が居ます。
今回のかねぴ~の予想としては、シーザリオの優位は間違い無いと思います。3戦で手綱を取った福永騎手に戻るので安心です。問題としては相手で苦慮しました。ムラの有るディアデラノビア、不安の有るレースパイロットあたりは多少狙いを下げざるを得ません。そうなると角居厩舎の間に割って入る存在としてはエアメサイアを対抗にしました。あとはアドマイヤメガミ、忘れな草賞勝ち馬のジェダイトを抑えました。上位3頭の馬連ボックスと、◎-△への馬連流し馬券で勝負したいと思います。
◎4シーザリオ
○5エアメサイア
▲9ディアデラノビア
△7レースパイロット
△6アドマイヤメガミ
△18ジェダイト
ただ前日オッズでシーザリオの単勝が1.5倍でした。他馬とそこまでの力量差は無いと思いますけど。今回は配当が期待出来ないレースになりそうです。

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